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【2020年版】AI (人工知能)関連でおすすめの資格ベスト9

【2020年版】AI (人工知能)関連でおすすめの資格ベスト9選

コンピュータが発展した現在、時代はAI(人工知能)だ!といっても過言ではありません。そのため、AI(人工知能)の知識やスキルを持った人材の需要は高まっており、同時にAI(人工知能)関連の資格を求められる機会が増えていますよね。資格を持っていることは知識があることを証明することになるので、資格が必要となるのは必然でしょう。

とはいえAI(人工知能)時代を生き抜くために資格が必要、といっても世の中にはたくさんの資格があり、どの資格がどのような知識やスキルを証明するのか、どの資格を取るべきなのかわからないことがたくさんあるはず。ぜひ、AIエンジニアを目指している、またはAI(人工知能)関連の職業につきたい人は、これから登場する資格をとりましょう。

そこで今回は、AI(人工知能)に関連した資格のうち、おすすめのものについて解説します。まず、なぜAI(人工知能)の知識が必要なのかお伝えします。

AI(人工知能)の知識が必要な理由

知識のイメージ
いま世の中には、AI(人工知能)を搭載した家電やロボット、AI(人工知能)による投資システムや業務アシストツールなど、さまざまなところでAI(人工知能)が活用されていますよね。つまり、AI(人工知能)はビジネスでとても注目を集めている技術の一つなのです。

同時にAI(人工知能)の知識やスキルを持った人材は重宝されており、市場価値が高いといえます。実際にすべての求人の倍率の平均は1.8倍程度ですが、AIエンジニアの求人倍率はなんと6倍になっているのだとか。

この市場価値が高いということは、社内評価や就職、転職の点で有利になるでしょう。また、大企業でもいつリストラされるかわからないなど雇用が不安定で流動的な現代社会においてAI(人工知能)を知っておくことは、社会人として生き残る上では重要です。

このようにAI(人工知能)の知識は今や必須といえ、資格の取得も重要となってきます。そこで、次からAI(人工知能)関連の資格を紹介していきます。

AI(人工知能)の知識を仕事に活かすための資格3選

検定のイメージ
まずは、AI(人工知能)の知識を仕事に活かすにあたっておすすめの資格を紹介します。

G検定

G検定は、現代のAI(人工知能)技術の基盤となるディープラーニングに関した協会である日本ディープラーニング協会が運営している検定で、GはジェネラリストのGです。ディープラーニングに関する知識を持っていて、どのように使うかを考えながら事業へ応用できるようにするのが、この検定の目的です。このため、エンジニアでない人でもとっておきたい、おすすめのAI(人工知能)の資格の一つです。

受験資格に制限はなく、受験料は税抜12,000円(学生は税抜5,000円)となっています。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理推進機構が運営する国家資格でしっかりしたITの知識を持った人材となるために、基本的な知識や技能を持ちつつ活用できる能力があることを証明します。AI(人工知能)に特化した資格ではありませんが、AI(人工知能)の知識やスキルをつける上でのITのベースの知識を証明する資格です。

このため、例えばAI(機械学習)エンジニアを目指したいけれども未経験で1から勉強を始めるなどの人は、まずはここを目指しましょう。受験資格はなく、受験手数料は税込5,700円です。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は基本情報技術者試験の上位資格で、さらなる高度な資格が求められます。基本情報技術者試験と同様にAI(人工知能)に特化した資格というわけではありませんが、ITに関わるなら誰しも取っておきたい資格の一つです。

このため、AI(人工知能)に関する知識がある程度ある人でも取る価値のある資格でしょう。受験資格はなく、受験手数料は税込5,700円になります。

AI(人工知能)エンジニアにおすすめの資格3選

エンジニアのイメージ
次に、AI(人工知能)エンジニアにとくにおすすめである資格を紹介します。

統計検定

統計検定とは、一般社団法人日本統計学会が認定、一般財団法人統計質保証推進協会が実施する検定(公的資格)で、統計学に関する知識や応用を試します。

統計に関する知識はビッグデータを分析する必要があるAI(人工知能)を扱う上で大切です。AI(人工知能)に特化した資格ではないものの、AI(人工知能)エンジニアなら持っておくと統計の力を証明できるでしょう。受験資格はなく、受験料は級や種類、検定方法に応じて異なります。

E資格

E資格はG検定と同じく日本ディープラーニング協会が運営している検定で、EはエンジニアのEです。この試験ではディープラーニングの仕組みを理解して、実装ができる能力を図っています。そのためAI(人工知能)エンジニアなら絶対に取りましょう。

所定のプログラムを修了することで受験資格が得られ、受験料は税抜30,000円(学生は税抜20,000円、JDLA賛助会員は税抜25,000円)となっています。

画像処理エンジニア検定

画像処理エンジニア検定は公益財団法人画像情報振興協会が運営する画像処理分野の開発や設計に必要な知識を評価する資格で、画像処理のAI(人工知能)に関するエンジニアにおすすめの資格です。

受験資格はなく、検定料は知識の理解力を問うベーシックが税込5,600円、ベーシックより高度に知識の応用力を問うエキスパートが税込6,700円ですが、2020年度より検定料は改定されるのでご注意を。

データサイエンティストなら取得したい資格3選

データ分析のイメージ
最後に、データサイエンティストにとくにおすすめである資格を紹介します。

Pythonエンジニア認定データ分析試験

AI(人工知能)開発やデータサイエンスでよく使われるのはプログラミング言語のPythonですが、その「Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を知っているかどうかの資格」が「Pythonエンジニア認定データ分析試験」になります。データサイエンティストになるならば、まずはここを目指しましょう。

受験料金は税抜10,000円で学割適用の場合税抜5,000円になります。

データベーススペシャリスト試験

データ分析ではあらゆるデータを扱うことになるため、データサイエンティストはデータベースの知識が必須ですよね。データベーススペシャリスト試験は情報処理推進機構が運営するAI(人工知能)に関係する国家資格として、データベースに関係する技術の活用、システムの基盤づくりから技術支援までできるような能力を図ります。

受験資格はなく、受験手数料は税込5,700円になります。

オープンソースデータベース技術者認定試験(OSS-DB)

データベースに関する資格として、他にも特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)が認定するオープンソースデータベース技術者認定試験(OSS-DB)があります。

基礎的な知識やスキルを保証するOSS-DB Silverと深い知識やスキルを保証するOSS-DB Goldがあり、OSS-DB Silverは受験資格がなく受験費用は税抜15,000円で、OSS-DB Goldも同じく受験費用は税抜15,000円で、受験することに関して必要な資格はありませんがOSS-DB Silverを取得するまでOSS-DB Goldの取得はできません。

ここまでAI(人工知能)関連のおすすめ資格を職種別に紹介してきました。最後に、そもそもなぜAI(人工知能)関連の資格があるとどんなことで有利なのかお伝えします。

AI(人工知能)関連の資格があると有利なこと

市場のイメージ
時代はAI(人工知能)真っ盛りですよね。そのため、今AI(人工知能)についての知識やスキルが求められる機会が増えており、企業内でAI(人工知能)の知識やスキルを有している人材は重宝される機会が多いです。

また、AI(人工知能)市場も伸びているため、AI(人工知能)関連の業界や企業も射程に入れて就職や転職をおこなうと選択肢が広がり、キャリアアップも見込めるため、AI(人工知能)の知識やスキルは身に付けておけておくと転職が楽になるでしょう。

しかし、いかにAI(人工知能)について勉強したからといって、それを証明できるものがなければ誰にも相手してもらえないですよね。そこで役に立つのがこれまで紹介してきたようなAI(人工知能)に関する資格の取得です。資格を持っているということは、その資格が保証する知識やスキルを持っているという客観的事実となり、例えば就活で自己アピールが主観的な材料だけに頼らず、客観的で信頼度の高いものとなります。

また、資格取得を目標に勉強することで逆にAI(人工知能)の知識やスキルがついて、AI(人工知能)に強い人材へと成長することも可能です。とくに独学で勉強を始めようとすると何から手を付けていいのか、どうやって学習計画を立てたらいいのかわからなくなりがちですよね。これから勉強してAI(人工知能)エンジニアやデータサイエンティストになりたい!という人こそ資格取得に向けて頑張るべきなのかもしれません。

まとめ
さて、今回はAI(人工知能)に関連した資格のうち、おすすめのものを解説しました。それぞれの資格名と得られる知識は次のようになります。

  • AI(人工知能)の知識を付けたい人向け
    G検定:ディープラーニングの基礎知識
    基本情報技術者試験:ITの基礎知識
    応用情報技術者試験:ITの応用知識
  • AI(人工知能)エンジニア向け
    統計検定:統計に関する様々な知識
    E資格:ディープラーニングのエンジニアとしての知識
    画像処理エンジニア検定:AI(人工知能)技術のうちでも画像処理の知識
  • データサイエンティスト向け
    Pythonエンジニア認定データ分析試験:Pythonによるデータ分析の知識
    データベーススペシャリスト試験:データベースの知識
    オープンソースデータベース技術者認定試験(OSS-DB):データベースの知識

これらの資格は、AI(人工知能)の知識をつける、またはAI(機械学習)エンジニアとしての勉強にも使えるものばかりでしたよね。ぜひ、紹介した資格の中から、自分のレベルや目的にあったものを選んで合格を目指しましょう。

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参考元
【2019年後期】AI関連資格おすすめ6選|取得メリットも紹介
データサイエンティストにおすすめの資格とは?将来、必要なスキルを知ろう

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