人工知能(AI)が活躍する場面が、日に日に広がりつつあり、みなさんのまわりでも、日常生活から職場に至るまで、人工知能(AI)の存在が目立ってきていますよね。さらに、シンプルな繰り返しだけではなく、高度で複雑な計算までこなすようになっており、ますます人工知能(AI)が活躍のシーンを広げています。
このように人工知能(AI)が活躍できる範囲を広げる一方で、人間のコミュニケーション力が重要視されてきています。友達や親しい人と信頼関係を築くために、そして、学校や職場で自分の成果を認めてもらうために、公私ともにコミュニケーションはとても重要な要素ですよね。
当然、人間ですのでコミュニケーションで失敗することもありますよね。うまくコミュニケーションを取れずに後悔したり悩んだりする場面もしばしばあるでしょう、こう言ったコミュニケーションの重要性に悩んでしまうのも、人間ならではではないでしょうか。
日々多くの人が、コミュニケーションに悩まされている中、なんと、人工知能(AI)があなたのコミュニケーション力をアップしてくれるという情報を入手いたしました。今まで、人工知能(AI)には苦手分野だと思われてきたコミュニケーションですが、ついに、人工知能(AI)が人間のコミュニケーションのお手伝いをしてくれる時代になりました。
今回は、「面接で失敗しないようにしたい」、「営業でいい成績を残したい」という方は必見、人工知能(AI)があなたのコミュニケーション力を磨くシーンについて詳しく解説いたします。
コミュニケーション能力とは
まず、コミュニケーションとい聞いて、みなさんはどのようなイメージを持っていますか?言葉巧みに高額な商品を売りつける、とか、センパイ社員に可愛がられる、とにかくモテる、などなど、色々なイメージが浮かんでくることでしょう。
ここで、コミュニケーションについて定義しておきましょう。
確かに、言葉の通じない国に行って、身振り手振りで買い物をするおばちゃんには、立派なコミュニケーション力があると言えますよね。
このように、コミュニケーションには多くの要素をバランスよく使う必要があるのですが、こんなに多くの要素が必要とされている中で、本当に人工知能(AI)がコミュニケーション力を鍛えることができるのでしょうか。
全てのコミュ要素を数値化
前述の通り、多くの要素を必要とするコミュニケーションですが、言語以外にも次の要素が必要となります。
- 声のトーン
- 目や表情
- 身振り手振り
2017年、株式会社NTTデータ(以下NTTデータ)では、動画と音声を元に、表情、感情、身振り、音声をデジタルパラメーター化する技術を開発しました。そして、その分析した数値を人工知能(AI)が分析し、コミュニケーション力を鍛えるという技術を開発しました。
すでに、その技術を使った実証実験がいくつかの生命保険会社行われており、人工知能(AI)がコミュニケーション分析する精度を上げてきました。そして、早ければ2018年度にもこの技術を使ったサービスが開始される予定です。
目は口ほどに物を言うのか?
それでは、人工知能(AI)がコミュニケーション能力を分析してアップするしくみを詳しく見てみましょう。
まず初めに、人工知能(AI)は対面コミュニケーションをしている人の動画の分析から開始します。そして、「表情」「身振り」「音声」について項目の数値化をします。
- 表情
笑顔・眉を八の字にする・顔をしかめる・目を見開く・息を吸い込む・口を閉じる・ニヤニヤ笑う
など21項目 - 身振り
頷き・停滞、など4項目 - 音声
相づち・テンションを含めた3項目
かなり多くの項目を数値化していますよね。さらに、これらのデータと人間による印象の評価を合わせて、人工知能(AI)に機械学習をさせ、コミュニケーション力アップについて学ばせます。
その結果、はじき出された分析結果は次の通りです。
- 感情と相手への興味・関心について数値化
「喜び」「怒り」「嫌悪」「軽蔑」「恐怖」「悲しみ」「驚き」「肯定」「興味」
次に、人工知能(AI)は、コミュニケーション力として求められる4つの値を算出します。
- コミュニケーションに求められる要素について数値化
「親しみ」「説得力」「熱意」「対応力」
最後に人工知能(AI)は、あなたのコミュニケーション力をアップするのため、このように的確なアドバイスを述べるのです。
あなたの最も得意なコミュニケーション要素は、お客様に親しみを持ってもらうことです。笑顔が多く、お客様に対して好意的に接しているため、好感を得る事ができています。お客様の発言内容に興味を持ち、積極的に質問することで親しみが向上します。」
いかがでしょうか、目だけではなく、顔の全てのパーツが口ほどに物をいう様子が分かりますよね。
今回は、人工知能(AI)がコミュニケーション力を鍛えると題して、人間の表情を細かく分析する様子について解説いたしました。
これまでは、どちらかと言うと人工知能(AI)は人間の感情的なものは苦手とされてきましたが、コミュニケーション中の顔の表情の細かな部分を読み取り、数値化することで、苦手分野を克服できるようになりました。
今後、人工知能(AI)はさらに多くのコミュニケーションの分析を経験し、ますます精度が上がっていくことが期待されています。具体的には、営業担当者のロールプレイ研修や就職活動生の面接練習などにも応用される予定です。
そして、早ければ2018年度中にもスマートフォンのアプリとして登場し、自分の動画を撮影することによって、人工知能(AI)にあなたのコミュニケーション力を鍛えてもらうことができるのです。ここまで細かく分析できるのは、AI(人工知能)ならではですよね。こんな頼りになる人工知能(AI)に、あなたのコミュニケーション力アップを託して見てはいかがでしょうか。
(デジタル大辞泉より)