何でもかんでも自動化が叫ばれ、将来はAI(人工頭脳)が活躍するだろうと言われています。その結果、今やっている仕事がなくなるとしたら転職しかありませんが、転職してもまたその仕事がなくなったら困りますよね。
確かにもし10年後になくなる仕事に転職しちゃったら、またすぐに転職になってしまいます…(涙)
そこでこの記事では、転職するときに頭に入れておきたい、10年後なくなる仕事5選と、なくならないor需要が増える仕事5選をご紹介します!これから就職、転職、スキルアップなどを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
まずは、できることなら転職は避けたい、なくなる仕事5選を見ていきましょう。
10年後なくなる仕事5選
まず10年後になくなる仕事として挙げられるのは、AI(人工知能)によって代替される仕事が多くなります。というのもAI(人工知能)は、マニュアルが決まっているフローの処理が得意なため、そういった仕事は減っていくでしょう。
また、ネット配信やネット通産も今より需要が伸び、相対的に小売店などの需要が減り、小売店関係の仕事もなくなる仕事と考えられます。では、さらに具体的にどんな職業がなくなっていくのか、見ていきましょう。
ホテルの受付
お客さんから名前を聞き、部屋番号を案内。必要なら周囲の観光案内をし、精算時には決まった金額を告げるホテルの受付は、残念ながらなくなる仕事と言えるでしょう。実際に変なホテルのように、すでに受付ロボットを置いているホテルもあります。
電話オペレーター
家電の故障や操作方法、サービスの解約、テレビショッピングの注文などは電話オペレーターが対応することが多いですよね。基本的にオペレーターはマニュアルに沿って顧客に案内するため、これもAI(人工知能)に代替され、なくなる仕事のうちのひとつです。
小売店の販売員
Amazonや楽天などのネット通販は、すでに私たちの生活に、深くかかわってきていますよね。
私はもう、Amazonなしでは生きていけない!笑
そうなると、生活に必要なものが買える小売店、DVDやCDを取り扱うレンタルショップ、本屋などは存在が危うくなってくるうため、小売店の販売員は仕事が減ると予想されます。
医療事務
専門職のようなイメージのある医療事務ですが、専門性があっても油断なりません。記憶できる容量に関して、人間はAI(人工知能)に敵わないからです。さらに医療事務は複雑なマニュアルにのっとりながら、間違いなく処理しなければならないため、神経を使う仕事ですよね。
その点AI(人工知能)は、複雑とはいえマニュアルさえあれば、人間の何倍も早く正確に業務をこなします。ですので、専門職だからといって、なくなる仕事から除外されるわけではありません。
バスやタクシーの運転手
タクシーの運転は、すでにウェイモがアメリカで実装しています。また、決められたルートを、決められた時刻に走るバスも、自動化される可能性があります。
ですので、バスやタクシーの運転手という仕事は、10年後なくなっているかもしれません。しかし、自動運転のオペレーターや、自動運転を担うAI(人工知能)の教師としての需要はあるため、そちらにシフトするのも手でしょう。
個人的に、自動運転はめちゃくちゃ楽しみな技術の一つです。10年後に実装されているといいなあ。
タクシーの自動運転に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
さて、10年後になくなる仕事5選をご紹介しました。どれも、インターネットやAI(人工知能)が発達することにより、需要が減っていく仕事でしたよね。では次に、そんな未来にもなくならないor需要が増える仕事5選をご紹介します。
なくならないor需要が増える仕事5選
どうせ転職するなら、なくならない仕事、欲を言うなら増える仕事に就きたいですよね。こういった仕事は、AI(人工知能)に代替されづらい仕事や、人と人が関わる仕事となります。では需要が増える仕事についても、実際に見ていきましょう。
教育関係
保育士や、小中高の教諭などがこちらにあたります。子どもが小さければ小さいほど、AI(人工知能)には代替されづらいでしょう。教育というのは、子どもに教科書を読ませ、問題集を解かせるのではなく、子どもの心の機微を読み取り、ときに寄り添い、ときに諫める仕事です。
うちの息子も保育士さんにお世話になっていて、本当に保育士さんには頭が上がりません。大変だろうけれど、素晴らしい仕事ですよね。いつもありがとうございます!!
データ分析や単純作業はAI(人工知能)に任せ、先生は子どもたちとの触れ合いに時間を割くことができるようになります。
営業
営業メールをかったっぱしから送るだけが営業の仕事だったら、あっという間にAI(人工知能)に代替されてしまうでしょう。また、Amazonなどで「あなたにおすすめの商品」などを表示するのも、営業の一つと言えます。
結構長らく、ミシンの押し売りをされました(笑)。糸や布、裁縫のハウツー本なら購買意欲がくすぐられたんですけどね。ミシンはもう要らないかな。
ミシンを買った人が商品を気に入ったからとたちまちミシンを買い足すことはないということは、人間だったら察しがつきますが、AI(人工知能)には分からなかったのでしょう。
ですので、営業はなくなりそうでなくならない仕事の一つと言えます。会話の中から顧客のニーズをくみ取り、適切な商品を紹介するのは、今のところ人間にしかできないのです。
ドローン操作
少し前にドローンが有名となり、今では撮影から農業まで、さまざまに活躍していますよね。
通販の輸送に動画や静止画の撮影、空中からの農薬散布、測量に点検など、さまざまなことにドローンは使われ始めています。まだドローンの絶対数もオペレーターの数も少ないですが、これから伸びていく産業のうちの一つです。
ドローン、個人的にはめちゃくちゃ気になっています。めっちゃ伸びそうな分野だし、なにより操作してみたいー!!
ドローンの農業利用に関しては、こちらの記事を参考にしてみてください。
輸送関係
ネット通販にネット配信。インターネットが普及して、映画や音楽、書籍などの娯楽は、ネット配信が多くなり、CDや書籍を運ぶ必要がなくなりました。しかし、生活するうえで欠かせない食料品や日用品はネットで注文できても、運ぶのは”誰か”です。
ネット通販が盛んになれば、それだけ輸送が必要となります。今まで商品は小売店にまとめて納品して、消費者がその小売店へ足を運んでいましたが、これからは消費者に直接届けられることとなり、輸送の需要はこれからも伸びていきそうですよね。単にトラックを運転するだけではなく、自動運転やドローンでの輸送のマネジメントも、重要となってくるでしょう。
AI(人工知能)開発者
今一番伸びつつある産業が、AI(人工知能)です。本記事でも、主にAI(人工知能)に代替されるかどうかで、10年後になくなる仕事となくならない仕事で分けています。
つまり、AI(人工知能)を開発する側に回れば、仕事がなくなるどころか、増える一方となるはずです。これからの時代、身につけておきたいスキルのうちの一つですよね。
さて、10年後なくなる仕事5選と、なくならないor需要が増える仕事5選をご紹介しました。ざっと振り返ってみましょう。
ハードルが高いために本編ではご紹介しませんでしたが、絵画や音楽、映画やシナリオなどのクリエイティブなジャンルも、何にも代替ができず、決してなくならない仕事と言えます。また、「なくなる仕事」でご紹介した仕事も、全てがなくなるわけではなく、人と深くかかわったり、柔軟な対応を求められる部分は残るでしょう。AI(人工知能)などに代替されない、自分だけのスキルを磨きましょう!
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