近年、人工知能(AI)の技術は急速に私たちの暮らしの中に浸透していますよね。
人工知能(AI)を搭載したロボットも多くの種類が販売されています。人間に代わって部屋を掃除してくれるお掃除ロボット、オフィスの入り口にいて受付業務を行うロボット、人々に癒しを与えるペットロボットなどその活躍の舞台はさまざま。ですからみなさんも一度はどこかで、活躍するロボットの姿を目にしたことがあるでしょう。
ちなみに今販売されているロボットは、ある特定の目的のために作られたものがほとんどで、ペットとして飼われているペットロボットも、コミュニケーションをとることでユーザーに癒しや幸福感をもたらす、という特定の目的を持っているとも言えますよね。
そこで今回は、家庭でも購入できる人間型ロボットについて、販売価格や特徴、購入方法についてお伝えしましょう。
1万円台から購入可能!子どものプレゼントにも最適なロボットたち
「人間型ロボット」と聞くと、高額で気軽に手にいられるものではないと思っている人もいますよね。
しかしロボットといってもその能力や性能はさまざまで、幅広い価格帯のものが販売されています。安価なものであれば、1万円程度からでも購入することが可能。
それではそんなロボットをいくつかご紹介します。
Robi Jr.(ロビジュニア)
まず最初にご紹介するのは、タカラトミーから発売されている「Robi Jr.」。
しかし音声認識に関しては、口コミサイト等でも認識精度に対する評価が分かれているようで、公式ホームページで公開されている「Robi Jr.とうまく話すコツ」などの情報を参考にして使ってみるとよいかもしれません。
Omnibot(オムニボット)シリーズ
ここまで、Robi Jrについてご紹介したが、そのRobi Jrも含めた「Omnibot(オムニボット)シリーズ」をご紹介しましょう。
このシリーズのロボットも2万円以下で販売されていますので、子どもへのプレゼントにもピッタリなのではないでしょうか。
2018年に販売が開始された「ハロー!QB(キュービー)」は、手のひらサイズの小型ロボットで、4輪がついていて自律的に動くことができます。また「ハンドゼスチャー」に対応しているので、QBに手をかざすと、追いかけてきたり、後ずさりする他、顔部分がディスプレイになっており、豊かな表情を楽しむことが可能。
「Robi Jr.」「Omnibotシリーズ」は、タカラトミーの公式通販サイト「タカラトミーモール」やAmazonなどでも販売されていますので、好みや用途に応じたロボットを購入してみてはいかがでしょうか。
実用的な多機能ロボットがこの価格!?3万円から買える本格派ロボたち
ここまでは比較的低価格で販売されていて、手軽に購入できる「おもちゃ」としてのロボットをご紹介してきました。続いてはやや高価にはなりますが、数多くの機能を兼ね備えた、万能ロボットたちをご紹介していきましょう。
BOCCO(ボッコ)
「BOCCO」は、ユカイ工学が企画・開発・販売を行っている家庭用のコミュニケーションロボット。
自宅の状況や子どもの帰宅を知ることができるので、留守番中の子どもの見守りにも大いに役立ちそうですよね。
このように非常に多くのWebサービスとの連携が可能ですから、あなたのアイデア次第で使い方は無限に広がるでしょう。
こちらの「BOCCO」、価格は30,000円程度で、DMM.make ROBOTS、Amazonなどで販売されています。「BOCCO」でロボットを取り入れた便利な日常を体験してみてください。
MECCANOID(メカノイド)
「MECCANOID」は、カナダのスピンマスター社製の組み立て式ロボットで、人間型と恐竜型のバリエーションがあります。
組み立て式と聞くと、造るのが難しいのでは?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしMECCANOIDは、付属の工具だけで簡単に組み立てることができるので、工作が得意でない方や専門的な知識や技術を持っていない方でも心配ありません。
1,000語以上の言葉をしゃべり、会話やゲームを楽しむことができるほか、スマートフォンやタブレットと連動させたり、動きや音声をプログラミングして思い通りに操ることもできます。
さらに極めつけはモーションキャプチャ対応というところ。
「MECCANOID」の価格は約50,000円。タカラトミーモール、Amazonなどで販売されています。
ロボットを自分の手で造る醍醐味を味わってみたい方におすすめです。
家庭用でもここまで高性能!?ハイエンドなロボットたち
ここからは、さらに高性能なロボットたちをご紹介していきましょう。
家庭用として販売されてるロボットの中でもハイエンド機種と言える、より人間らしく、高度なコミュニケーションを可能とするロボットたちです。
RoBoHoN(ロボホン)
シャープの「RoBoHoN」は、電話としても使うことのできるモバイル型ヒューマノイドロボット。「ヒューマノイド」というだけあって、二足歩行が可能です。
このように、成長を感じられるロボットという点も、RoBoHoNの大きな特徴のひとつではないでしょうか。
RoBoHoNは、シャープのロボホンストアや、DMM.make ROBOTSなどで販売され、価格は約20万円と、家庭用のロボットとしてはやや高額ですが、日々の成長を感じられるRoBoHoNのいる生活、ぜひとも味わってみたいものですよね。
Palmi(パルミー)
次にご紹介する「Palmi」は、富士ソフトが製造する成長型の二足歩行ロボット。歌ったり、踊ったり、人に話しかけたりと豊かな感情を持っているのも特徴です。
最初に電源を入れたときは、片言の会話しかできないのですが、人との交流・会話を通じて名前や顔を覚えたり、記憶が蓄積されていくので、まさに成長するロボットではないでしょうか。
また、専用のアプリを使えば、専門知識がなくてもPalmiを制御するプログラムを組むこともできます。ですから、自分だけのオリジナルのPalmiに育てていくことも。
ですから、ここまで高機能なロボットということで販売価格も30万円程度とやや高額です。しかしながら、月額料金などランニング費用は必要なく、インターネット環境さえあれば使うことができるのはうれしいですよね。
こちらもDMM.makes ROBOTSやAmazonで販売されています。ただロボットに癒されたいだけでなく、プログラミングにも興味がある人にはぴったりの製品でしょう。
今回は、家庭で購入できる人間型ロボットについて、価格帯別に特徴や購入方法などを中心にお伝えしました。
いまやロボットも通販で販売されており、気軽に手に入れられる時代となりましたよね。
とはいえ、家庭で購入できるロボットにはまだまだ未成熟な部分があるのも事実。例えば、二足歩行が可能と謳っていても、不安定な場所では転倒してしまったりするものもあります。
ですが、今後さらに安価で質の高いロボットが販売されるようになるでしょう。進化を続けるロボットたちの動向にこれからも注目です。
今回ご紹介したように、コミュニケーションの可能な人間型ロボットたちも各製品それぞれに豊かな個性を持っています。ですから、ロボットについてしっかり情報収集し、数多あるロボット販売サイトを十分に比較検討し、自分のライフスタイルに合ったロボットを選んでいきましょう。
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