AI(人工知能)とファイナンス

自分の時間とお金を増やしちゃおう!AIを活用した時短投資法

AIで時短するイメージ

毎日頑張って働いていけば、それに応じてお金はもちろん増えていきますが、その代わりにプライベートな時間はなくなってしまいますよね。できれば今よりもプライベートな時間とお金も増やしたい、そんな人にお伝えしたいのがAIを活用した時短投資です。

みなさんご存じだとは思いますが、今AIはすごい勢いで進歩して、さまざまな分野で使われているんです。身近な例ではスマホのSiri、開発されているものとしてはGoogle社の自動運転の車などたくさんの例があります。このようにAIは今広く使われているので実際に触れたことがあったり、知らないところで触れていることも日常になりつつあります。

そして、今このAIの進歩は投資の世界にも大きな影響を与えています。投資の世界では機械であるAIの利点を活かして広く使われるようになっており、投資のプロである機関投資家たちもAIを使っていて、その広がりかたからまるでロボコンテストみたいだといわれるレベルです。

もちろんAIにもデメリットがありますが、市場が安定しているならAIによる投資は利益を生みやすく、24時間取引をさせ続けることができます。個人投資家にとっては投資に取り組む時間を減らし、プライベートな時間を確保しながら、利益を生みやすくなっています。

今回は、AIを使った投資方のメリットとデメリットをしっかりと解説した上で、どのようなAIを使った時短投資法がいいのかお伝えしていきます。

AIを使った投資のメリットとデメリットとは

投資のイメージ

まず、AIを使った投資のメリットについて解説していきます。メリットとしては次の6つがあります。

  • AIは人間でなく機械である
  • ビックデータの活用
  • 過去のデータからアルゴリズムを作成
  • ポートフォリオを自動で調整してくれるので時短
  • 少額から投資可能
  • 長期投資に向いている

まず、AIは機械であるということが大きなメリットです。

人間には感情がありますし、睡眠も必要になりますが、機械であるAIにはこうしたものは必要ありません。ですから、感情的になって損切りできなかったり、パニックに陥ることはないので冷静に24時間取引を続けることができます。

また、AIの処理能力は人間に勝るので、AIを使った投資では処理速度の向上も図ることができます。具体的にどのくらいかというと、ミリ秒単位のスピーディーな取引がAIを利用した投資では可能。安定した市場なら資産を増やすチャンスを増やすことができるでしょう。

次に、AIは機械学習させることでビックデータを活用したり、過去のデータから同じような局面で利益を確保できるようなアルゴリズムを作成することができます。

つまり、プロの投資家のように、また、上の解説のように処理速度は人間を上回るので、プロよりも優れた取引をさせることが可能になります。この点は機関投資家も認めているため広く使われています。

なお、AIを利用した投資法の中には作成したポートフォリオという銘柄などの構成を作成し、相場に応じて自動的に調整してくれるものがあります。

知識が浅かったり、投資にかける時間があまりとれない、もしくはとりたくない人でも投資ができるのは大きなメリットといえるでしょう。

さらに、AIを利用した投資方法の中には、一般的な投資に比べて投資額が少なくても始められるものがあります。

もちろん、資金はある程度あった方がより資産を増やしやすいですが、人によっては投資に回せるお金がない人もいるでしょうし、銀行に少額を貯金し続けて微々たる金利を貰うよりはよいでしょう。

最後に、これまで解説してきたことなどを含めて、AIを使った投資は長期投資をしたい人に向いています。詳しく次のデメリットでも詳しく解説しますが、長期投資にAIを使っていけば、極端にいえばほったらかしにしても効率的な取引が可能です。AIを使って時短で投資をして、空いた時間を自分に使うことで、お金もプライベートな時間も確保できるでしょう。

以上6つのメリットがAIを使った投資にはあります。次にどんなデメリットがあるのか解説していきます。AIを使った投資には次の4つのデメリットがあります。

  • 一般的な株式投資よりもコストが高い
  • 投資のリスクは消えていない
  • 想定外に弱い
  • 短期投資に向いていない

まず、AIを使った投資では、投資信託と同じように手数料が発生します。

この手数料はいわゆる信託報酬で、投資額に対して1%程度が年率でかかります。普通の株式投資ではこの手数料は発生しないので、この点ではデメリットです。

次に、AIを使っても投資であるのでリスクは存在します。

当然ながら元本を割ってしまったり、マイナスになることもあります。あくまでも資産を増やすチャンスが増えているだけで、投資は投資。自己責任であるということですよね。

さらに、メリットで説明したようにAIを使った投資は過去のデータなどからアルゴリズムを作成していますが、過去のデータにない想定外が起こったときに対応できないこともあります。

もちろん、長期的にみればプラスになるかもしれませんが、現実世界は不確実であるので対応を完全にすることは現在のAIでは難しいでしょう。

最後に、AIを使った投資はメリットでも解説しましたが、短期投資には向いておらず長期投資に向いています。AIを使った投資は株式などを買いますが、実際はインデックス投資という株価指数と連動する投資信託などに投資しています。

インデックス投資は、指数と連動しているので例えば日経平均と連動していれば、225社に平均的に投資しているようなものであるので、短期的に大きく値が動くことはありません。しかし、日経平均をみればわかるように、アベノミクスが始まる前に買っておけば3倍程度まで値上がりしていますよね。

このとき時間はかかりますが、ある程度安全に投資することができています。ですから、短期投資ではなくAIは長期投資で活かせるでしょう。

このようにAIを使った投資はメリットとデメリットをそれぞれ持っています。これらを理解して次ではどんなAIを使った時短投資がおすすめなのかお伝えしていきます。

AIを使った時短投資法でおすすめなのがロボアドバイザー

AIで投資をするイメージ

結論からいってしまうと、AIを使った時短投資法としてもっとも適している投資方法はロボアドバイザーを利用することです。ロボアドバイザーとは、簡単な質問に答えるだけで適切な資産運用のアドバイスをしたり、取引をしてくれるサービス。なぜ、この投資方法がおすすめなのかいうと以下の2つの理由によります。

・確実とはいえないが比較的資産を増やせる
・投資手法として時短で手間が少ない

まず、

ロボアドバイザーなら長期の運用で比較的資産を増やせます。ロボアドバイザーはAIを使って投資しており、上で解説したような適切な投資方法である長期投資を行うことで、運用する当人に知識がなくても資産をふやせるでしょう。
ですから、確実性を求めるならロボアドバイザーが向いているでしょう。

次に、

プライベートな時間を確保するためにも時短で投資でき、投資の手間を省ける手法が望ましいでしょう。ロボアドバイザーは質問に答えるだけであとはロボアドバイザーが提案して、取引を自動で行ってくれます。
ですから、時間をかけずに取引を手軽に行いたいならロボアドバイザーが向いています。

このような2つの理由からAIを使った時短投資としてはロボアドバイザーが向いています。現在ロボアドバイザーはWealthNaviやTHEOなどが有名で、少額から手軽に始めることができるで
しょう。また、銀行系でもさまざまなロボアドバイザーがリリースされています。

もし、今投資を実際にしているのなら、あなたの証券会社や銀行でAIを使った投資であるロボアドバイザーのサービスが提供されていないか確かめてみてください。また、これからロボアドバイザーで投資を始めるなら、自己責任であることを理解して、勉強しながら利用してください。このように利用していけばより資産を時短で増やしていけるでしょう。

新聞で情報を得るイメージ

最後に今後AIを使った時短投資で私たちの生活がどうなるのかお伝えしていきます。解説したようにAIを使った時短投資であるロボアドバイザーは知識がなくても運用が可能です。

つまり、これまで投資をする時間がない人や知識がない人でも投資することができるので、よりお金の流れが活発になるでしょう。日本は投資より貯蓄の方が割合として大きい一方で、米国などに比べてお金の流れが活発とはいえません。

そのため経済が悪化するとお金を使わずに貯蓄するので、経済がバブル以降よくなっていません。AIを使った投資であるロボアドバイザーは、こうしたお金を貯蓄する流れから、お金を投資する社会にシフトさせるきっかけになるのではないのでしょうか。

もし、そうなれば今の日本の経済も上向いて、私たちの生活も今よりも良くなるかもしれませんよね。仮にそうならなかったとしても、このAIを使った時短投資であるロボアドバイザーは、私たちの資産と時間を増やしてくれることでしょう。

ですから、ぜひ一度このAIを使った時短投資であるロボアドバイザーを検討してみてください。

参照元 急拡大する「AI投資」、人工知能は儲かるか?
個人投資家は「人工知能」に勝てるのか

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