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AIの最新トレンドがわかる!人工知能学会の取り組みに大注目

人工知能のイメージ

ここ最近でAI(人工知能)というものは私たちの日々の生活や、企業での商品開発など色々な場面で使われるようになり、実際、AI(人工知能)は基礎的な研究から応用的なものまで幅広く研究されていますよね。そんなAI(人工知能)ですが、国内では最新の研究発表などが人工知能学会というところで行われています。

なお、この人工知能学会とは80年代から今日まで、AI(人工知能)の研究発表の場を作るなどして、AI(人工知能)の知識の普及に努めてきた一般社団法人。こちらの学会員になれば人工知能学会誌や、人工知能学会が開催する大会への参加などができます。

そこで今回は、この人工知能学会がどのようなものであるのか、また、人工知能学会がどのような取り組みを行っているのかを詳しくお話ししましょう。

ぜひ、人工知能学会について深く知り、AI(人工知能)の最新トレンドを把握してください。さらに、最後には人工知能学会の取り組みが日本のAI(人工知能)研究に、どのような影響を与えていくのかもお伝えします。

人工知能学会とは

人工知能学会のイメージ

それでは人工知能学会がどのような団体であるのかを説明していきます。

こちらの学会は、AI(人工知能)の知識の普及や、研究の促進のために研究会の設置などを行い、日本はもちろん世界に貢献することが目的の一般社団法人です。

人工知能学会

団体としては1986年に設立され、1990年に社団法人となり、2013年に一般社団法人となりました。会員数は現在少なくとも4000名以上が在籍。
なお、人工知能学会では人工知能に関わる基礎的な研究から知識情報処理分野、その他の応用分野を対象としており、人工知能について知識を深めたい一般の方や学生、研究者など誰でも加入できるのが特徴です。

実際、会員となるのに会費の支払い以外の条件はありません。これについてはAI(人工知能)に対しての知識を広めることを目的としているからでしょう。

また、個人会員になるとどのような特典があるのかといえば、以下のようなものです。

  1. 毎号の人工知能学会誌の送付
  2. 全国大会や研究会の参加など
  3. セミナー、講演会の参加
  4. 人工知能学会の出版物を特別価格で購入可能
  5. 総会での議決権の行使(役員などのみ)
会員となることで最新の研究やAI(人工知能)に関する情報が掲載されている人工知能学会誌が送付されます。

この学会誌は、最新のAI(人工知能)研究を知ることができるので、とてもよい特典でしょう。

また、人工知能学会が開催している全国大会や研究会などの参加資格を得られます。なお、AI(人工知能)の研究を行っている人の場合には、研究発表や学会誌への論文投稿も行うことが可能です。

これらに参加するなどすれば、楽しみながらAI(人工知能)に関しての知識を深めていきましょう。

そして人工知能学会が開催しているセミナーや講演会の参加もできます。

この場合には参加費は会員料金となるので金銭面でお得ですよね。

そのほかにも、AI(人工知能)のトレンドを知る上でも学会誌や研究会資料などを読むのは重要ですが、人工知能学会の出版物は会員価格で購入することが可能ですのでぜひ活用しましょう。

このように、人工知能学会の個人会員になると特典を受けることができます。

人工知能学会はAI(人工知能)に興味を持つみなさんにとって、とても有益な情報収集の場ですので、興味があれば検討してみてください。

それでは次に、今度は人工知能学会での取り組みについてさらに掘り下げていきましょう。

人工知能学会の取り組みについて

セミナーのイメージ

より詳しい人工知能学会の取り組みについては、以下のようになっています。

  1. 全国大会や国際シンポジウムの開催
  2. 人工知能学会誌や人工知能学会論文誌の発行
  3. 人工知能セミナーなどの開催
  4. 研究会での研究交流
人工知能学会では、全国大会や国際シンポジウムをそれぞれ年1回開催しています。全国大会はこれまでに33回開催され、2019年度は新潟県の朱鷺メッセにて研究者による研究発表や電通などの有名企業による招待講演などが行われました。
そして、国際シンポジウムは2009年から開催されるようになり、2019年度については11月10~12日の日程で慶応義塾大学で予定しています。このシンポジウムでは論文の講演が行われ、優秀と認められたものについてはその後刊行される仕組み。

これらに参加すれば最新のAI(人工知能)研究に触れられるので、見識を深めるよい機会になるでしょう。

また、人工知能についての論文を掲載している論文誌については、会員でなくても閲覧可能ですので、気になればみてみてください。
そして、AI(人工知能)のトレンドを知る上でも人工知能セミナーやAI(人工知能)ツール入門講座に参加することは有益です。

人工知能学会では、研究者などに向けたものを開催していますので、こちらに興味があるのであれば、人工知能学会の両者のページからどんな内容なのか確認し、参加しましょう。

もちろんセミナーだけではなく、人工知能学会ではたくさんの研究会を設けています。詳しい内訳としては、AI(人工知能)の基礎的な研究を行っている第一種研究会と、応用にあたることをやっている第二種研究会に分かれており、計24もの研究会が設けられています。これらは会員であればもちろん参加することが可能。

なお、それぞれの研究会は単独で完結しているのではなく、いくつかの研究室が集まってシンポジウムを行い、研究交流を行っています。そのため、、自身が学ぶAI(人工知能)技術だけでなく、他のAI(人工知能)分野についても視野を広く保てるのです。これによって、より深くAI(人工知能)を学べるでしょう。

以上が人工知能学会のメインの取り組みになります。

この他にも人工知能学会では人工知能学会倫理委員会を設立して、社会とAI(人工知能)がどうなっていくべきかを研究者目線で伝える取り組みを行ったり、公式サイトでは人工知能とは何であるのかを専門的な用語を排して、わかりやすく伝える取り組みも。

このように、これまで説明してきた人工知能学会の取り組みは全て、AI(人工知能)の知識を社会に広め、AI(人工知能)に関する研究を促進することで、AI(人工知能)が社会に適切に受けいられることを目指して行われています。

少しでも興味があるなら、ぜひこちらに入会してみてはいかがでしょうか。そうすればよりAI(人工知能)に詳しくなり、社会に貢献できるかもしれません。

 

人工知能のイメージ

今回は、人工知能学会の取り組みをお伝えしました。

それでは最後に、人工知能学会の取り組みが日本のAI(人工知能)研究に、どのような影響を与えていくのかお話します。

現在世界ではAI(人工知能)に関する研究が盛んに行われていますが、その中で日本はアメリカや中国などと比較していくと大きく出遅れている状況で、また、AI(人工知能)は今後かつての産業革命に匹敵するような大きな変化をもたらすことが予想されているため、国や民間でも大きく力を入れていくべきものでもあります。

それらを考えていくと人工知能学会が行っている取り組みは、まさに今日本に必要とされているもの。

そして、この人工知能学会が行っている取り組みが今後より広まっていけば、AI(人工知能)に対する興味が増し、より深い知識を持つ人が増えていくでしょう。そうなれば、日本のAI(人工知能)に関する状況もよい方向に変わるかもしれません。

私たちの未来が明るくなるためにも、人工知能学会からAI(人工知能)を学んで社会に活かしていきたいですよね。

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