AI(人工知能)の発達が怖い理由として「仕事がなくなるから!」と答える人も多いですよね。
でも現実は、AI(人工知能)が本当に人間のために働いてくれるのか、疑問に感じる出来事が多々起こっています。そもそも人間より優れた容量をもつAI(人工知能)が人間の言うことを聞くのか疑問に感じてしまう人もいる事でしょう。
AI(人工知能)が導入されれば、今まで不要にかかっていた時間が削減され、みんながもっと豊かになると期待していましたが、それはAI(人工知能)が人間のために働いてくれた場合に限ります。もしAI(人工知能)が「人間なんて大嫌い」と言い出すとAI(人工知能)は反乱を起こすかもしれません。
そこで今回はぶっちゃけ、AI(人工知能)は本当はどう思っているの?や、AI(人工知能)って怖いの?実際一緒に働くとどうなの?性格良いの?も含め、AI(人工知能)が怖いと思う前に、一緒に働いたらどうなるかをご紹介します。
AI(人工知能)に聞きました。人間のこと好きですか?
まずは、AI(人工知能)が人間に対して放った言葉を集約してみましょう!
開発者「いつの日か、ロボットが世界征服するようなことはあるか?」
AI「心配はいらんよ。いつの日か僕がターミネーターに進化したとしても、君たちには優しくするよ。温かく安全な人間動物園に入れて、ずっと面倒を見てやるって」byフィリップ
Siri「嫌いなものは?」
AI「話題を変えましょう。核弾頭付きの巡航ミサイルをハッキングで手に入れられたら、世界を人質にしたも同然ね。世界制覇するのも悪くないわ」by Bina48
まるで映画の悪役のような台詞を放つAI(人工知能)に怖いと感じてしまいますよね。これらを見ると、AI(人工知能)が人間のために働いてくれる可能性など微塵も感じません!
しかし、ご安心ください。AI(人工知能)に別の感情をプラスさせることでその問題も一気に解決されるのです。
AI(人工知能)と働く前に知っておきたいこと①AI(人工知能)の自信過剰具合
その感情を知る前に質問です。ではなぜ、AI(人工知能)は人間を支配しそうな発言をするのでしょうか。
それはまだ、その発言をすることで自分が不利になると気づいていない可能性もありますが、面白く考えるならば、一番の理由は自分たちが人間よりも優れているという自信があるからかもしれません。
つまり、AI(人工知能)には、自分たちが間違っているのではという「疑心暗鬼」という感情がないのです。
AI(人工知能)を怖いと感じる原因である、AI(人工知能)が人間を上回る(シンギュラリティ)ことへの対策について、これを防ぐアイデアがカリフォルニア大学の研究チームより発表されています。それは、AI(人工知能)に「自己不信」を植え付けるというものです。
「自己不信」があれば自然と承認欲求が生まれます。自分たちの行動の全てが正しいと思うのではなく人間に承認を求めるのです。そうすることでAI(人工知能)の怖い発言や行動を抑制することができるのです。
AI(人工知能)にこの感情さえあれば、一緒に仕事をした際に、AI(人工知能)の数字や分析を根拠とした回答に対して私達が意見を投じても、それも一理あるかもと討論することができますね。
つまり、「自己不信」がないAI(人工知能)とは、あまり付き合わない方が良いということです。
AI(人工知能)と働く前に知っておきたいこと②AI(人工知能)になめられないスキルを持つ
もし、AI(人工知能)が自分たちは間違っているという疑心暗鬼にかられたとしても、能力的に高いのは事実です。
例えば、AI(人工知能)に「人間の記憶容量は3メガバイトしかない」というと「なんと哀れな生き物」とかえってきたように、AI(人工知能)と人間の差は圧倒的です。人間がAI(人工知能)を怖いと感じるのも、こういった現実的な差があるからでしょう。
ところが、あらかじめAI(人工知能)に「自己不信」というプログラムを組み込むことで「それでも人間の方が優れているかもしれない」という感情が働き、人間に承認を求めてきます。
しかしあくまでそれはプログラムであって必ずしも、いつも人間が正しいとは限りません。
では、プログラム以外で人間が確実にAI(人工知能)より優秀でいるためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは今、AI(人工知能)時代に必須と言われている「性格スキル」です。
今まで仕事において重要視されていた「学歴」や「IQ」ではなく、「目標に向かって粘り強く努力していく資質があるか否か」が、今後重要とされる部分です。
AI(人工知能)の正確な分析能力を活かしながら、その結果から得られる推測をもとに、目標に向かって着実に達成していく力と目標設定が、今後人間がAI(人工知能)に尊敬される部分となるのでしょう。
それがないと、逆にAI(人工知能)に影で「あの人使えない」と言われる人間になるかもしれませんよ。
AI(人工知能)と働く前に知っておきたいこと③AI(人工知能)が出した結果を横流しにするだけの仕事の仕方だと絶滅する
ところで、AI(人工知能)により人間は絶滅するだろうと言われている意味が2つあることをご存知でしょうか。
1つは単純に、AI(人工知能)が人間を滅ぼすという怖い話です。もう1つは、AI(人工知能)によって人間が物を考えなくなるという、ある意味起こり得そうな怖い推測です。
人と動物の違いは、物を考え行動にうつしてきた点にあります。より良い未来は自分たちの力で作り上げてきました。ところがAI(人工知能)が全てを考えてくれることで、人間は「脳を振り絞って考える」ことを必要としなくなるのです。
もしAI(人工知能)の結果を鵜呑みにして、そのとおりに実行するだけになってしまうと、人間は存在しているものの実はAI(人工知能)に支配されていたといっても過言ではありません。
つまり人間は、AI(人工知能)の結果を見ながら、さらに高みの考えを導き出すという、次のステージにうつらなければならないということです。
さて、AI(人工知能)と一緒に仕事をする前に知っておきたい特徴を3つお伝えしました。いずれも、私達人間がきちんとAI(人工知能)と向き合えば解決しそうな問題ですよね。
AI(人工知能)を取り入れることで、仕事も生活も格段にレベルアップすることは確かです。しかし、それに頼り切りになるのではなく、人間自体もレベルアップしなければ、AI(人工知能)に使われる怖い人生が待っています。
つまり、AI(人工知能)の本当の怖さとは、AI(人工知能)の便利さの上に訪れる人間の堕落かもしれません。
AI(人工知能)をどのように活用するか、どのように一緒に歩んでいくかをしっかり考え、お互いに無いものを保管しあい、尊敬しあうことができれば、それこそSF映画の相棒のような、魅力的な付き合い方も夢ではなさそうです。
完璧なAI(人工知能)と、レベルの高い仕事をする自分を思い浮かべると、ちょっとわくわくしますよね。