ポルシェの導入事例から見るブロックチェーン技術とAIとの融合!

ポルシェのイメージ

最近ではブロックチェーンやAI(人工知能)を使った自動車の話を聞くようになりました。自動運転なんてそんなAI(人工知能)の技術を使った一つの例です。

車が自分で運転しなくても自由に運転できていく・・・そんな夢のような話もAI(人工知能)でできてしまいますよね。ただ、ブロックチェーンやAI(人工知能)の技術はそれだけではなく、もっとたくさんのものをもたらしてくれるでしょう。

ニュースや経済紙で報道されているのを見ると、まだまだ自分たちがブロックチェーンやAI(人工知能)を使うのは先の話と感じますが、実はそうではなく、聞いたことがある企業がこの技術をと入り入れようとしています。

今回はポルシェの導入事例を始めとして、色々とブロックチェーンとAI(人工知能)の技術に関しての紹介です。

ポルシェの導入事例

車両のイメージ

独高級自動車大手ポルシェが「自動車メーカーとして初めて車両にブロックチェーンを導入するテストに成功した」ようだと発表されました。ポルシェは、車両にブロックチェーン技術を導入し、AI(人工知能)とともに将来の自動車分野への活用を目指すと発表。

そしてポルシェは、ベルリンに拠点を置くスタートアップ企業XAIN「ゼイン」社と提携し、車両にブロックチェーン技術を応用する方法を研究しており、試験も開始。なお「XAIN」社はイギリスのオックスフォード大学の研究プロジェクトを母体とし、ブロックチェーンを活用した事業アイデアを選出する、いわゆるビジネスコンテスト「Porsche Innovation Constet」で優勝し、2017年の8月からポルシェと共同プロジェクトに取り組みました。

例えばブロックチェーンを使ったドアロックの仕組みや、アプリを使った車両のロックとアンロックや、一時的なアクセス権限や暗号化された様々なデータを暗号化して活用することを実験します。
ポルシェ財務戦略担当のオリバー・ドゥーリング氏はインタビューの中でいくつかブロックチェーンのことに言及しており、下記のメリットについて特に述べました。

  • 早く安全にデータ転送すること
  • 車の充電や駐車
  • 宅配業者などの第三者車両への一時的なアクセス

また、ポルシェによるとデータをより早く安全に転送する手段としてブロックチェーンを評価しており、ブロックチェーンを元にして開発して作ったサービスを車両に導入するテストでは

アプリの車の開け閉めにかかる時間を1.6秒と従来の6倍高速化することができました。ブロックチェーンの元々の特性としては、すべての取引履歴をリアルタイム記録し、データ改ざんを防ぎます。

信頼性を担保する方法として、自動車登録や修復歴などの情報をまとめて、自動車の名義変更などにかかるコストを軽減することが可能。

道路の状態や交通量などのデータをアップロードして配信することもでき、集計や分析、ほかの自動車と共有できるようになることも検討されており、
ブロックチェーンを活用することで、色々な未来が見えるでしょう。

他に自動車関連のブロックチェーン技術を研究している企業は、自動車部品サプライヤーのZFの他、自動車業界の垣根を越えてUBS銀行、IBMなどが研究中。

自動車業界にも広がるブロックチェーン

ベンツのイメージ

ポルシェだけではなく、ほかにも自動車業界ではブロックチェーンを使った新しいビジネスモデルの開発中。ビットコインを含めたデジタル決済プラットフォーム「PayCash Europe SA」というルクセンブルクに拠点を置く会社を買収したのはメルセデスで有名なメルセデスベンツダイムラーです。

メルセデスベンツダイムラーはHyperldgerブロックチェーンプロジェクトのプレミアムメンバーとしての参加。2016年にトヨタ自動車は自社の子会社で金融子会社であるトヨタファイナンシャルサービスが、R3という分散台帳技術を開発する企業の金融システムにおけるブロックチェーンデータベースの使用に関する研究と開発において世界最大の金融機関70社以上が参加するコンソーシアムに参加をしました。

トヨタ自動車の目的とは、自動車金融業界におけるブロックチェーンソリューションの導入により下記を達成することです。

  • 透明性のある資金調達オプションの提供を行う
  • 効率を高める
  • コスト削減をする

また、「FAPSYチーム」というポルシェ イノベーションコンテストで2位になった学生プロジェクトは、仮想通貨でもあるIOTAベースのチームです。車両がワイヤレスで自立的に燃料補給をすることができるシステムのプロトタイプを開発したと報じられました。

自動車メーカーも続々とブロックチェーンに興味を示し行動を起こし始めており、今後もブロックチェーン業界のスタートアップとの連携があるかもしれません。

自動車業界だけではないブロックチェーンとAI(人工知能)を利用している企業

ブロックチェーンとAI(人工知能)は、自動車業界だけではなくあらゆる業界で革新中です。中国最大の小売業者であるJD.Comは、ブロックチェーン技術とAI(人工知能)の進歩を利用した取り組みを行い、ドローン、ロボティクス、オートメーション技術、スマートサプライチェーン、マーケティング、カスタマーサービスにと応用される見込みです。

2018年、ブロックチェーン、AI(人工知能)、機械学習、IOEが大きなビジネスを生み出すことになるでしょう。

自動車とブロックチェーンでの未来のイメージ

ポルシェの導入事例から自動車業界とそれ以外の業界のブロックチェーンとAI(人工知能)事情を見てみました。この記事を見る限り今後も色々なところでブロックチェーンとAI(人工知能)の活用が見込まれることがわかります。

どんどん発展するブロックチェーン技術とAI(人工知能)の活用を見るとわくわくしてきますし、今後の自動車業界のブロックチェーンとAI(人工知能)や自動運転技術など、これからのブロックチェーンとAI(人工知能)の技術に関しては目が離せません。

そしてAI(人工知能)に関するスタートアップ企業と古くよりある自動車メーカーは業界の垣根を越えて、どんどん新しいことに挑戦していく姿がここ何年かは活発にしていくことでしょう。そんな企業間の垣根を越えていくのも見ていくのは楽しみですよね。

参照元 ドイツ高級自動車メーカーのポルシェがブロックチェーンスタートアップ企業「XAIN(ゼイン)」と提携!
ポルシェがブロックチェーンスタートアップ企業「XAIN(ゼイン)」と提携することを発表
ブロックチェーンとAIの相性は最高?

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そねあす
AIZINE編集部のそねあすです。記事の編集を担当しています!

もともとデザインやHTML、CSSと仲良くしていたつもりがあれよあれよと編集の世界に。AI(人工知能)は作れないけど興味深々なんでまずはSiriを使いこなしてみようと模索中です。

編集初心者が、自動運転やAI家電、AI(人工知能)を使った未来まで 日々変化していくAI(人工知能)のニュースをお届けします!