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【保存版】Deep Learning入門者が参考にすべき書籍・サイトまとめ

本のイメージ

「deep learningって何が何だかわからない!今から学ぶのに入門者向けの良いものはないの?」このように思う方もいますよね。

AI(人工知能)についての話を見るとセットで出てくることの多いdeep learning。そこで今回は入門者が参考にすべき書籍やサイトを各テーマに沿ってご紹介します。

例えば、AI(人工知能)の全体像を理解しながらdeep learningを捉える入門書、数学にウェイトを置いた本、入門レベルから実装できる本、そして学習サイトと幅広くお伝えしますので、これらを活用してdeep learningの入門レベルから自信をもって話せる段階へステップアップしましょう。

deep learning入門としてまずはAI(人工知能)の基本を押さえる

人間のイメージ

それでは、まずはAI(人工知能)の基本について押さえた本からお話します。

deep learningについて学ぶ入門書として一番初めに読んでおきたいのは「人工知能は人間を超えるか」です。

この本の著者でAI(人工知能)の第一人者でもある松尾豊さんはAI(人工知能)の今と今後の展望についてきちんと理解できるようにするため、これまでAI(人工知能)の開発で研究者が辿ってきた道のりや現在の課題、基礎的な理論を初学者でも理解しやすいようわかりやすく説明しています。

松尾さんによるとこれまでAI(人工知能)が抱えていた壁は「必要な情報を見極め獲得する力」でした。そしてこの壁を突破できるかもしれないと期待されているのがdeep learning。

この本では、AI(人工知能)の基礎的な内容を押さえ、deep learningがこれとどのように関係しているかを理解することで今後の学習として良き足掛かりとなること間違いありません。

人工知能は人間を超えるか

deep learning 入門者が最低限必要な数学を押さえる

数学のイメージ

ところで、deep learningの入門として数学の理解も必要になってきますよね。

そこで参考になるのは石川聡彦さんの「人工知能プログラミングのための数学がわかる本」です。

この本の良いところは、機械学習やdeep learningで最低限必要となる数学の基礎知識を丁寧に学べるところ。数学の基礎知識は、中学レベルの段階から解説が始まっているので、必須内容である微分や確率・統計、線形代数へと無理なくステップアップすることが可能。

本では各項目がどのように使われるか説明されているので、目的意識を持ちながら学習を進めることができ、とても魅力的ですよね。

後半ではpythonというプログラミング言語のコードを動かす章もあるのでより本格的に理解することができるようになります。

人工知能プログラミングのための数学がわかる本

deep learningの入門者でもエクセルで実装できる

エクセルのイメージ

そして、「deep learningはどうして動くのか」という入門者の疑問に答えてくれるのが「Excelでわかるディープラーニング超入門」。deep learningについて基礎的な解説がなされているのは勿論、実際に手を動かしながら学ぶことができます。

この本の良いところは私たちが普段使っているエクセルを使うということです。ですから本書ではエクセルの使い方を確認、復習することもできます。そしてdeep learningの入門者にとって壁となる大学レベルの数学はエクセルに任せるので初学者の負担にならないよう配慮されています。

難しい数学やプログラミング言語といった専門知識がなくてもいいので数学に自信がなかったり文系の方でもストレスなく学習することができるのでおすすめです。

Excelでわかるディープラーニング超入門

deep learningに役立つpythonの入門書

pythonのイメージ

deep learningを実装する場合、プログラミング言語を習得する必要がありますよね。そのプログラミング言語としてpythonが役に立つ言語の一つとされています。

そこでおすすめしたいのが「独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで」。

pythonはdeep learningだけでなくプログラミングの入門としても最適で、この本の著者のコーリー・アルソフさんは独学で学習を進めていったプログラマーです。本ではpythonを通してプログラミング全般の知識を体系的に学べるようになっています。

また、仕事をする上で必要な知識もカバーされているのでプログラマーになりたいという方にも最適。自身の体験に基づいて書かれているので学習を進めていく上で良き指針となってくれることでしょう。

独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで

pythonを使ってdeep learning入門レベルからでも実装してみる

プログラムをしているイメージ

今度はdeep learningの入門者で、pythonについて慣れているという人向けの本です。それは「ゼロから作るDeep Learning――Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装」。

この本はpythonを使いゼロからコードを書くことでdeep learningを実装しつつ内容の理解ができるようになっています。deep learningはなぜ優れているのかや理論について入門者が疑問に思うであろう内容も押さえてあるので痒い所に手が届く本です。

「ゼロから作るDeep Learning 2――自然言語処理編」という続編もあり併せて取り組むことで現在の技術の裏側を直に触れることができるでしょう。

ゼロから作るDeep Learning――Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

deep learningの入門者向け講座が揃っているオンライン学習サービス

オンライン講座を見ているイメージ

ここまでdeep learningの入門者に役立つ書籍を紹介してきました。概要を理解する本や数学、実際に作ってみる本などありましたが勿論オンライン上で学習するサービスもたくさんあります。

その中で一つ目におすすめなのは「Aidemy」です。

このサイトはプログラミングが初めてという方でもpythonの使い方から学習できるのが魅力。また、今使っているインターネットブラウザ上でコードを書くことができるので手軽に始めることができます。

Aidemy

二つ目は「AI Academy」です。

Aidemyと同じくpythonの基礎から学習できるのは勿論、deep learningの入門や実践など幅広く講座が用意されています。ですのでdeep learningの入門を勉強した後他に勉強したいことが出てきてもその学びたいという気持ちや好奇心に応えてくれるでしょう。

AI Academy

 

本のイメージ

今回は「Deep Learning入門者が参考にすべき書籍・サイトまとめ」と題しdeep learningを入門レベルから理解していくのに参考になる書籍やサイトをたくさん紹介してきました。

AI(人工知能)の全体像からdeep learningを捉える、実際に作ってみるなど入門レベルからであっても理解していく方法や切り口はたくさんあります。

これから一番大切になるのは今のAI(人工知能)にできることとできないこと、そしてdeep learningによってAI(人工知能)がどのように発展していくかをきちんと把握し偏った知識に惑わされないこと。

deep learningを理解し説明できたり実際に作れるようになることを通して今後の発展に正しく期待できるといいですよね。

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