最近AIAIって言うけど資格ってあるの？気になるので調べてみた

AI(人工知能)が私たちの生活に浸透しはじめ手軽に利用もできるようになってきていますよね。例えば、スマートフォンにおける音声認識、およびその音声認識による適切な情報提供といったことも。このようにAI(人工知能)が発達し、浸透してきていることを実感できます。このように、私たちの生活の中においてAI(人工知能)の恩恵を受けることが多くなったことで、生活の質が向上していることも事実です。

一方で、AI(人工知能)をより使いこなしながら、新しい技術やサービスを創造していくためには、AI(人工知能）に関する学習を進めていく必要がありますが、このAI(人工知能)の学習を進めていくためにはどのようにすればよいでしょうか。一番手っ取り早いのは、勉強をしてAI(人工知能)に関する資格をとることです。

しかし、AI(人工知能)に関する資格はどのようなものがあるのでしょうか。

例えば、AI（人工知能）に関係があるIT関連ではITパスポートというITの資格を取得できる試験があります。ではAI（人工知能）でもITパスポートのような資格はあるのでしょうか。

そこで今回は、AI（人工知能）に関する資格について主なものをご紹介します。

ディープラーニング系の資格について

まず1つ目の資格は、ディープラーニング系の資格。この資格は、日本ディープラーニング協会が主催する試験に合格することによって得られるものです。

AI（人工知能）の資格なのにディープラーニング？となった方、いますよね。それではまずはその方に向けてディープラーニングを簡単に説明します。

このディープラーニングの研究が進むことにより、これまでコンピューターが苦手としていたルールのない例外処理への対応、さらに想定外の問題に対しても対応し、解決できる可能性があるとされています。

そして、そのディープラーニングの知識に関する資格として、G検定と呼ばれるジェネラリスト検定、E資格と呼ばれるエンジニアの2つあるのです。

G検定（ジェネラリスト検定）について

G検定（ジェネラリスト検定）の資格とは、先ほど説明したAI（人工知能）の手法ディープラーニングの基本的な知識を持ち、適切な活用方針を決めて事業を行う能力を持つ人材に与えられる資格です。ジェネラリストと位置づけています。

試験は年に2回。出題問題はシラバスから出題されます。

E資格（エンジニア資格）について

一方、ディープラーニングの検定では、E資格（エンジニア資格）といった資格も取得できます。このE資格（エンジニア資格）は、G検定（ジェネラリスト）よりもAI（人工知能）エンジニア向けの専門な資格。

日頃からの学習に加えて認定プログラムを受ける必要があるため、少し時間も手間もかかることや、G検定（ジェネラリスト検定）よりも難易度が高いです。ですから、専門的な知識やAI（人工知能）エンジニアとしての腕を身につけて試験に挑みましょう。

なお、これらの2つの資格を主催しているディープラーニング協会は、大学や企業など、AI(人工知能)をもとに将来の事業・研究を進めている機関などで組織されている団体。ですからこれらの資格を取得する価値については高いとされています。

一般社団法人日本ディープラーニング協会

AI（人工知能）開発に必要なPython（パイソン）系認定試験

次にご紹介するのは、Python（パイソン）系の資格です。

実はこのPython、AI(人工知能)を実装するためによく使われているプログラミング言語なのです。

ではこのPythonの資格について紹介しましょう。

主に2つの種類があり、Pythonエンジニア育成推進協会が主催して試験が実施しています。

Python3エンジニア認定基礎資格

1つ目の資格はPython3エンジニア認定基礎資格です。

試験は通年で開催され、全国の指定試験会場でオンラインで受験。試験問題は40問、70％の正答率で合格となります。

Python3エンジニア認定データ分析資格

基礎の試験以外にももう1つ、Python系の試験としてPython3エンジニア認定データ分析資格があります。

最近では、AI（人工知能）などのデータ分析の業務に携わるデータアナリストと呼ばれる職種が増えています。また、大学においてもデータ分析を専門に行う学部が増えたりととても重要な資格です。

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会

今回は、AI(人工知能）をもっと知る上で必要となる、また役に立つ資格として、ディープラーニング協会のG検定（ジェネラリスト検定）・E資格（エンジニア資格）やAI（人工知能）の実装に必要なPython系の資格についてご紹介しました。

今後、AI（人工知能）は様々な業種で活用され、生活になくてはならない存在になっていきます。ですから今のうちにAI(人工知能）に関する知識をつけておくことで、一歩先をいく人材としてレベルアップしておいけると良いですよね。

そのためにも今のうちにG検定（ジェネラリスト検定）・E資格（エンジニア資格）といったAI（人工知能）関連の資格やAI（人工知能）エンジニアやデータアナリストに必要なPythonの資格を今のうちに取得しておきましょう。