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なかなか理解できないAIとIoTの違いを5分で解説!

なかなか理解できないAIとIoTの違いを5分で解説!

「IoTを導入したら売り上げが増加した!」「ウチの会社でもAI(人工知能)が導入されてさ!」みなさんも職場やインターネット、テレビでこんな会話を耳にすることが増えましたよね。そうすると考え始めるのは、「オレの職場でもAI(人工知能)を導入しなければ!」「IoTって必要そうだな!」なんて、漠然とした危機感を感じるのかもしれません。しかしみなさん、本当に「AI(人工知能)とIoTの違い」ちゃんと分かっていますか?

・・・。その違い、けっこう難しいですよね。「AI=人工知能…。人間みたいなことができるよね!」「IoTはモノとインターネットを繋ぐやつで…。」といった感じで、AI(人工知能)がどんな技術で、どんなものと組み合わされることによって作られ、どこなら活躍できるのか、逆にIoTはハードウェアとインターネットがくっ付いただけのことを指すのか、最適な活用法は何なのか、実はその答えは曖昧で、本質的な違いをしっかり理解している人は意外と少ないです。

そこで今回は、なかなか理解難しいAI(人工知能)とIoTの違いを知ってもらうために、それらの定義と主な違い、互いの役割をお伝えしていきます。AI(人工知能)とIoTの違いについてきちんと知ることで、身近なところで活用できたり、より大きな視点で、その必要性を感じられるようになったりできるでしょう。では、早速その中身を見ていきましょう。

「AI」と「IoT」それぞれの定義とは

「AI」と「IoT」それぞれの定義とは

では、最初に「AI」と「IoT」の定義を確認していきましょう。

「AI」の定義

AI(人工知能)の正式名称は「Artificial Intelligence」日本語では「人工的な知能(人工知能、AI)」で、人間の脳で行われている作業をコンピュータが模倣して、人間の自然言語の理解や論理的な推測、経験からの学習などをするプログラムのことを指します。

しかし実際のところ、AI(人工知能)についての厳正な定義は存在していません。なぜなら、AIの研究者、博識者などによってAIの認識や解釈が違い、明確な定義が決まっていないからです。

AI(人工知能)がどのように活躍していくのか、現状それが未知数であることも定義が決まっていない理由の1つでしょう。現在、皆さんが話に聞いたり、どこかで活用したりしているAI(人工知能)は、ドラえもんのようになんでもできちゃう汎用AI(人工知能)では無いんですよね。それはただ単に「各専門に特化したAI(人工知能)」であり、人間のような存在ではありません。私たちが期待しているような「ドラえもん」はまだまだ先の未来と言っていいでしょう。

「IoT」の定義

IoTのイメージをなかなか掴めていない方も多いのではないでしょうか。本来IoTとは、「膨大なデータを収集するための手段」です。IoTによって集められたデータを素にして、新たな価値を生み出すためのひとつの道具でしかありません。

なので、「IoT向けにこんな製品を出そう!」といった単発的な考え方は、危険ということだけは覚えておいてください。IoTを導入する上での注意点として、サーバーや専用アプリのコストがかかるということ、それに伴って必然的にユーザーへの負担が増えることを踏まえると、まずは、IoTを活用するとどんなデータが得られるのか、それがどんな形で新たな価値を生み出すことができるのか、を考えることが重要なのかもしれませんよね。

また、IoTは、「インターネット」と繋がったモノだけではなく、「スマートフォン」と連動するモノもIoTと呼ばれていることをご存知でしょうか。スマートフォンがエッジデバイスになっている中で、モノとスマートフォンが連動することが当たり前になっていますよね。

IoTとAI(人工知能)の関係とは

IoTとAI(人工知能)の関係とは

前述ではAI(人工知能)とIoTの定義についてお伝えしてきました。それぞれの定義から、AI(人工知能)とIoTの違いを説明と、

AI(人工知能)は「データを分析して活用するもの」
IoTは「データを収集するもの」

といった違いがあるのではないでしょうか。この2つの違いをきちんと知ることで、どのように活用するのか、その答えが見えてきたのではないでしょうか。

また、AI(人工知能)とIoTには大きな関係があることもぜひ知っておきましょう。
AI(人工知能)とIoTの関係を語る上で重要なのは「ビッグデータ」です。今までAI(人工知能)は、形のある「構造化データ」とSNSなどの形のない「非構造データ」を収集し、ビッグデータとして活用してきました。しかし近年、IoTが本格的に導入されていく中で、IoTデータもAI(人工知能)による分析に活用されるようになったのです。

また、構造化データや非構造化データと比べて、IoTが集めるデータは、ビッグデータで重要となる「3V」の質が高いと言われています。3Vとは、Volume(情報量)、Variety(多彩な種類データ)、Velocity(データ変動の発生頻度)の3つを表す言葉です。それらの質が最も高いIoTのデータは、ますますAI(人工知能)にとって重要なものになっていきますよね。

また、「AIoT」という言葉も生まれ、耳にしたことがある方もいるかもしれません。「AIoT」はシャープが登録商標している製品シリーズ名で、呼び方を「アイオット」といいます。このAIoTは、AIとIoTを組み合わせた技術であり、IoTデバイスの制御や運営をAIによってさらに最適化し、暮らしの支えに役立てるといったコンセプトが掲げられています。

 
いかがでしたか。今回はAIとIoTの違いについてお伝えしました。今はまだAI(人工知能)とIoTの違いがはっきり分かれていますが、近い将来、多くのモノが今以上にインターネットとつながり、その2つは今後さらに融合していくことでしょう。

そして、AI(人工知能)が自発的に必要なデータをあらゆるモノから収集して、分析・活用することが当たり前になっていくことで、AI(人工知能)がビジネスシーンの活用だけではなく、今まで定量化できずにそのリアルな実態がつかめなかった社会の問題をあらゆるデータの収集したことで解決することができたり、私たちの生活がより向上していくようになったりしていけば良いですよね。

参照元IoT、ビッグデータ、AIはどう関連するのか?
AIとIoTの融合が消費者、企業、エコシステムに与える影響とは?
勘違いされがちなAI/注意が必要なIoT、Cerevo岩佐氏・FRONTEO武田氏に聞く未来と現在

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