2020年から小学校と中学校の授業で「プログランミングの授業」が必須になります。生活の中に自然に溶け込みはじめている「プログラミング」という言葉ですが、プログラミングという授業が無かった親世代には、どのように教えたら良いのか困ってしまいますよね。
さらに、プログラミングというと難しそうなイメージもあるため、子どももうまく慣れるかどうか心配になるでしょう。どこかにプログラミングを習いに行くことも方法ですが、実は、自宅にいてもプログラミングを学ぶことは可能です。その方法は「プログラミングのおもちゃ」。
そこで、今回は遊びながらプログラミングを学習できるおもちゃについてランキング形式でお伝えします。ぜひご家庭で遊びながら学びましょう。
プログラミングおもちゃ(プログラミングトイ)とはどんなおもちゃ?
プログラミングおもちゃ(プログラミングトイ)という言葉を聞いたことがあっても、それが何かわからないこともありますよね。まずは、プログラミングおもちゃとはどんなおもちゃなのか説明しましょう。
小さい子どもから大人まで楽しめるようにプログランミグおもちゃの種類は例えば、プログラミング用のアプリやボードゲーム、ロボットなどがさまざまあります。とはいえ、プログラミングのおもちゃはたくさん種類があって選ぶのが難しいですよね。そのため、今回は値段別にランキングを分けてこれから解説しましょう。
5000円以下で買えるプログラミングおもちゃのおすすめランキング・ベスト3
プログラミングおもちゃは種類も値段もさまざまです。ここでは、「5000円以下で買えるプログラミングおもちゃのおすすめランキング・ベスト3」をご紹介します。
第3位 イーケイジャパンの「エレキット フォロ MR-9107」
まず、3位はイーケイジャパンの「エレキット フォロ MR-9107」で値段は2953円、対象は10歳以上です。6足歩行のロボット工作キッドで、赤外線レーダーを搭載し音と光で感情を豊かに表現できるようになっています。
ロボットは、後ろをついてきたり近づきすぎると離れる「なかよしモード」、ぶつからないように物をよける「たんけんモード」の2種類の動きがあるため、かわいさも賢さも感じることができるため、愛着がわきますよね。
第2位 学研の「カードでピピッとはじめてのプログラミングカー」
2位は学研の「カードでピピッとはじめてのプログラミングカー」で値段は4470円です。学習教材大手の学研がつくったこのプログラミングおもちゃは、論理的に考えることを随所に必要なおもちゃです。
3歳から対象のおもちゃなので、小さいころから親と遊ぶことで会話が増え、成功体験を重ねることで子どもの自信にも繋がるでしょう。さらに、ロボットがゴールまでの道のりをカードで命令しなければいけないため、論理的な考え方が遊びながら培われます。遊びながら学ぶことができると、親としては嬉しいですよね。
第1位 くもん出版の「くもんのロジカルルートパズル」
1位はくもん出版の「くもんのロジカルルートパズル」の値段は2,200円・対象は4歳以上です。ボールを同じ色のゴールに入るようにルートを考えながらパズルを作るおもちゃです。
さらに問題が60問用意されているため、親子で考えながら問題を解いたり、子どもと問題を出し合ったりできるため、お互いに考える力が養うことができます。子どもとの共同作業は会話も自然と増えるため、話しながら考えると答えも導き出しやすくなるのだとか。ぜひ解けたときの喜びを一緒に感じましょう。
5000円~10000円で買えるプログラミングおもちゃのおすすめランキング・ベスト3
ここからは「5000円~10000円で買えるプログラミングおもちゃのおすすめランキング・ベスト3」です。5000円以下のプログラミングおもちゃと比べると値段が上がりますが、その分、おもちゃ自体の動きなども複雑になるため面白さが増すはず。
3位 SBC&S「マイクロビット micro:bit アドバンスセット 知育 STEM プログラミング ガイドブック付 【日本正規代理店品】 MB-B001」
3位はSBC&Sの「マイクロビット micro:bit アドバンスセット 知育 STEM プログラミング ガイドブック付 【日本正規代理店品】 MB-B001」で値段は6,873円です。このおもちゃは世界各国の小学校で教材としても使用され、学ぶためのコンピューターボードです。
micro:bitには温度センサーと加速度センサー、光センサーなどが組み込まれていて、これらのセンサーを使って測定結果をプログラムすることできます。結果はmicro:bitに表示され、拡張パーツの超音波センサーやスピーカーも入っているため、温度や方角を表示させるだけではなく、楽器を作るなどさまざまなものを作ることができます。自分の考えたプログラムでロボットが動くことは、子どもにプログラミングは面白いという体験にも繋がるでしょう。
第2位 BANDAI「ころがスイッチドラえもんジャンプキット」
2位はBANDAIの「ころがスイッチドラえもんジャンプキット」値段は6280円です。ボールをゴールのドラえもんまで運ぶようにコースを考えながら組み立てていく作りになっています。基本パーツが64個とひみつ道具スイッチ4個がセットになっていて、ボールがジャンプする距離を考えながらコースを組み立てる必要があるので、ここで論理的思考が必要になりますよね。
ひみつ道具を使うという楽しさもあり、親も一緒にドラえもんのひみつ道具を使いながら楽しむことができるでしょう。
第1位 BANDAI「ころがスイッチドラえもんワープキット」
1位はBANDAIの「ころがスイッチドラえもんワープキット」値段は6532円・対象は3歳以上です。基本のパーツ64個とひみつ道具5個を組み合わせて、ゴールのドラえもんにボールを届けます。
2位と同じドラえもんシリーズでこちらもタケコプターやタイムトンネルなどドラえもんのひみつ道具が入っています。ひみつ道具はどこでもドアとタケコプター、タイムトンネル、もぐら手袋、エスパー帽子が入っています。例えばどこでもドアは、ボールが下のドアから入って上のドアから出る動きをするため、ひみつ道具の動きも考えてゴールを目指す面白さがあるでしょう。また、2つのコースを追うという作業が発生するため、同時に物事を処理能力を養うことも可能です。
30000円以上で買えるプログラミングおもちゃのおすすめランキング・ベスト3
プログラミングおもちゃも値段の幅が広く、内容が機械的になればなるほど値段が上がります。ここからは「30000円以上で買えるプログラミングおもちゃのおすすめランキング・ベスト3」を紹介しましょう。
3位 ソニー「ソニー SONY KOOV(クーブ) ロボット・プログラミング学習キット スターターキット EKV-120S」
3位はソニーの「ソニー SONY KOOV(クーブ) ロボット・プログラミング学習キット スターターキット EKV-120S」で値段は36800円・対象年齢は8歳以上です。電子パーツとブロックがセットになっていてブロックと電子パーツを組み立て、アプリを使ってプログラミングを組み立てて、動くように設定して遊びます。なお、利用するにはインターネット環境とプラスドライバー、乾電池が必要になるため事前に準備しましょう。
説明書通りにブロックを組み立て、完成しているプログラムを転送するとロボットが動くため、初心者からでもロボットを動かす楽しさを感じるでしょう。また、プログラミングを学ぶ「学習コース」はステージ毎にミッションがあるため少しずつレベルアップでき、「自由制作」はオリジナルのロボットを作ることができます。子どもと一緒にやるときに、説明書通りに作って動くと親子でロボットを動かすうれしさを共有することができますよね。
2位 レゴ「レゴ (LEGO) マインドストーム EV3 31313」
2位はレゴの「レゴ (LEGO) マインドストーム EV3 31313」です。レゴブロックが601ピース入っており、好きなロボットにまずは組み立て、無料のアプリを使うなどをして作り上げたロボットを動かすことができます。1つのセットで5パターンのロボットを作ることができ、さらに、無料アプリを使ったり、自分のパソコンでプログラミングを組んでロボットを動かしたりしゃべらせることもできます。
値段は39,975円とかかりますが、他のプログラミングおもちゃより本格的にロボットを作ったり、プログラムを組んだりすることが可能。子どもは難しいと感じながらも、プログラムを組んでロボットが動くことに喜びや楽しさなどを感じるはず。親でもなかなかロボットを動かすという経験は少ないため、子どもと一緒に考えながらロボット作りをしましょう。
1位 プリモトイズ「プリモトイズキュベットプレイセット」
そして1位はプリモトイズの「プリモトイズキュベットプレイセット」で値段は35,750円、対象年齢は3歳以上です。木製のおもちゃを動かすために、どうしたら思ったように動かすことができるか考えて遊ぶおもちゃです。
プリモトイズキュペットプレイセットでは、専用のマップと3歳の子どもでも理解できるように指示がコーディングブロックで色分けされていて、特に文字を読む必要もないため小さな子どもでも遊ぶことができます。また見た目はカラフルで優しいデザインなので小さな子どもでも馴染みやすいですよね。
プログラミングおもちゃの選び方・注意点
一言でプログラミングおもちゃと言っても、さまざまなタイプがありますよね。例えばボールを転がすだけで特に電子部品などが組み込まれていないタイプや、値段が高額になればなるほど精密機械に近づきます。ここでは、プログラミングおもちゃの遊び方・注意点をご紹介します。
まず、プログラミングおもちゃを選ぶときは年齢別に目的を変えましょう。3~5歳は文字を読めない子どもがほとんどなため、感覚で遊べるプログラミングおもちゃがおすすめです。また、5~7歳はそれまでとは違い「考える力」が発達してくるため、工作タイプでプログラミングを学びましょう。7~10歳になると作ったものをプログラミングで動かしてみたり、10歳以上になると実際にプログラミング言語を組み、動かせるおもちゃを選ぶと良いでしょう。それぞれの発達段階にあったおもちゃを選ぶことで子ども自身が楽しさを感じ、自分の力で作り上げたときの達成感も感じる機会を生み出すことにも繋がります。
そして、プログラミングおもちゃの注意点は、取り扱いに注意する必要があります。例えば、液晶画面や組み立てるタイプは、部品が壊れてしまうと組み立てることができなくなってしまうことも。中にはパソコンやスマホを使って動かすプログラミングおもちゃもあるため、それらの周辺電子機器の取り扱いも注意しましょう。
さらに、パーツが細かくなることもあるため、小さな子どもが間違って飲み込まないように注意することも必要です。そのため、対象年齢を確認したり、おもちゃのパーツの大きさがどれぐらいか、精密機器が含まれていないかなどを確認しましょう。
さて、今回は「プレゼントにあげたい!プログラミングおもちゃ・価格別ランキング」についてご紹介しました。
5000円以下で買えるプログラミングおもちゃの1位~3位
1位 くもん出版の「くもんのロジカルルートパズル」
2位 学研の「カードでピピッとはじめてのプログラミングカー」
3位 イーケイジャパンの「エレキット フォロ MR-9107」どのプログラミングおもちゃも手頃な価格帯で、工具やパソコンなど特別に道具はいらないため、いつでも始めることができます。
次に、5,000円~10,000円で買えるプログラミングおもちゃの1位~3位は
1位 BANDAI 「ころがスイッチドラえもんワープキット」
2位 BANDAI 「ころがスイッチドラえもんジャンプキット」
3位 SBC&Sの「マイクロビット micro:bit アドバンスセット 知育 STEM プログラミング ガイドブック付 【日本正規代理店品】 MB-B001」少し値段は上がりますがその分、コースのパーツが増えたり少し精密さが出てきます。
そして、30,000円以上で買えるプログラミングおもちゃの1位~3位は
1位 プリモトイズ 「プリモトイズキュベットプレイセット」
2位 レゴの「レゴ (LEGO) マインドストーム EV3 31313」
3位 ソニー 「ソニー SONY KOOV(クーブ) ロボット・プログラミング学習キット スターターキット EKV-120S」値段がかなり上がりますが、その分、精密さが増しロボットを動かすという感覚を味わえることができるでしょう。
プログラミングおもちゃは3歳ぐらいから大人まで使え、さまざまな種類があり値段も幅広く展開されています。かわいいデザインから本格的な物まであり、どのプログラミングおもちゃも遊びながら論理的思考の訓練ができるように工夫されているため、子ども自身が勉強の感覚ではなく、楽しみながらできるというところも続けることができるポイントです。ぜひ、そんなプログラミングおもちゃをご家庭で取り入れましょう。