DX(デジタルトランスフォーメーション)

デジタルトランスフォーメーションの課題解決で読みたいDX本4選

デジタルトランスフォーメーションの課題解決で読みたいDX本4選

2018年に経済産業省より、恐ろしい未来を予想した報告書が発表されました。

この報告書は、「2025年の崖」と呼ばれる報告書で、日本はこのままデジタルトランスフォーメーション(DX)化が進まなければ、2025年以降最大年間12億円という巨額の経済損失を生むという内容。

そして報告書の発表とともに、多くの日本企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)化に取り組み始めました。

しかし2020年現在でも、デジタルトランスフォーメーション(DX)の課題をクリアできずにもがき続けている企業がほとんどです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の本質的な課題は何なのか?そして、その課題をどのように解決するのか?2025年まであと数年しかありません。

ですから、再度デジタルトランスフォーメーションについて学び、さまざまな角度から情報を集め、戦略を再構築する必要があるでしょう。

現在、デジタルトランスフォーメーション(DX)の課題解決についての書籍は数多く出版されていますが、その中でも、事例やプロセスを分かりやすく解説し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の課題解決に焦点を当てた書籍があります。

そこで、このデジタルトランスフォーメーション(DX)の課題解決に役立つ4つの書籍をお伝えいたします。

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは何か

デジタルトランスフォーメーション(DX)のイメージ

おすすめの書籍をお伝えする前に、デジタルトランスフォーメーション(DX)とは何かを知りましょう。

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、もともとスウェーデンにあるウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が2004年に提唱した概念で、

「あらゆるものをデジタル化・IT化して、変革、イノベーションを起こしていく」

というのが始まりでした。

「デジタル技術を用いて企業が新たな価値を創造していく事」という言い換えることもできます。

そして、なぜデジタルトランスフォーメーションは「DX」と呼ばれるのでしょう?

これは、英語圏で「transformation」を“X”と省略するため、デジタルトランスフォーメーションは「DT」ではなく「DX」と略されるためです。

では、デジタルトランスフォーメーション(DX)を用いて企業はどのような新しい価値を創造されたのでしょうか?3つの業界の例を見てみましょう。

まずはアパレル業界の「ZOZOTOWN」。

アパレル業界では試着ができない通販は向かないとされてきました。

しかし、「ZOZOTOWN」は若者に人気のブランドを徹底的に取りそろえた事でオンライン上で注目され始めます。

その後、注文した商品を無料で返品できる有料会員サービス(一部の商品のぞく)や、自分の体形に近いモデルを見てサイズ感を確かめられるコーディネートサイト「WEAR」などのサービスを提供して成長してきました。

「ボトムズにこんなトップスや帽子などがおすすめです」などの同時に購入したくなるようなコーディネートをおすすめしている部分もデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じた成功例と言えます。

建築業界では「コマツ」。
建設機械メーカーのコマツは重機にカメラやセンサーを搭載、安全な動作・測量など大量のデータを収集しています。そしてビッグデータを活用して、現場のモニタリング、事故防止など現場で役立つ総合的サービスを提供しているのです。

全てのプロセスがデジタルトランスフォーメーション(DX)化することで、「無人の工事現場」を目標としています。

最後には、IT業界の重鎮「Google」。
Googleは常に新しい価値を生み出しており、最近では「Google Duplex」(グーグルデュプレックス)というサービスを提供しています。

なんと、人工知能(AI)が本人に変わってレストランやヘアサロンなどの予約をしてくれるのです。

しかも、いかにも人工知能(AI)がしゃべっているような感じではなく、本当の人間がしゃべっているように聞こえる為、レストラン側も気づかないという衝撃のサービスです。

このようにGoogleもデジタルトランスフォーメーション(DX)を用いて、新たな価値を創造し続けています。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の主な課題

課題のイメージ

このように、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)で新しい価値を創造していますが課題も抱えているのです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の主な課題として以下の3点が挙げられます。

  1. IT関連の人材不足により、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現できない
  2. 新技術に投資する余裕がなくなっている
  3. 経営層と問題意識が共有できず、デジタルトランスフォーメーション(DX)化に向けて舵を切ることができない
1については根本的に専門知識をもつ人材がいないため、デジタルトランスフォーメーション(DX)を導入できないという課題があります。

今後さらに人材不足が予測されており、人材の確保や教育が課題になると予想できるでしょう。

2については、レガシーシステム(継続的な保守・メンテナンスが必要な既存のITシステム)の課題が挙げられます。

このレガシーシステムにIT費用の約80%を投入しなければならず、新しいIT戦略に対して投資する余裕がない状況となっています。しかしデジタルトランスフォーメーション(DX)では人工知能(AI)やビッグデータなどの最新技術が必要となるため投資は不可欠。

3については、デジタルトランスフォーメーション(DX)化は会社全体で促進すべきですが、
現場と経営陣との情報共有や認識のすり合わせができていないため、前に進めない状況となっている課題です。

デジタルトランスフォーメーション(DX)は会社全体でコミットしていかなければ、変革も起こせずに現状維持で終わってしまうでしょう。

このように、デジタルトランスフォーメーション(DX)を取り組む場合、多くの課題があるのです。ですからこれらの課題解決のための知識を身につけたいと考える方もいるでしょう。

そこで、次からデジタルトランスフォーメーション(DX)についてのおすすめの書籍をご紹介します。

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは何か知りたい場合におすすめの本

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは何か知りたい場合におすすめの本

まず1冊目にご紹介するのは、「イラスト&図解でわかるDX(デジタルトランスフォーメーション)」。

この書籍は、DXとは?から始まり、企業の具体的な事例から大きな世の中の流れなど幅広くそして網羅的に学べる入門書です。

イラスト・図解入りで分かりやすいので、本が苦手な方でも読みやすく理解しやすい内容がおすすめ。

本書を読むことでDXの知識はもちろんのこと、できるようになることが細かく書かれているので、個々の自信にもつながるでしょう。

今後10年で起こりうる変化の激しさ、恐ろしさは読んでほしい部分です。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組み方がわからない時におすすめの本

デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組み方がわからない時におすすめの本

次にご紹介するのは「企画立案からシステム開発まで本当に使えるDXプロジェクトの教科書」。

デジタルフォーメンション(DX)プロジェクトを進める上で役立つノウハウが満載で、具体的な例も挙げて説明しているのでイメージもわきやすく、取り組み方がわからない時の必須の一冊です。

DXプロジェクトと基幹系プロジェクトの違い、DXプロジェクトを推進する際のポイント、さらに難易度の高いDXの企画・構想フェーズの進め方を具体例とともに説明しています。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の実例が知れる本

デジタルトランスフォーメーション(DX)の実例が知れる本

「データレバレッジ経営 デジタルトランスフォーメーション現実解」は、GAFA (グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)戦略の分析や、日本企業の戦い方について豊富な事例を基に解説されています。

データ活用という視点で様々な角度から掘り下げており、デジタルトランスフォーメーション(DX)の課題解決に必要な内容や具体的な事例が参考になるでしょう。

「GAFAもデーターで儲けているわけではない」という独自の解説も納得感のある内容なのでおすすめです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)対策で参考にしたい本

デジタルトランスフォーメーション(DX)対策で参考にしたい本

そして最後にご紹介する書籍は「DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織を作る」。

デジタルトランスフォーメーション(DX)が経営課題になって数年、その難しさが徐々に明らかになっているのですが、本書ではその難しさの原因を究明し、解決に向けた対策を解説しています。

企業がとるべき21のアクションなど、デジタルトランスフォーメーション(DX)実行にあたっての具体的なアプローチが示されています。

「どこから着手すればいいか」「何をもって成功とするか」「どうやってロードマップを策定すればいいか」など実践者にも、ぜひ参考にしてほしい本です。

 

DXのイメージ

デジタルトランスフォーメーションDXの課題解決で読みたい書籍をご紹介しました。それでは
再度それぞれの書籍についてまとめます。

  1. 「イラスト&図解でわかるDX(デジタルトランスフォーメーション」企業の具体的な事例から大きな世の中の流れ、課題解決法など幅広くそして網羅的に学べる入門書で、イラスト・図解入りのため本が苦手な方でも読みやすく理解しやすい内容です。
  2. 「企画立案からシステム開発まで本当に使えるDXプロジェクトの教科書」デジタルトランスフォーメーション(DX)の役立つノウハウが満載で、具体的な例も挙げて説明しているのでイメージもわきやすく、取り組み方がわからない時の必須の一冊です。
  3. 「データレバレッジ経営 デジタルトランスフォーメーション現実解」データ活用方法をさまざまな角度から掘り下げており、デジタルトランスフォーメーション(DX)の課題解決に必要な具体的な方法、事例が役に立ちます。
  4. 「DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織を作る」企業がとるべき21のアクションなどデジタルトランスフォーメーション(DX)実行にあたっての必要なアプローチを具体的に示しています。

「どこから着手すればいいか」「何をもって成功とするか」「どうやってロードマップを策定すればいいか」など実践者にも、ぜひ参考にしてほしい本です。

日本が2025年の崖を飛び越えるためには、個人がこの問題を意識し、課題について学び、そして実践していかなければ解決にはつながりません。

まずは紹介した書籍からはじめて、知識を深め、デジタルトランスフォーメーション(DX)の課題に取り組んでいきましょう。

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