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今注目の子供向けプログラミングアプリ・おもちゃ・本はこれだ!

おもちゃで遊ぶイメージ

2020年から小学校でプログラミング教育がとうとう必修化されますよね。この取り組みは将来ITの技術者を増やすことや、ITに対するリテラシーを深めるなどという目的で行われるのです。

そのため、この取り組みに備えて子供にプログラミングの教育させたいという人が増えているのです。

今回はそんな、プログラミングに関する教育を子供に行いたい親御さんに向けて、プログラミングを子供の頃から学ぶメリットや、またおすすめの子供向けプログラミングおもちゃ・本などの子供向けプログラミング教材を紹介していきましょう。

そして子供がプログラミングを学ぶ際に親が配慮したいことについてもお伝えします。ぜひ、今注目の子供向けプログラミングについて知ってください。

プログラミングを子供の頃から学ぶメリット

興味を示す子供のイメージ

それではまずはプログラミングを子供の頃から学ぶメリットについて説明しましょう。

多くの人はプログラミングを子供の頃から学ぶと聞くと、子供をITの技術者にしたいからだろうと考えるでしょう。これについては話題となっているAI(人工知能)を扱うIT技術者が、世界的に人手不足である点からも想像ができます。

しかし、プログラミングを子供の頃から学ぶメリットはそれだけでなく、子供にとって4つの大きなメリットがあるのです。

まず一つ目は

メリット1:論理的な思考や問題解決能力などを鍛えられる

プログラミングを子供の頃から学んでいくと、どうすれば上手くプログラミングできるのかを考えることで論理的な思考が養われ、正解するまで何度もプログラミングを行うことで問題解決能力が鍛えられます。

この論理的思考や問題解決能力は社会に出たときにも役立つので、プログラミングで鍛えられるのであればとてもよいものでしょう。

メリット2:成功体験を積むことができる

また、子供がプログラミングに苦戦する中で上手くプログラミングできれば、世の中に出てからでは学ぶことがなかなか難しい成功体験を簡単に積むことができます。そしてこの成功体験については子供さんの自信になったり、自主性を持った意識に変えることにもつながっていくので大きなメリットといえるでしょう。

メリット3:想像力やアイデアを養える

さらに、子供がプログラミングを行えるようになれば、「こんなことはできるのだろうか」といったことを実際に形にできるので想像力やアイデアを生み出す力を養えます。

こちらについては日本の少子化とグローバル化が進んでいくことを考えれば、将来の子供たちにはより必要となっていくので、これらが養えるのはメリットです。

メリット4:ITに対するリテラシーを深められる

最後に、将来の子供たちがよりITに囲まれる生活を行っていくことを考えれば、ITに対するリテラシーを深められるプログラミングには大きなメリットがあります。

以上が子供がプログラミングを学ぶメリットです。それでは今度はプログラミングを学べるアプリ・おもちゃ・本をご紹介しましょう。

まずは子供向けプログラミングアプリです。

無料で使える子供向けプログラミングアプリ

プログラミングアプリのイメージ

実は子供向けプログラミングアプリの中には無料で使えるものがあります。そんな子供向けプログラミングアプリを3つご紹介します。

プログラミングアプリ1:ScratchJr

まずはじめに「ScratchJr」について。ScratchJrはかわいいキャラクターを動かしながら子供でもプログラミングを学べるアプリです。

このアプリは小学校で学ぶプログラミング言語「Scratch」を作ったMITが制作。小学校入学もしくはそれ以下の子供を対象にしたプログラミングアプリになっています。そのため、小学校で行われるプログラミング教育の予習と考えてやってみるのがよいでしょう。

ただし、注意としてこちらはiPadといったタブレット端末のみのアプリとなっています。利用する際はタブレットを用意しましょう。

ScratchJr

プログラミングアプリ2:プログラミングゼミ

次に、「プログラミングゼミ」についてご紹介していきましょう。こちらはDeNAが制作した子供向けプログラミングアプリ。

ScratchJr同様にかわいいキャラクターを使ってわかりやすくプログラミングを学べます。しかしScratchJrとは違いプログラミングで用いる変数などの内容を扱うので、少しプログラミングに慣れた子供向きです。

アプリの利用はiPhoneやandroidスマホだけでなく、PCでも可能。

プログラミングゼミ

プログラミングアプリ3:マインクラフト Hour of Code

最後は「マインクラフト Hour of Code」です。

このアプリはゲームとして人気を博している「マインクラフト」を使ってプログラミングが学べるアプリ。そのため、単純にプログラミングを学んでいくことが長続きしない子供さんにおすすめです。

そしてこのアプリも初歩のプログラミングに触れた子供向きで、PCとタブレットで利用可能となっています。

マインクラフト Hour of Code

以上がおすすめの子供向けプログラミングアプリでした。興味がありましたら是非子供におすすめしたり親子で一緒にやってみてください。

おすすめの子供向けプログラミングおもちゃ

おもちゃのイメージ

それでは今度はおすすめの子供向けプログラミングおもちゃについてです。

プログラミングを学んでいくにはタブレットなど使いアプリで学んでいくことも有効ですが、子供向けプログラミングおもちゃを使うのもよいでしょう。ここでは、おすすめの子供向けプログラミングおもちゃを3つご紹介します。

プログラミングおもちゃ1:「キュベット」

「キュベット」は木製の子供向けプログラミングおもちゃです。

仕組みとしてはボードにコマンドのブロックをはめて本体の木製ロボットに送信すると、そのコマンドの通りにロボットが動くようになっています。プログラミング言語を書くわけではないので知識がない子供でも遊べるプログラミングおもちゃですよね。別売りでマップが販売されていますのでが飽きてきたらマップで楽しみましょう。

プログラミングおもちゃ2:「コーディングロボット ボットリー」

次にご紹介するのは「コーディングロボット ボットリー」です。

「コーディングロボット ボットリー」はコントローラーで本体のロボットを動かしていく子供向けプログラミングおもちゃ。具体的にはコントローラーのボタンを順次押し、それを送信することで本体のロボットが動きます。

コマンドについては単純なものからループ処理、直前のコマンドを削除するなどの機能もあったりと遊びながらプログラミングをしっかりと学べるのがおすすめのポイントです。

プログラミングおもちゃ3:「Let’s Go Code! アクティビティセット」

最後は「Let’s Go Code! アクティビティセット」をご紹介します。

「Let’s Go Code! アクティビティセット」はパーティゲーム感覚で遊べるプログラミングおもちゃ。「キュベット」や「コーディングロボット ボットリー」のようなロボットなどは使わず、コーディングカードとマットで体を動かしながらプログラミングを学ぶことが可能です。

ですから知らず知らずの内に子供たちはプログラミングを学んでいけるでしょう。

なお、「Let’s Go Code! アクティビティセット」はお値段も安いので、費用を抑えながら子供向けプログラミングおもちゃで遊びたいご家庭に向いています。

以上がおすすめの子供向けプログラミングおもちゃ。これらでプログラミングの楽しさに触れることができると良いですよね。

子供向けプログラミング教材(本・書籍)

本のイメージ

今度は少し教育寄りのものになります。子供向けプログラミング教材のご紹介です。それでは、本や書籍などで学べる子供向けプログラミング教材について3つお話します。

プログラミング教材1:「ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング」

「ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング」は絵本形式の子供向けプログラミング教材です。

この本はプログラミングのコードなどは乗っておらず、プログラミングの考え方などを教えることに重点を置いた絵本となっています。

そのため、親子で楽しみながらプログラミングについて学べるでしょう。

ちなみに「ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング」はシリーズで出ていますので子供が気に入ったのなら続けて読むのも良いかもしれません。

プログラミング教材2:「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」

次にご紹介するのは「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」

これはプログラミングについてだけでなく、コンピューターがどのようなものかもわかりやすく説明している入門向けの一冊です。特徴としてこちらははめくってみれる仕掛けがたくさんあるので、楽しく学んでいくことができる点でしょう。

そして子供たちやエンジニアなどが投票した「こどもプログラミング本大賞」では大賞を受賞しています。このように多くの人から支持されている一冊ですので安心して手に取ってみてください。

プログラミング教材3:「10才からはじめるゲームプログラミング図鑑」

最後にご紹介するのは「10才からはじめるゲームプログラミング図鑑」という図鑑です。

この図鑑はプログラミング言語「Scratch」をメインで取り扱っている子供向けプログラミング教材。題名にもあるように10歳ぐらいの子供を対象としており、8つのゲームの作成を通して楽しくプログラミングが学べます。小学校でプログラミングをある程度習った子供向きの一冊でしょう。

以上が本などで学べる子供向けプログラミング教材です。これらを参考にして子供と共にプログラミングについての関心を高めていきましょう。

子供がプログラミングを学ぶ際に親が配慮したいこと

親のイメージ

ここまでは様々はアプリやおもちゃや書籍をご紹介しました。ですから子供がプログラミングを学ぶ際に配慮して欲しいこともお伝えしましょう。

まず、子供がプログラミングを楽しいと思えるようにするためには、プログラミングを子供に押し付けることは止めましょう。

やはり、押し付けられたものを楽しく感じることは難しいです。ですからそのためにも子供がもっと知りたいと感じられる環境づくりをしていきましょう。

また、プログラミングをする際には子供一人だけで学ばせるのではなく、親子で一緒に学んでいくのがよいでしょう。

これは親子で楽しみながら学んでいけば、プログラミングについても楽しく感じるようになるからです。楽しいと感じられるようになれば、親から何も言わなくてもプログラミングに熱中していきます。

ぜひこれらを頭に入れながら子供にプログラミングを学ばせてください。そうすれば将来役立つスキルを子供が身に付けられるでしょう。

 

おもちゃのイメージ

今回は子供向けプログラミングアプリ・おもちゃ・本をご紹介しました。ご紹介したような子供向けの製品やサービスは続々と登場しています。ですので子供がプログラミングに興味を持つ機会は増えていくでしょう。

ですから親世代はそんな興味の芽を育てていくサポートができると良いですよね。

しかし、子供向けプログラミング教育にはデメリットもあることをお伝えしておきます。これまで説明してきたように子供向けプログラミング教育には論理的な思考能力を鍛えたり、成功体験が積むことができるなどのメリットがあるのは間違いありません。しかし、一方でコンピューターに多く触れることで抵抗感やリスクを感じにくくなってしまうかもしれません。

ですから有害なサイトなどにアクセスしないように設定を行ったり、どのようなサイトを閲覧しているのかをよくみて親子で話をする必要はあるでしょう。

ですからプログラミング教育によるデメリットも理解し、対策を行いながら子供向けプログラミング教育を行ってください。そしてもちろん親も一緒に学んでください。

そうすれば子供は自然とプログラミングを理解し,将来に役立つ力を身に付けることができるでしょう。

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