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書類選考もAIで!企業が採用活動で人工知能を使う4つのメリット

書類選考もAIで!企業が採用活動で人工知能を使う4つのメリット

企業の採用担当の方は、履歴書に目を通したり、面接をしたり大忙しであることが多いですよね。「エントリーシートの手書きの文字がだんだん記号に見えてきた・・・」「面接たくさんしているうちに人がマネキンみたいに見えてきた・・・」なんてこともあるのではないでしょうか。こういうときに、自分の代わりにAI(人工知能)が採用活動の面倒なあれこれをやってくれたら良いのに!と願う担当者もいるでしょう。

実は最近、AI(人工知能)が採用活動に関わる事例が増えてきています。AI(人工知能)が面接してくれたり、大量の履歴書で合否を分けてくれたりしているのです。

そこで今回は「企業がAI(人工知能)を採用活動において使うメリット」をご紹介いたします。この記事を読むと、あなたの企業で「AI(人工知能)を導入したい!」と感じるかもしれません。

書類選考で短時間で合否を分けてくれる!

書類選考のイメージ

大量のエントリーシート、もしくは履歴書を見ているとだんだん内容が同じように見えてくることはありますよね。後半になってくると「もう見たくない・・・」と言わんばかりに飽きてくるとしんどいでしょう。でも、AI(人工知能)なら採用活動において、スピーディーに書類選考を行ってくれます。

ソフトバンク株式会社では、応募者が多数発生する総合職志望者用エントリーシートの一部の設問でAI(人工知能)が判定を行っています。これまで、ソフトバンクではエントリーシートを読むのに約10人の人員と、年間で800時間もの時間を費やしていました。採用担当者が1枚のエントリーシートにかけられる時間は5分程度で、その5分で合否判定をくださなければならないということもあり、この業務の効率化が課題となっていました。そこで過去のエントリーシート選考のデータを学習したAI(人工知能)を導入することで、エントリーシートにかける時間を75%減らすことに成功しました。

ちなみに、現在はまだ完全にAI(人工知能)だけが判定するわけではなく、きちんと採用担当の方もエントリーシートに目を通しているので安心してください。

より公平な判断を下すことができる!

公平のイメージ

エントリーシート・履歴書を見ていると後半のほうで「だんだん内容が頭に入らなくなってきた・・・」と基準がぶれてしまうことはありますよね。就職活動生、もしくは求人応募者にとってそのようなことが起きると不公平さを感じてしまうこともあるのではないでしょうか。でも、AI(人工知能)ならどのエントリーシート・履歴書にも、同じ基準で判断を下すことができます。

サッポロビール株式会社では、ソフトバンク株式会社と同様にAI(人工知能)を新卒採用の書類選考で活用しています。AI(人工知能)で評価が高かった応募者はそのまま次の選考へ、低評価の応募者は人事がチェックをして判断しています。これによって、人によってばらつきのあったエントリーシートの評価基準を統一し、より公平な選考を行うことができるようになりました。

これにより、企業側にとって今までエントリーシートで見落としていた可能性がある応募者も汲み取る事ができるようになります。また、新しく採用担当者が増えても、採用基準を明確に伝えることができますよね。そのため、今後AI(人工知能)が発達した場合、希望者によっては不採用になった理由を伝えるなど、採用担当者内や応募者の双方にとってより納得の行く選考ができるようになるでしょう。

より条件にマッチした志望者を探しやすくなる!

マッチングのイメージ

採用活動において、「自発的に考えて動ける人がほしい」「経験者がほしい」など企業ごとによってニーズは異なりますよね。でも、大量のエントリーシート・履歴書から求めている人材を見つけるのは大変なのではないでしょうか。そんなときにAI(人工知能)が求めているポイントを見つけて、自動でマッチした人材を探してくれます。

株式会社マイナビでは、AI(人工知能)エンジン「HaRi」を利用して、学生向けに「AI優先度診断差サービス」を提供しています。これはエントリーシートで辞退する可能性が高い学生を抽出したり、文章のコピペを見抜くことのできる機能があります。これによって、企業と応募者における選考でのミスマッチを防ぐことができるようになりました。

また、NEC globalでは独自に開発したAI(人工知能)システムを用いて採用活動を行っています。これはエントリーシートだけでなく、適性テストとその採用結果をAI(人工知能)に学習させ、現在応募している新卒者のデータと照らし合わせて人材の絞り込みを行っているのです。このようなシステムを使うことによって、企業の求める人物像により近い人物を効率的に探すことができるようになりました。

今後更に精度が上がってくれば、採用の際のあれこれ条件をつけてもAI(人工知能)が選んでくれるようになる・・・かもしれません。

忙しい担当者の代わりに面接で採点してくれる!

面接のイメージ

これまではAI(人工知能)が採用活動の書類選考で活躍できる点をご紹介いたしました。しかしいざ面接となった際に応募者が殺到すると、なかなか面接の時間が取れない・・・という悩みが出てきますよね。そんなとき、AI(人工知能)が面接官になることもあるのです。

AI(人工知能)が面接する「SHaiN(シャイン)」では、60分程度で話の展開に合わせて100〜180点ほどの質問を音声で投げかけつつ、応募者と面接をします。完全にAI(人工知能)が判定するわけではなく、人の目による動画のチェックを加えて「バイタリティ」「ストレス耐性」「理解力」など11項目の採点を企業に提出し、最終的な合否は企業側が判断する仕組みをとっています。

これによって、今まで遠方で面接になかなか来れない応募者や時間がなかなか作ることのできない応募者にも門戸を広げることができるようになりました。担当者にとっても、一旦基本的な項目の採点が短時間になるため、面接における負担が減るのではないでしょうか。

以上、企業がAI(人工知能)を採用活動において使うメリットをお伝えいたしました。

  • 書類選考で今までより短時間で合否を出すことができる
  • 人による評価基準のブレがなくなる
  • 条件にあった応募者を見つけやすくなる
  • 面接で代わりに採点してくれる
  • など、特に応募が多数集まる企業にとっては、AI(人工知能)を採用活動に導入することは多くのメリットがあることがわかりましたよね。企業の採用担当の方にとっては、日々の業務を少しでも減らすことができるので、ぜひ導入を検討してみると良いかもしれません。

    参照元ソフトバンクはなぜ採用にAIを導入したのか
    採用選考に続々導入される「AI(人工知能)」の現状とメリットとは
    ソフトバンクが新卒の「ES選考」をAIに任せた理由
    人工知能が企業ごとの採用傾向を学習、新卒採用のエントリーシート選考業務を効率化
    AI(人工知能)採用の仕組みと合否判定に使うデータについて
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