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AI搭載のロボットが大人気!ハイテクなおもちゃおすすめ4選

AIロボットおもちゃのイメージ

「 AI(人工知能)を搭載したロボット」と聞くと、ソフトバンクが開発した人型ロボット「Pepper」を思い浮かべる方も多いですよね。

新聞やテレビなど、多くのメディアでも幾度となく取り上げられてきましたし、街角で見かけることも珍しくありません。「Pepper」はずいぶん身近な存在になりました。ただ、サイズも大きめですし、お値段もそこそこ。これを一般家庭での購入となるとやや敷居が高いのでは?と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、実は、AI(人工知能)を搭載したロボットは「Pepper」のような大型で比較的高価なものから、気軽に手に入れることのできるおもちゃまで千差万別。もはやクリスマス商戦をも賑わす存在となったAI(人工知能)を搭載したロボットのおもちゃ。

今回は、そのAI(人工知能)技術を駆使したハイテクなロボットおもちゃ4体についてお伝えしましょう。

小さい!かわいい!小型愛玩ロボット「COZMO」

COZMOのイメージ

最初にご紹介するのは、2017年9月にタカラトミーから発売された、小型の愛玩ロボット「COZMO(コズモ)」です。全長約7㎝、重さは151.5gの手のひらサイズのおもちゃ。まるでかわいい小動物のようですよね。

「COZMO」の最大の特徴は、顔の表情と動作が紡ぎ出す細やかな感情。電子音も織り交ぜて、喜怒哀楽を巧みに表現します。

実は、顔の部分がモノクロディスプレイになっており、ここに顔のパーツを描画することで表情を作り出しているのです。

もちろんAI(人工知能)が搭載されたていますから、おもちゃといえども高度な振る舞いが可能。その場の状況を判断して喜んだり怒ったり、時には悔しがったりと実に多彩な表情を覗かせます。

また、「COZMO」には人間の顔を認識する機能も備わっているので、名前を教えておけば、顔を見るたびあなたの名前を呼びかけてくれます。

何と愛くるしいことでしょうか。もう心奪われること間違いなしですよね。

さらには、このロボットにはプログラミング機能もついているため、簡単なプログラミングを組んで、「COZMO」を動かすこともできちゃいます。

子供のプログラミング教育にも最適かもしれません。

小さな体に、おもちゃのレベルを超えた高度なAI(人工知能)と多彩なセンサーを兼ね備えた「COZMO」。

「マンションに住んでいてペットが飼えない」「エサ代がかかるから…」といったお悩みをお持ちの方も「COZMO」ならペットのいる生活を味わうことができるかもしれません。価格も2万~3万円程度と、我が家のペットとして子供から大人まで気軽に楽しめるロボットおもちゃではないでしょうか。

COZMO

ロボットと会話するだけで英語が上達!?AI(人工知能)搭載の英会話ロボットおもちゃ

Musio Xのイメージ

次にご紹介するのは、AKAの「Musio X(ミュージオ エックス)」は英語を中心としたコミュニケーションが可能なロボット。英語で会話することができるため、子供の英語力を高めるために購入される方が多いようです。

こちらは、ディープラーニング(深層学習)の技術を採用しており、まるで人間と話しているように自然な会話が楽しめます。また、音声認識と画像認識によって相手を識別することができるので、通常の英会話教材のような一辺倒な会話ではなく、各個人に合わせた会話が可能。

日ごろから、AI(人工知能)ロボット相手にリアルでナチュラルな英会話に慣れ親しんでいれば、英語のスキルもぐんぐん上達していきそうですよね。

価格は10万円前後と、おもちゃとしてはやや高めではありますが、英会話の教材を買いそろえたり、英会話教室に通学することを考えるとリーズナブルかもしれません。

英語学習の必要性を感じているものの、「教室に通う時間がない」、「何から勉強したらわからない」という方は必見のロボットでしょう。

Musio

かつての大人気ロボットがAI(人工知能)を搭載して復活!

aiboのイメージ

つづいては、かつて一世を風靡したソニーのロボット犬「aibo(アイボ)」です。

旧型の「AIBO」(新型は小文字、旧型は大文字でそれぞれ表記します)は2006年に販売を終了してしまいましたが、12年経った2018年、AI(人工知能)を搭載したロボットとして蘇りました。またあの可愛らしい「AIBO」に会えるようになったんです。

しかも、今回復活した新型の「aibo」、旧型と比べても耳や目、鼻など顔のパーツがより「犬」らしく、とても愛嬌のあるロボットになっています。自分の部屋にこんなロボットがいてくれたら、心も体も癒されそうですよね。

一方でこの「aibo」、見た目の可愛らしさだけではなく非常に高い性能を誇るAI(人工知能)を搭載したロボット。

音声や画像を認識し、解析するためにディープラーニング(深層学習)の技術を活用し、さらに、カメラセンサーやタッチセンサー、人感センサーに照度センサーなど体の至る所にセンサーを有しており空間や人物の認識も得意としています。

そしてこの「aibo」の特徴のひとつといえるのが、「クラウド連携」です。

瞬間的な認識については「aibo」本体が持つAI(人工知能)が司りますが、それ以外はクラウド上に蓄積された情報を頼りに反応・応答をします。クラウドには世界中のたくさんの「aibo」が学習した知識・経験が蓄積されています。

それらは「aibo」同士で共有され、「aibo」は絶えず学習し続けているため、飼い主も知らない間に新しいことを覚えていたりするかもしれませんよね。

こちらは、ロボット本体に加えてクラウド連携に必要なプランへの加入も必要です。

おもちゃとしてはやや高価なものになりますが、本格的なAI(人工知能)搭載ロボットとして、家族の一員に迎え入れてみるのはいかがでしょうか。

aibo

人気アニメでおなじみのあのキャラクターがAI(人工知能)搭載ロボットおもちゃに

ハロのイメージ

最後にご紹介するのは少々変わり種の「ガンシェルジュ ハロ」。何と、国民的ロボットアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するマスコットキャラクター「ハロ」がAI(人工知能)搭載ロボットとして現実世界に降臨したのです。ガンダム世代の方であればよくご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。球形で地球のような外観の「あいつ」です。

何でも「機動戦士ガンダム」に関する知識を豊富に備えているのだとか。

ガンダムについてひたすら会話を続けたり、クイズで遊ぶこともできます。ガンダム好きの人ならお酒を飲みながら朝まで語り合うなんていうのも良いかもしれませんよね。

残念ながら、ガンダム以外の話題は得意ではないようですが、空間や状態を認識する能力もありますので、話をしている人の方を向いたり、状況に応じて羽をパタパタとパタつかせたりと、何とも愛らしいしぐさを見せてくれます。

ちなみにハロのAI(人工知能)は日本IBM社、ロボット本体はVAIO株式会社の技術がそれぞれ採用。

単なるおもちゃと侮るなかれ。最先端の技術を詰め込んだ本格派AI(人工知能)搭載ロボットなのです。

まさに「機動戦士ガンダム」の世界から飛び出してきたような「ガンシェルジュ ハロ」。ガンダム好きの方はぜひともチェックしておきたい1体ですよね。

ガンシェルジュ ハロ

 

AIロボットおもちゃのイメージ

 

以上、AI(人工知能)搭載のロボットおもちゃをご紹介しました。

いかがでしょうか。ペットロボットから学習教材まで、用途や見た目、特徴も異なる4つのAI(人工知能)ロボットおもちゃでしたよね。おもちゃでありながら、プログラミングや英語など学習要素を併せ持ったものが多いのも、ロボットおもちゃの特色ではないでしょうか。

AI(人工知能)技術の発展により、今後ますます進化するであろうロボットおもちゃにこれからも目が離せません。

子供はもちろん、大人にも学びや発見を与えてくれるそんなAI(人工知能)搭載のおもちゃロボットたち。大切な人のプレゼントに、頑張った自分へのご褒美に、みなさんもぜひ「ロボットのある生活」を体感してみましょう。

そして、 こんなロボットが増えることで、「一家に一台ペットロボット」という時代もすぐそこまで来ているのかもしれませんよね。

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