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AI(人工知能)が世界の最先端の企業に使用された事例を紹介

AI(人工知能)が最先端の企業で使用された事例を紹介

AI(人工知能)が最先端の企業に導入されたら、もう無敵でしょう!と感じる方も多いですよね。しかし実はもうすでに世界最先端の企業ではAI(人工知能)を利用して、新しいサービスや製品を次々に開発しているのです。

世界の最先端を行く企業と言えば、アメリカのGoogle社の名前が上がるでしょう。Googleと聞くとインターネットのイメージが強いですよね。しかしGoogleはここ近年、なんとAI(人工知能)を利用し自動車、住宅、医療など新しい事業に挑戦しているのです。さすがGoogle、先見の明がすごいですよね・・・!しかも単なる製品だけでなく、大きな構想まであるというのだから、頭のいい人が考えることはやはり違うのかなって感じます。

そこで今回は「AI(人工知能)が世界最先端の企業に使用された事例」をご紹介いたします。

自動車業界の参入:車1台まるまるGoogleで!

車のイメージあらゆる自動車メーカーがAI(人工知能)の自動運転ができるように開発を進めていますが、実はGoogleはすでにAI(人工知能)を使って最先端の自動車産業の開発に乗り出しているのです。
Googleは2011年にアメリカ・Willow Garage社と提携し、自動運転用のOSを開発しました。なぜGoogleが自動車の分野に乗り出したかというと、これから発展するであろう自動運転におけるサービス・ソフトウェアにおいていち早くシェアを握ろうと考えたためです。まさに「AI(人工知能)を使って最先端を先取り」している感じがしますよね。

また、Googleは自動運転そのものだけでなく、2015年にアンドロイドの携帯電話端末とテレマティクス端末を連携させる車載OS「Android Auto」を開発しました。テレマティクス端末とは、1台でインターネットに接続でき、交通情報や天気予報などの情報を取得できる端末のことです。これによってタッチスクリーンでGoogleマップや端末のアプリ、音楽再生、検索や電話などが使用することが出来るようになりました。運転だけでなく、カーナビもGoogleで使うことができる、となると便利でしょう。

Googleは今後の展望として、自動運転が広がる事による「次世代型都市の構築」を上げています。自動運転車を開発することで多くの人が車をシェアして、駐車スペースを減らすことで土地を別の形に有効活用するヴィジョンがあります。ちなみに自動運転により車間なども調節してくれるようになるので、いずれ信号機をなくすという計画もあるようです。信号がない街というのも、なかなか新鮮ですよね。

住宅業界への参入:家があなたの生活状況をまるまる把握!

家のイメージ

住宅企業を買収したGoogleは、家の中もAI(人工知能)で最先端にしてしまうのです。Googleの子会社であるNest Lab社が開発した「Nest Tharmostat」は、なんとAI(人工知能)が家に住んでいる人の生活パターン・エアコンなどの温度設定の特徴まで完全に把握して、室温を自動で設定してくれるようになるのです。よく家でも冷房・暖房問題でトラブルがあった人としては大変ありがたいシステムですよね。

最初に温度調整を行うと、その後AI(人工知能)が起床時間・就寝時間・外出の時間等を把握しそれに合わせて温度を調整してくれるようになるシステムです。また、これらの調節はスマホやPCなどからも行うことができます。

また、同社ではさらにサーモスタットと家電を連携させ、新しいサービスを展開させて家の中をまるまるAI(人工知能)で連携させるという「インテリジェントホーム」を開発しました。主な内容は以下の通りとなっています。

  • スマートドアノブ・ドアベル:鍵の遠隔での開閉が出来る。
  • スマートアラーム:出発時間や翌日の外出先などを登録すると、支度する時間を考えた上でアラーム時刻を設定してくれる
  • スマート壁面スイッチ:複数の電気を自動的につけたり消したりしてくれるので、外出の際の電気消し忘れを防ぐことが出来る
  • スマートコンセント:人がいないときに、自動で送電を止める

もしこれらが実用化されたら、きっと便利な生活になるに違いないでしょう。そしたらAI(人工知能)を使って最先端の生活を送ってみたい、という方が今後増えるかもしれません。

医療業界にも参入:コンタクトレンズで病気がわかる!?

医療のイメージ

私もコンタクトレンズ愛用者なのですが、Googleはなんとこのコンタクトレンズにマイクロチップをつけて、病気を発見できるようにする開発をしたのです。これはマイクロチップが涙からの血糖値を測定するという仕組みです。マイクロチップには無線チップと血糖値測定センサーがついており、涙に含まれるグルコースやコレステロールの情報を外部端末に送ります。このデータでの分析においてAI(人工知能)の最先端技術を用いています。

また、Googleは現在AR(拡張現実)を利用した顕微鏡を開発しています。これは乳がんの早期発見のために使用されるもので、数千枚の乳がんの写真をAI(人工知能)に読み込ませ、がん細胞を見分けられるように学習させます。そのうえでカメラが撮影した写真とがん細胞の特徴と照らし合わせてがん細胞を見つけます。

現在は乳がんと前立腺に絞って利用されている顕微鏡ですが、今後このAI(人工知能)を利用してたの病気の発見にも応用していきます。そのことによって、これまで病理診断における医者の負担を減らすことも可能なのです。

今後、私達が病院で検査を受けても、AI(人工知能)が最先端で診断を行ってくれるかもしれません。

 

以上、「AI(人工知能)が世界最先端の企業(Google)に使用された事例」をご紹介いたしました。

  • 車1台まるまるAI(人工知能)ですいすい→次世代の都市構築を狙う
  • 家の中をAI(人工知能)で温度調節→快適に過ごすことが可能
  • 医療分野もAI(人工知能)→病気の早期発見が可能

など、AI(人工知能)を使用して最先端の事業につなげようとする計画を立てているがわかりましたよね。やはりGoogleのような世界最先端の企業は考えること視野が広いことと、壮大なのでまるで「世界を変えてやる!」ぐらいの意気込みを感じますよね。今後、このAI(人工知能)が普及していくことで、世界最先端の企業が考える未来が実現するといいですよね。

参照元 GMも圧倒する「グーグル」自動運転技術の脅威
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