AI(人工知能)とファイナンス

AI(人工知能)でetf!「etfって何?」って方こそ必見です!

投資先のイメージ

投資に興味を持っていても、全く知識がなければ手は出しづらいですよね。投資の全く素人でもできるようなそんな投資があればいいのに、と思っている皆さんに朗報です。

実は今投資の知識がない人でも手が出せる、AI(人工知能)が運用するETFと言うのがあります。なお、このETFを分かりやすく解説すると、株価指数に連動した投資信託のこと。こちらを利用すれば投資の知識がない人でも投資を行う事ができるのです。

今回は、このAI(人工知能)が運用するETFについてや、ETFそのものからどんなAI(人工知能)運用のETFを購入すべきなのかを解説します。ETF自体が分からないような人こそ読んで頂きたい内容です。

さて、まずはETFについてからお話しましょう。

そもそものETF、およびAI(人工知能)運用のETFとは

株価のイメージ

それでは、ETFに関して解説する前に基本的な事を押さえましょう。まず、一般的な株式などは証券会社を通して購入することが出来ます。ただし、この時当然ながら投資自体や購入する銘柄などの知識が必要となります。

つまり、それ相応の知識を身に付けなければなりません。では、少ない知識でもお金を増やしたいならどうすればいいのでしょうか。手段としてはいろいろありますが、投資信託という選択があります。

投資信託とは分かりやすくいえばファンド。資産運用のプロにお金を預け、資産を増やしていきます。投資信託の購入者は、投資信託を購入することで運用益を配当として受け取り、運用者側は信託報酬という手数料を受け取ります。

これが投資信託の仕組みです。投資信託にはそれぞれ特色があり、ハイテク株を多く買ったり、バランス良く買ったりなどそれぞれが個性的です。

運用自体はプロが行いますが、もちろん購入している銘柄によってリスクがあるので、購入前にはその投資信託が信用に値するのか考える必要があります。

しかし、一般的な株式などの投資に比べれば知識は少なくても手が出しやすくはなっているでしょう。その点では優れています。それでは、本題のETFについて解説します。

ETFは正式にはExchange Traded Fundと言い、日本語では「上場投資信託」と呼ばれています。イメージとしては上で解説した株式投資と投資信託を足して割ったような存在です。詳しく解説していくと以下のような物。
  • 投資信託が株式投資と同じように購入できる
  • 株価指数と連動している
  • 種類が豊富である

1つ目はETFは上場している、つまり株式と同じように市場が開いているときに自由に購入が可能です。

なお、上の投資信託は上場していないため、購入は店頭などの窓口を通して買う必要があり、その点ではETFは証券会社に口座があれば手軽に購入できます。

2つ目はETFは株価指数という、分かりやすい例では日経平均などと連動しています。

株式指数はそれぞれ一体何の指数であるのかは個々で異なりますが、日経平均なら日本の225社の企業の平均です。

つまり、この日経平均に連動したETFを購入することは225社に分散投資したことになります。中長期の投資ではリスクを分散しながら行える分散投資は適した投資手法であるので、堅実な投資を行いたいならETFは向いているでしょう。

3つ目はETFは株式だけでなく、不動産や金などの先物を扱うETFがあります。

しかも海外の株価指数に連動したETFを購入することができるので、国際分散投資も可能です。

様々な物を対照に分散投資でき、海外にも投資できるのがETFの強みと言えるでしょう。これらが特徴などを持っているのがETFです。

次に、AI(人工知能)運用のETFについて解説しましょう。

まず、勘違いしてほしくないのが、AI(人工知能)運用のETFとは資産運用の投資対象の構成や売買に関してをAI(人工知能)が行っている物です。AI(人工知能)分野などに投資をしているETFは、AI(人工知能)運用のETFではないことをしっかりと理解してください。

では、AI(人工知能)運用のETFがどのような仕組みで運用しているのか解説します。仕組みについてはそれぞれのAI(人工知能)運用のETFによって異なりますが、AI(人工知能)技術を利用していることは間違いありません。

例えば、AI(人工知能)技術を利用してビックデータから上昇時や下落時にどのようなトレンドがあるのか解析し、それを活用して相場が上昇もしくは下落していても利益が確保できるようになどしています。

また、一般的な投資信託やETFなどではクオンツ運用という数理モデルで取引を行います。しかし、

AI(人工知能)運用のETFではAI(人工知能)技術によって、市場のレポートなどの文章を認識させて、運用の材料としているのでしょう。仕組みとしては人間に近い判断が可能です。

さらに、AI(人工知能)自体は人間よりも処理能力が優れています。そのため、

人間が気づかないことにも気づけるので、見つけたポイントを運用の指針に加えることもできます。これによって、より安定したパフォーマンスをあげられるでしょう。

これらがAI(人工知能)運用のETFの仕組みです。なお、それぞれがどんな仕組みになのかについては、AI(人工知能)運用のETFを購入時に確認する必要があります。また、AI(人工知能)運用のETFであってもリスクはありますが、安定したパフォーマンスをあげられるのであれば投資の初心者にとってうってつけであると言えるでしょう。

次ではどのAI(人工知能)運用のETFを買えば良いのか解説します。

どのAI(人工知能)運用のETFを買えば良いのか

投資のイメージ

AI(人工知能)運用のETFといっても、あくまでもETFには変わりはありません。そのため、次のポイントを押さえましょう。

  • 売買が多く行われている物を購入する
  • 割安の物を購入する
  • 信託報酬などを考えて購入する

まず1つ目のポイントは、ETFは上場している物だと言うことです。そのため、

株式などと同様に上場廃止のリスクがあります。もしも、購入したAI運用のETFが廃止となれば、価格は下落して損をしてしまうかもしれません。

ですから、そうならないためにも売買が多く行われている物を購入しましょう。次の2つ目のポイントは、割安のAI(人工知能)運用のETFを購入すること。なお、この割安とは基準価格よりも市場価格の方が下回っているものを購入するということです。

もしも、買おうとしているAI(人工知能)運用のETFがこのような場合には当てはまるのであれば、買いと判断しても良いでしょう。
最後に3つ目のポイントは信託報酬などを考えることです。

ETFは投資信託としても側面を持つので、運用サイドに支払う信託報酬が発生します。また、売買には証券会社に手数料を支払う必要があることもあるので、信託報酬および手数料をコストとみて考えましょう。

この、3つのポイントをまとめるとETFの売買が多く、基準価格よりも市場価格の方が下回っている、コストの低いAI運用のETFを購入すべきです。どのような仕組みなのかを理解した上で当てはまるAI(人工知能)運用のETFを購入してください。

 

ETFを運用するイメージ

最後にまとめとして、AI(人工知能)運用のETFの現状についてお伝えしていきます。世界的にみても2017年12月に世界株のAI(人工知能)運用のETFが上場しており、この流れは加速していくでしょう。

日本でもAI(人工知能)運用のETFはいくつも上場しており、ETFの市場としても間違いなく増えていくのではないでしょうか。また、AI(人工知能)運用のETFだけでなく、AI技術を利用したロボアドバイザーであるウェルスナビやTHEOなどを利用すれば、間接的ではありますがETFを扱うこともできます。

AI(人工知能)運用のETFおよびロボアドバイザーでも少額、もしくは知識がなくても資産運用を始められるのは共通しています。このように、今AI(人工知能)技術によって間違いなくETFは手軽になっています。

知識がないからといって諦めている皆さんもぜひ一度、このAI(人工知能)運用のETFを資産運用に活用してはどうでしょうか。

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