AI(Artificial Intelligence, 人工知能)が研究レベルからビジネスのツールとして、一般的に活用されるようになったことにより、AI(人工知能)は広く知られるようになりましたよね。AI(人工知能)は、IT分野はもちろん、製造、金融、医療、農業に至るまで、あらゆる領域でその力が発揮されています。
これは、これまで取り扱ってきたネットワークやソフトウェア、サービス上の情報はもちろん、IoT(Internet of Things, モノのインターネット化)といった、あらゆる技術から多様な情報の取得が可能となり、これらによってAI(人工知能)の活用価値がさらに高まったからでしょう。
ですからAI(人工知能)モデルを構築するためのプログラミングは、エンジニア、デザイナー、研究者はじめ、プログラマ、ノンプログラマ問わず注目されています。
実はそのニーズに伴い年々スクールや専門のコースも多く開講されているのです。そこで今回は、今すぐAI(人工知能)を活用するためのプログラミングを、学習したい人向けに厳選したスクール5選をお伝えしましょう。
初心者も中級者にもおすすめの「Aidemy Premium Plan」
まず最初にご紹介するAidemy Premium Planは、Python特化型AI(人工知能)プログラミングスクールを銘打つその名の通り、プログラミング言語のPythonをベースにAI(人工知能)プログラミングを学習していきます。
そしてこのAidemy Premium Planでは、Pythonをベースに音声認識、画像認識、自然言語処理、アプリ開発等のコースからAI(人工知能)活用の目的に合わせて自由にコースを選択して受講することができます。
また受講生は、独自のPythonの実行環境を利用できるため、インストールなど環境構築なしで学習を開始できることも特徴でしょう。
- 費用 190,000円(1ヶ月プラン)
- 受講形式 オンライン
- 転職サポート あり
- 備考:オンラインで1回25分×8回のカウンセリング
- 特徴:Python特化型AIプログラミング
- 総括:プログラマ、ノンプログラマ問わず、とにかく今すぐAIプログラミングを学習したい人向け
集中して学習したい人向け「 Dive into code 機械学習エンジニアコース」
次にご紹介するのは、Dive into codeの機械学習エンジニアコースです。
前項のAidemyで紹介した通り汎用的なプログラムであれば、Pythonのライブラリの組み合わせで間に合わせるということもできますが、それ以外の複雑なプログラムについては、自身で1からプログラムを構築していかなくてはなりません。ですから理論や数学的な理解が必要となってきます。
このDive into codeのコースは、演習だけではなくプロジェクト形式で自身で企画したプログラムを構築するカリキュラムがコース内に組み込まれているため、今後AI(人工知能)モデルのプログラミングを主軸に活動していきたいという方にはおすすめのスクールですよね。
- 費用 入会金 200,000円 + 受講料 798,000円(事前学習期間:1ヶ月、プログラム:3ヶ月)
- 受講形式 通学(1期につき定員10名)
- 時間 10:00 – 19:00 (フルタイムコースのみ)
- 転職サポート あり
- 備考:理論や数学から網羅的に学んでいく、プロジェクト形式。
- 特徴:実践的な機械学習、ディープラーニングの学習
- 総括:現場特化型、AIモデルのプログラミングを主軸に今後、第一線で活躍していきたい人向け
未経験でもOK。じっくりと自分のペースで学べる「.Pro Pythonコース」
次は.ProのPythonコースについてお話しましょう。
週1回で6ヶ月という長いスパンで学習するため、1回1回の授業の間に自学自習や復習ができ、1人1人が自身のペースに合った学習を進めることができます。これは着実に学ぶことができそうですよね。
また、未経験からの就職を意識したコースや、サポート体制となっており、AI(人工知能)のプログラミングをベースとしたエントリー職に就くことを目標としてる人にはおすすめのスクールでしょう。
- 費用 授業料 432,000円
- 学習期間 6ヶ月(週1回×24回)
- 受講形式 通学(1期につき定員10名)
- 転職サポート あり
- 特徴:少人数教室形式
- 総括:未経験から仕事にすることを目指したい方向け
各分野のスペシャリストが講師「AIジョブカレ ディープラーニング講座」
またGunosy始め複数社の創業や、電通、Google NY、東大招聘講師などの職務経歴を持つ巣籠悠輔氏が講座の監修を担っているプログラミングスクールです。ですから体系的に質の高い教養を身につけることができるでしょう。
- 費用 授業料 139,800円(AIジョブカレ経由で仕事が決まった場合、全額キャッシュバック)
- 学習期間 約5ヶ月(19:30~21:30の1回2時間×10回=合計20時間)
- 受講形式 通学(1期につき定員10名)
- 転職サポート あり
- 備考:日本ディープラーニング協会(E資格)認定講座
- 特徴:機械学習講座、Python+数学講座が併設
- 総括:各方面のスペシャリストの講師陣からの直接指導、巣籠悠輔氏が講座を監修
アプリやサービスを開発したい人向け「AI Academy AI&Webアプリ開発コース」
最後にご紹介するのは「AI Academy AI&Webアプリ開発コース」です。
AI(人工知能)のプログラミングに用いるPythonに加えて、HTML/CSSといったWebに関わる技術についても並行して学習していくため、カリキュラム内でも機械学習を組み込んだサービスを公開するところまで手順を学べるスクールです。
- 費用 授業料 80,000円
- 学習期間 4週間(週1回19:30~21:30×4回)
- 受講形式 通学(1期につき定員4~8名)
- 備考:コース期間中は、オンラインでも質問可能
- 特徴:授業内容以外もテキストで学習可能
- 総括:機械学習に基づいたWebアプリやサービスを開発したい人向け
今回は、AI(人工知能)を学ぶことができる5つのプログラミングスクールをご紹介しました。
AI(人工知能)のプログラミングスクールといっても様々な特徴がありましたよね。それではそれぞれの特徴を以下に総括してみましょう。
- Aidemy Premium Plan AIプログラミングの現主流言語 Pythonに特化した「オンライン」スクール
- Dive into code プロジェクト形式の内容など徹底した現場指向の短期集中学習
- Pro Pythonコース 全くの未経験からAI(人工知能)を仕事にすることを目標にしたコース
- AIジョブカレ ディープラーニング講座 各方面のスペシャリストによる講座監修及び講義
- AI Academy AI&Webアプリ開発コース AI(人工知能)プログラミング+(プラス)Webアプリ・サービスの開発ができる唯一のコース
このように、一言で「すぐに実務で使える」といっても、その先の目的や形態、カリキュラムは、各スクールごとに様々。
今回は、5つのプログラミングスクールをご紹介しましたが、今後も、AI(人工知能)ブームに伴ってして多様な形態のプログラミングスクールが開校されることが予想できます。
それらの動きをチェックして、どんなAI(人工知能)プログラミングスクールがいいのか選択肢が増えるので、より一層目的に応じたスクールを選択することが大切でしょう。
目的から学習コストや学習効率を鑑み、最善の選択肢を考えて、自分にあったAI(人工知能)プログラミングスクールで学んでいけるといいですよね。
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