paizaラーニングと聞いてもあまり馴染みがないですよね。paizaラーニングとは簡単に言うと動画でプログラミングを学習するためのサービスです。
今、AI(人工知能)技術が発達しているためプログラミングはあらゆる分野で必要とされ、ある程度は知っておいた方が良いと思う方も多いでしょう。
しかしプログラミングを学習するとなると自力で勉強するには挫折しやすいです。プログラミングスクールに通うとなるととても高いお金を払わなければならず、結局やる気はあっても学習する環境がないことが多いでしゅ。
そこで活躍するのがpaizaラーニング。
そこで今回は、paizaラーニングの特徴から注意点まで初心者向けに丁寧にお伝えします。
動画学習サービスpaiza(パイザ)ラーニングとは
他にもゲームのような感覚でプログラミングスキルを習得できる講座も複数用意されているので、初心者でも楽しく学習することが可能です。
paizaラーニングの特徴
そしてレッスン画面にはレッスン動画のエリアがあり、その横にはコードエリア。このコードエリアでは自由自在にコードを打ち込むことができ、プログラムを実行されます。
つまり、初学者がつまずきやすい環境構築の必要もなく、スムーズに学習が始められるということです。
それでは特徴的なポイントを3つ挙げましょう。
アニメさながらのナレーターがしっかりとレッスンを進めるため、プログラミング学習に対する敷居も低く感じられるでしょう。
このようにプログラミングの学習を楽しくかつ、実践的にこなせるポイントはとても魅力的ですよね。
そして、paizaラーニングには無料プランと有料プランの2つがあります。
- 無料プラン…無料公開されている豊富な講義動画が視聴できます。その数はなんと282本。自分のスキルアップに活かせる257問のレベルアップ問題の受験や、359問のスキルチェックに受験できます。
- 有料プラン…視聴可能なレッスン動画の数も282本から1212本に増えたり、動画再生速度を変更、講座の内容に関して現役エンジニアに質問できたり、無料プランでできることに比べて様々な講座・機能を利用できます。
※なお、講義動画数や問題数はいずれも2020年9月上旬現在のデータです。
paizaラーニングの主な講座とは
それではpaizaラーニングの主な講座についてお話しましょう。
paizaラーニングには多様なプログラミング言語に関する講座が用意されています。各言語の基礎に関して学べる講座や、応用してWebアプリケーションの開発などの学習もでき、またポートフォリオ作成も含めてITエンジニアとして就活する準備の講座や、ゲームエンジニアとしての働き方を学べる講座も。
その中でも、主な講座を5つ紹介しましょう。内訳は応用的な内容を学習できる講座が2つ、プログラミングスキルの向上・確認ができる講座が3つです。
Python×AI・機械学習入門編
レッスン1では画像分類を通じて機械学習の概要を学び、レッスン2では音声データ分析・音声認識をする方法を学習します。なお、Pythonの基礎知識が前提となるため、Pythonを一通り学習してから取り組むと良いでしょう。
Webセキュリティ入門編
デモ掲示板を実際に攻撃することでWebサイトの攻撃手法を知り、防御できるようなスキルの基礎を学習します。
なお、HTML・SQL・PHPの基礎知識が前提となるため、HTML・SQL・PHPを一通り学習してから取り組むと良いでしょう。
レベルアップ問題集
自分のレベルにあった問題にどんどん挑戦し、どんどんコードを書いてみると良いでしょう。
プログラミングスキルチェック
paizaはプログラマの転職や新卒学生の就活なども含め、エンジニアの就職をサポートするプラットフォームでもあります。コードを書くことで書類選考をすることなく面接に進める、新しい転職・就活サービスを提供しており、プログラミング力次第では、実務経験がなくても有名企業の面接に進むことができるかもしれません。
そこで、このプログラミングスキルチェックを受験すると、「自分のプログラミングスキルはどれくらいのレベルなのか」「実力に対する適性年収はどれくらいか」の目安を知ることができます。
コードクロニクル
Paizaラーニングでは、ゲーム形式でプログラミングスキルを学べる講座が用意されていますが、その中の1つであるコードクロニクルを紹介します。
舞台は「豊かな自然に恵まれ、さまざまな種族が共存する穏やかな王国【パイザ】」で、またプログラミングのコードが魔法の役割を担っており、王道RPGを彷彿とさせる世界観です。
paizaラーニングで学ぶメリットとデメリット
ここまでのお話でpaizaラーニングについて理解できましたよね。それではpaizaラーニングで学ぶ場合のメリットとデメリットをお伝えします。
メリットは、
- 多様な言語を、環境構築無しで始められること
- 動画1本あたりの講義時間が短いため、隙間時間を活用できること
- 「Python3入門編」などのプログラミング言語の基礎知識を解説する講座のみならず、「Python×AI・機械学習入門編」といった、言語を応用するような講座も受講できること
- プログラミングスキルを向上できるような問題集、ゲームが用意されていること
- 就職や転職に繋がるサービスが用意されていること
- 実際の現場で活かせるスキルが育成できること
などが挙げられます。
ですからプログラミングはじめての方や、働きながら隙間時間に学びたい方にはぴったりですよね。また転職を考えている方にとっても目安にできますし転職につなげることもできます。
一方デメリットは、
- 本格的に深くプログラミング言語を学ぶようなレッスン動画は、あまり用意されていないこと
- 人によっては、声優さんの声が合わないこと
などが挙げられます。
声優さんについては一度利用してみないとわかりません。また、上級者には向いていないサービスでもあります。
これらのメリットデメリットを理解して、上手にpaizaラーニングで学びましょう。
paizaラーニングを利用する時の注意点
それでは最後にpaizaラーニングを利用する場合の注意点をお話します。
これは、無料プランならレベルアップ問題集の受験や解答コード閲覧など、有料プランなら講座に関してエンジニアへの質問が挙げられます。
12ヵ月プランは、1ヶ月あたりの使用料が最も安く、600円(税込)となっていますが、合計金額は7200円(税込)です。1ヶ月プランは1078円(税込)。2ヶ月以上継続利用した場合は、初月の月額料金は無料になります。6ヵ月プランは4488円(税込)です。
プラン 使用料(税込) 月額料金(税込)
1ヶ月プラン 1078円 (1ヶ月1078円)
6ヵ月プラン 4488円 (1ヶ月748円)
12ヵ月プラン 7200円 (1ヶ月600円)
有料プランに申し込む際は、自分がどのように学習するのかをしっかり決めた上で、どの支払いプランを利用するのが最適かを考えてからにすると良いでしょう。
それでは最後に軽くこの記事のまとめをします。
そもそもpaizaラーニングとはレッスン動画を通じてプログラミングを学習するサービスでした。
初心者が躓きやすい点をしっかりとカバーしており、ゲームのような感覚でプログラミングスキルを習得できる講座もあるため、初心者でも楽しく学習することができます。
有料版にすると使うことのできるサービスは増えますが、自分がどのように学習するのかをしっかり決めた上で、どのプランを利用するのが最適かを比較して考えてから使うと良いでしょう。
プログラミングはさまざまなところで使うことのできる専門的なスキル。そのため1度しっかり学んでおくと転職はもちろん、自分で何かを作り出すことも可能です。
プログラミングスキルを身につける選択肢として、是非paizaラーニングを活用しましょう。