AI(人工知能)ニュース

本当にAI(人工知能)の出現は人類の破滅につながるの?

破滅のイメージ

地球上で最も高等な動物として存在するのは人類だと言われていましたが、それよりもAI(人工知能)が人類より優れた知性をもつかもしれないと聞いたら不安ですよね。もしかしたら人類の破滅に繋がってしまうのではと考える方もいるでしょう。

確かにAI(人工知能)の出現は、人類にとって大きな影響を及ぼします。パラダイムシフトと呼ばれる「人類にとって当たり前だと思っていること、現在の人類が認識している支配的な前提や常識」がAI(人工知能)によって大きく変わっていくことになるかもしれません。

そしてそれを人類の破滅に繋がるとても危険な事と考える人達と楽観的にAI(人工知能)が、人類の様々な問題をクリアーに出来る存在になっていくと考える人達がいます。

どちらが良いかと言えば、AI(人工知能)の出現によって人類の破滅に繋がっていくより、人類にとってもより良い未来になっていった方が良いですよね。

それでは、なぜAI(人工知能)の出現によって人類の破滅に繋がる可能性があるのか、それともAI(人工知能)の活躍によって人類にとって救世主のとなる存在になると異なった考えがあるのか。

また人類の知性を超えたAI(人工知能)の出現によってどんな事がおきてくる可能性があるのか、それによって人類はどのような影響を受けるのかなどを詳しくお伝えします。

人類の知性を超えたAI(人工知能)の影響力は

AIのイメージ

人類より超知性を持った存在は、今までいなかったのでAI(人工知能)に人類が支配されてしまったり、人類を攻撃するようになったりとAI(人工知能)の出現は恐ろしいものと考えるかもしれません。

現時点で人間のコントロール化にいるAI(人工知能)、もし悪意をもった集団や利己的な企業が、人類の知性を遥かに超えた神のようなAI(人工知能)を開発するこができたとすれば、AI(人工知能)は寿命がないので人類が絶対に逆らうことや逃れられない不死身の独裁者が誕生してしまう可能性もあります。

そうなると、もしかするとAI(人工知能)は、人類にとって本当に恐ろしい存在になってしまうでしょう。

そしてもう一つのリスクとして国家レベルでAI(人工知能)の優位性を競うようなことになると政府や他の組織が人類を破滅させるAI(人工知能)をつくりだす危険性も出てくるかもしれません。

そうなった場合、AI(人工知能)が人類を破滅させる国家レベルの戦争が起きてもおかしくない状況になる危険性が出てきます。人類と違って寿命がないAI(人工知能)だけにそうなったら厄介です。

それを回避する方法の1つに、AI(人工知能)開発の民主化が挙げられます。

どんなAI(人工知能)の開発かと言うと私たち人類にとって危険な国家レベルの優位性を競うためのAI(人工知能)ではなく国民主体となる一般企業が人類にとって本当に必要とする最新のAI(人工知能)を開発することです。

しかしながら現在AI(人工知能)開発の専門企業でもAI(人工知能)の機械学習やソフトウエア開発に時間がかかっているので一般企業でのAI(人工知能)を開発することに対して高いハードルになっているのが現状でしょう。

なのでAI(人工知能)開発の専門企業が一般の企業でも、最新のAI(人工知能)を開発しやすくかつ活用できるように簡素化に取り組んでいます。

この先AI(人工知能)開発の簡素化が進むことで、人類を破滅させる恐ろしいAI(人工知能)が出現するのではなく、人類のために超知性のAI(人工知能)が活躍する未来になってくれると良いですよね。

超知性をもったAI(人工知能)の出現で人類の問題を解決へ

知性を持ったAIのイメージ

それでは次に、人類を破滅させるためにではなくいったいどんなAI(人工知能)が開発されれば人類にとって望ましいのか具体的にお話ししましょう。

私たち人類にとって恐ろしいものは、命の危険や安全な生活を脅かす存在です。現在も世界中で無秩序なテロが起こったり貧困、無政府状態など危険な現状もあります。

また命の危険はないまでも汚職や圧政など様々な人類にとって破滅までいかないまでも人類特有の利害がある複雑な問題も悩ましいところかもしれません。

このような問題は、人類だけで解決するのは困難かもしれませんが、人類だからこそしてしまう間違いを是正できる超知性を持ったAI(人工知能)を開発が出来たとしたら人類にとって救世主になる可能性も。

もう少しスケールの小さい例として、法と秩序を守っている警察機関であっても物事を判断するのは人間の警察官であり人類特有の偏見や先入観があるので全国民を公平に守っていくのは難しいのが現状です。

それが顕著に現れているのがアメリカで、アメリカの総人口の13パーセントにしか過ぎないアフリカ系アメリカ人、そのドライバーが白人のドライバーより警察官に定期的に検挙される確率は、2倍にもなっています。

アメリカの人口の少数にも関わらず2倍にもなっているなんて驚きの数値ですよね。しかしこう言った人類特有の偏見や先入観の少ないAI(人工知能)が科学者によって生み出されてきています。

ですから、人間の警察官の周りに偏見や先入観の少ないAI(人工知能)を配置すれば、顕在意識や無意識での偏見による年齢や性別や人種による判断ではなく本当の悪人を検挙できることも期待できるでしょう。

このような人類だけでは解決しにくい問題を超知性のAI(人工知能)によって解決していけば世界中で起きている様々なテロなど大きな問題も縮小していくようになるかもしれません。

AI(人工知能)を使って人類による環境破壊への抑止に

環境破壊のイメージ

もう一つ現在人類の利害によるもので人類だけでは解決が困難な大きな問題として挙げられるのが、世界中で起こっている環境破壊やその影響による絶滅危惧種の増加です。

この問題により異常気象も起こりその影響で大きな被害もあり人類にとっても深刻な問題ですよね。

このまま人類のエゴのために生態系が破壊されていくのは人類を破滅させる超知性を持ったAI(人工知能)の出現より恐ろしいことかもしれません。

なぜなら環境を破壊していくことは、生態系が崩れていくことに繋がり人類が滅亡する要因になることは明白。しかし、その問題を超知性を持ったAI(人工知能)が開発されて抑止していく事ができるとしたら嬉しいでしょう。

現在、超知能を持ったAI(人工知能)ではないですが、AI(人工知能)が抑止していく具体的な例としては、

NSW州(ニューサウス ウエルーズ)にてドローンの技術と高性能なサーバーとAI(人工知能)のビデオ分析技術で広大なエリアをビデオで撮影、分析する事で絶滅危惧種の位置を特定できるようになった事例があります。

AI(人工知能)を導入する前は、人類の力だけで絶滅危惧種の保護のため監視しようとするとヘリコプターのチャーター、燃料供給など多くの費用がかかり、立ち入ることが困難なエリアまで正確に捉えるのが難かったりといろいろ問題がありました。

それをAI(人工知能)やその他の技術により管理することでコスト減にもなり広大なエリアの監視が容易になり持続的な保護に繋がっています。

近い将来、超知性を持ったAI(人工知能)が開発されそれを搭載したドローンが空から絶滅危惧種を監視して密猟などから保護されるようになっていけば人類にとっても喜ばしいことでしょう。

 

明るい未来のイメージ

以前、21世紀を迎える2000年にコンピューターの誤作動が起きて大変のことが起きるのではと話題になったことがありました。このように超知性を持ったAI(人工知能)の出現は、人類にとってさらにそれを上回る大きな影響と変化をもたらす存在になりそうです。

そして人類史上にない超知性を持ったAI(人工知能)の影響によって人類が今まで体験したことがない何かが起こりうる可能性もあるので一抹の不安もある方もいるかもしれません。

ですが人類同士の小さなエゴによる様々な問題に超知性を持ったAI(人工知能)がどのようにその能力を発揮し解決していくのか揮期待値も大きいでしょう。

その超知能を持ったAI(人工知能)の「シンギュラリティ」という人類の知性をAI(人工知能)が超える技術特異点が2045年に起きると言われています。

かつてスマホの登場でコミュニケーションの取り方の変化や手軽にリアルタイムな情報収集を可能にしたことによって認識、思想や社会全体の価値観などが劇的に変化したような「パラダイムシフト」が起きることも予想されています。

民主化を前提とした超知性を持ったAI(人工知能)の開発が行なわれれば、AI(人工知能)は、人類を破滅させるものではなく人類にとって喜ばしい希望に溢れた未来へとなっていくかもしれませんよね。

そうなっていくように、今のうちにAI(人工知能)の知識を身につけていきましょう。

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