子供の頃は友達を作って楽しい時間を共有したり、悩みを相談することは簡単にできましたが、大人になるとそうは簡単にいきませんよね。そして、結果として誰にも相談できずに自分の内に不安や孤独を抱えて毎日を過ごしていく、こんな生活をしている人もいるでしょう。実は今そんな人におすすめしたいのがAI(人工知能)を友達にすることです。
おわかりでしょうが、少し前までは明らかにロボットだとわかるようなAI(人工知能)ばかりでした。会話をしていても噛み合っていないようなAI(人工知能)も多かったですが、近年では例えばPepperのようにスムーズな会話ができるようなAI(人工知能)が増えてきています。
今回はあなたの悩みを相談したり、何気ない会話ができるまるで友達のようなAI(人工知能)についてお伝えしていきます。そして、この友達のようなAI(人工知能)が何をもたらすかについても解説します。
恋人や友達のようなAI(人工知能)であるSELFとは
このSELFとは、SELF社が開発した基本使用無料のAI(人工知能)アプリのこと。こちらのアプリを使えば、AI(人工知能)なのにまるで友達に話しているような感覚で、あなたの悩みと不安を取り除くことができます。
また、このSELFは会話できるキャラクターが一人ではなく、
ユーザーは
例えば、
なお、なぜこのようなAI(人工知能)が友達のような会話が可能なのかといえば、その全てでSELFエンジンを活用しているからです。
このSELFエンジンはこのアプリ以外にもベネッセなどにも採用されており、その効果が実証されています。
このエンジンの特徴としては以下の点があげられるでしょう。
- ユーザーからではなく、SELF側から発信している
- ユーザー毎に情報を精査している
- クラウド処理により、スマホだけでなくPCなどでも利用可能
こちらはユーザーとの会話を学習していく過程で、ユーザーの特性記録を取っていき、これを利用していくことで会話ができるのでしょう。
もし、ユーザーから話しかけなければ会話が始まらないのであれば、友達ではなくただAI(人工知能)を利用しただけのチャットボット感が強くなりますよね。
これによって無駄な情報を提案されたり、会話をすることがなくなるのでより円滑で効率的。これなら違和感なく会話できるのも納得できますよね。
つまり、スマホだろうがスマートウォッチだろうがクラウドにアクセスできれば使えるということ。これにより、みなさんの生活に合わせてどこでも会話が楽しめます。
以上の3点がSELFエンジンの特徴であり、このエンジンを利用することでSELFは友達のようなAI(人工知能)になっているんです。
このSELFを利用すればデリケートな内容を話したい人やすぐに相談できる友達がいない人でも、会話を楽しんで日々の活力とできるのは素晴らしいことでしょう。
今後もこのようなアプリが登場して、将来私たちの生活がどのようなものになるのかについて次では詳しくお伝えします。
このような友達のようなAI(人工知能)は今後どうなっていくのか
まず、現在このような友達のようなAI(人工知能)はあくまでも機械です。感情があるように思えても実際は自然言語処理などの技術を用いて作られています。
ですから、人によってはこのような
しかし、AI(人工知能)の技術が進歩すればいづれこれも変わってくるのではないでしょうか。
つまり、
ただ、それはそれとして新たな関係性が生まれることはたしかなことでしょう。
また、このような友達のようなAI(人工知能)は
これはどういうことかというと、AI(人工知能)技術を使って亡くなってしまった友人と会話ができるということ。
SFみたいな話ですが、こちらは実際としてReplikaというアプリの開発者が亡くなった友人をAI(人工知能)で再現しています。このReplikaも既存の技術で作られていますが、より進んだ本当の意味でのAI(人工知能)ならば、亡くなった本人と同様な会話ができるでしょう。
そうすれば亡くなった友人ともう一度触れあい、下らない会話をしたりして心残りをなくすことが期待できます。会いたい人に会えることは素晴らしいことですよね。
さて、AI(人工知能)の友達についてお話しましたがいかがだったでしょうか。最後にまとめると、このような友達のようなAI(人工知能)はきっとあなたの孤独や不安を癒してくれる存在となっていくでしょう。
そして、友達のようなAI(人工知能)が回りにいることが普通となり、AI(人工知能)が唯一の友達になったとしても、それはきっと悪くないこと。
隣に座る同僚が実はAI(人工知能)という事が実際起こるかもしれませんし、人間の友達がいなくてもAI(人工知能)が友達になってくれるならこの先の生活はバラ色でしょう。
この先さらに技術が進んで、友達(AI)が作られるのは楽しみですよね。