近年、私たちの周りには様々なロボットが登場していますよね。そういったロボットについて学ぶために高等学校や塾でロボットを動かすためのプログラミング授業が登場し、話題になったりしています。
今日はそんな生活に溶け込みつつあるロボットの最大規模のイベント、ロボットフェスティバル2018、通称ロボフェスについてご紹介します。
ロボットフェスティバル2018とは東京工芸大学が主催となって行うロボットのお祭りイベントで、小さな子供から大人まで誰でも、観る・応援する・作る・体験することでロボットの世界を楽しむことができるんです。
さまざまな楽しみ方ができる、ロボット系イベントの祭典について、その詳細を見ていきましょう。では早速その中身をお伝えします。
ロボットフェスティバルの概要
まずは概要についてです。
続いては競技エリアと体験エリアで行われたロボットのイベントについて、それぞれ見ていきましょう。
学生チームが頂点をかけて競い合う競技エリア
競技エリアでは、
これらの競技は学生から成るチームが優勝を目指してそれぞれのコンテンツで競い合うロボット競技のイベントです。
参加する学生チームは全国各地で行われた予選トーナメントを勝ち抜いたチームで、日本のロボット競技イベントの頂点を競い合う、まさに頂上決戦であったと言えるでしょう。
「マイクロマウス」は迷路を賢く解くロボットの競技イベントと言われ、スタートからゴールまで、複雑な迷路を高速で走り抜ける、運動性能とAI(人工知能)を組み込んだ小型自律ロボットが大変魅力的な競技です。
この迷路を解く競技の以外にも、地面に引かれた白線を賢く速く走る(トレース)タイムを競うロボトレース競技も開催されました。
ロボット自身が考えて戦う「自立型」と人間が操縦する「ラジコン型」の二種目に分かれて競技が行われ、どちらも全長20cm、重量3kgのロボットが、迫力あるスピードとパワーでぶつかり合い、勝負はなんと一瞬で決ってしまうのです。
操縦者の一瞬の判断や製作チームの工夫されたアイディアで繰り広げられ、こんな迫力ある戦い一度は見てみたいですよね。
参加するチームそれぞれに個性があって、様々な形状や予測できない動作をするロボット達が、戦いのリング上で熱い戦いを行います。どんなロボットが頂点に君臨するか見てみたいですよね。
この競技で使われるロボットは、周囲の状況を把握するカメラを用いて、どういった動きをすればサッカーの無数の局面に対して有益な行動となるかを自分で判断して行動をするといった高度なことが求められています。
人間による操作無しに全て自律でサッカー競技をするこの競技は非常に難しいことで知られているようです。ですから研究成果の実験・発表の場であることはもちろん、私たちが先端科学と技術に接することができる絶好の機会でもあるので是非一度見に行ってみたいですよね。
気軽にロボットと触れあえる体験エリア
続いての体験エリアでは、
工作体験ではぷるぷると動くネズミ型のロボット作りや相撲ロボットのプログラミングが体験できました。そしてなんとドローンの操縦まで体験できます。
どれも子供から大人まで幅広い年代の方が体験できる素晴らしいイベントでしょう。今までロボットに関わりがなかった方でも気軽にロボットを動かす体験ができるイベントは非常に魅力的ですよね。
ロボット系イベント最大規模の「ロボットフェスティバル」は様々な種目や体験項目があって楽しそうでしたよね。
毎年開催されているロボットの伝統あるイベントでは全国から選りすぐりのチームがしのぎを削って競い合う、見ているだけでわくわくするような競技となっていました。
この競技エリアでは他にも様々なロボットが活躍していて、製作チームの面白いアイディアにも触れることができるでしょう。また、気軽にロボットの仕組みに触れあうことができる体験エリアでは、実際にロボットを動かすまでの組み立てやプログラミング、そして操縦まで体験することができました。
もしロボットに興味があるけど、どうしたらロボットに関われるかわからないという方には、おすすめのロボット系イベントと言えるでしょう。