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【超入門者向け】Slack・スラックでのメンションを活用しよう!

slackのメンションについてのイメージ

いまやチーム内のコミュニケーションを活性化させる手段として、IT関連企業をはじめ多くの企業等で導入されているアメリカ発のコミュニケーションツールSlack。その使いやすさと、機能の豊富さから利用ユーザ数は、海外のみならず日本でも急激に増加しているといいます。みなさんの中にも一度は使ったことがあるという方もいますよね。

そんなSlackに「メンション」というとっても便利な機能が存在します。このメンションが使えるからこそ、Slackが他のコミュニケーションツールと一線を画した存在であるといっても過言ではありません。

ではいったいSlackのメンション機能はどんな便利な特徴を持っているのでしょう。また、メンションをマスターするとどんないいことがあるのでしょうか。

今回は、そんなSlackのメンション機能について、初心者の方にもわかりやすいように、徹底解説します。

そもそもメンションって何?

そもそもメンションって何?のイメージ

では、そもそもメンションって何のための機能なのでしょうか。

実はSlackだけではなく、Twitterやインスタグラムなどでもこのメンションが同様の意味で使われているのです。
メンションとは本来「名前を挙げる」や「~について言及する」という意味の英単語。SlackやTwitter、インスタグラムでは、「@」のあとにユーザー名を記述することで、そのユーザーについて話していることを明らかにする方法として利用されます。(リプライとも言いますよね)

ひと言でいえば、自分の贈ろうとするメッセージについて、読んでほしい相手を指定する機能ということができるでしょう。

ここ数年で、ビジネスチャットなどのコミュニケーションツールが普及している大きな理由のひとつが、このメンション機能にあるといわれており、メンションを使ってメッセージのやり取りをすると、相手が確認するスピードが格段に速くなります。

例えばメールの場合、あなたが相手にメールを送ってから、相手からの返信メールをあなたが確認するまでに、次のように時間がかかってしまうでしょう。

  1. あなたが送ったメールに相手が気づくまでの時間
  2. 相手があなたのメールを見て内容を把握し、返信するまでの時間
  3. 相手からのメールにあなたが気づくまでの時間

急を要する案件の場合、このような時間のロスは致命的になってしまいますよね。そこでコミュニケーションツールのメンション機能の出番というわけ。

メンション機能を使うことで、メッセージの受信に気づきやすくなるので、上記の①と③の時間を圧倒的に短縮することができるというのです。結果的に、ビジネスのやり取りは加速され、業務の効率化につながるのです。

Slack・スラックにおけるメンションの種類

Slack・スラックにおけるメンションの種類のイメージ

このようにさまざまなチャットツールやSNSに搭載されているメンション機能ですが、今回はSlackのメンション機能についてですので、ここからは、Slackにおけるメンションの種類についてご紹介していくことにしましょう。

Slackで使用することのできるメンションにはいくつかの種類が存在します。

特定の一人にだけ送るメンション

Slackでワークスペースにいるメンバーのうち特定の一人だけに送る場合のメンションです。

@メンバー名

と記述するだけでメンションが送れます。

オンラインのメンバーだけに送るメンション

チャンネルに属しているメンバーの中で、オンラインステータスのメンバーにのみ通知を送る方法です。

@here

と記述します。

チャンネルに所属しているメンバー全員に送るメンション

オンライン、オフラインを問わず、チャンネルに属しているメンバー全員に通知を送る方法です。

@chanel

と記述します。

ワークスぺースのメンバー全員に送るメンション

Slackのワークスペースのメンバー全員に通知を送ることのできます。#generalなどの全員参加しているチャンネルでのみ使うことができます。

@everyone

と記述します。

自分に送るメンション

最後は、自分自身に通知を送る方法です。

@me

と記述します。

このようにSlackでは、メンションにも豊富な種類があらかじめ用意されていますので、これらを上手く工夫して使い分けることで、より仕事の効率を上げることができるでしょう。

Slack・スラックでのメンションをグループで活用する

Slack・スラックでのメンションをグループで活用するのイメージ

それでは今度はここまでにご説明したさまざまな種類のメンションを活用します。ぜひチーム内の業務効率化に役立ててみましょう。

例えば、プロジェクトのリスケなど極めて重要な情報であれば、直ちにメンバー全員に知らせる必要がありますよね。そういった場合は、チャンネルに所属しているメンバー全員に送るメンション@channelなどを活用すると良いです。
また、プロジェクトの枠を超えて、広く周知する必要のある内容であれば、ワークスペースのメンバー全員に送るメンション@everyoneを使うことができます。
一方で、1対1のミーティングの開催など、個人的に通知を行いたい場合は、特定のメンバーに送るメンションが使えそうですよね。
さらに、何か困った事態が発生して、とりあえず急ぎで質問や依頼したいといったような状況下では、今オンラインのステータスになっているメンバーに通知を送ることのできる@hereを使うととても便利でしょう。

このように、あなたのグループやチームにおいても、さまざまなシーンによって使い分けることによって、効率の良いプロジェクト進行に、Slackにメンション機能が役立つことは間違いないでしょう。

その他、Slackで使える豆知識3つ

その他、Slackで使える豆知識3つのイメージ

ここまでのお話でメンション機能がわかりましたよね。それではさらにメンション機能を使いこなしての業務の効率化やSlackがもつその他の便利機能について、今回はそんな使える豆知識を3つご紹介することにします。

クイックメッセージ

例えば急な外出などで、急いでメンバーに連絡をしなければならないとき、クイックメッセージの機能がおすすめです。任意のメッセージテキストボックスで

/msg @メンバー名

または

/dm @メンバー名

と入力するだけで直接メッセージを送ることができます。急いでいるときにはとっても便利な機能ですので覚えておくとよいでしょう。

Slackbotのカスタマイズ

Slackを使っているとslackbotがいることに気がつきますよね。そのSlackbotによくある質問をあらかじめ登録しておくと、そのSlackbotが自動で回答してくれます。

メニューの中にある「Slackをカスタマイズ」から「Slackbot」を選択し、特定のワードやフレーズに対する返信内容を登録しておけば、Slackbotが自動で返信。

例えば、先ほど説明したメンションの使い方なども登録しておけば、メンバーみんなが安心して使うことができますよね。

アンケート機能

チーム全員の意見を聞いたり、出欠の確認を取りたい時などはSimple PollというSlackアプリを追加することで、アンケートを取ることができます。

アプリを追加したら、例えば、「/poll “飲み会の日程はいつがいいですか?” “12月10日” “12月11日” “12月12日”」といった具合に使うことが可能です。

ぜひこれらの機能も使ってみてください。

 

チャットのイメージ

今回は、Slackの便利な機能、メンションについて、入門者の方にもわかりやすいようにお話しました。また、おまけとしてSlackのその他の便利機能についても3つご紹介してきました。

Slackのメンションは自分の送ろうとするメッセージについて、読んでほしい相手を指定する機能のことでしたよね。また特定の人だけに送るだけでなく、現在オンラインの人だけに送ったり、チャンネルやワークスペースの人全員に送ったり、自分自身にも送ることができたりと、さまざまな使い方ができる機能です。

すでにSlackをお使いの方はより便利に、まだお使いでない方もこの記事を読んで、うちのチームでも使えそうかな?と感じていただけたのではないでしょうか。

明日からさっそくSlackのメンション機能を使いこなして、あなたのチームも業務効率化を目指してみましょう。

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