漫才や大喜利もできる?お笑いでの人工知能(AI)の活躍がすごい

漫才や大喜利もできる?お笑いでの人工知能(AI)の活躍がすごい

実は最近人工知能(AI)がお笑い芸人の領域を侵食しつつある。なんて聞くと、きっと驚く方も多いですよね。確かに人工知能(AI)は「ロボット」「人間味がない」とお笑いとは程遠いイメージを感じるでしょう。私もよくお笑いテレビでみますし、吉本の新喜劇を見に行ったこともありますが、「人工知能(AI)ってボケることができるの?」って疑問を持っています。

しかし、そんな心配は無用です。最近では、お笑いに特化した人工知能(AI)が開発されつつあるのです。それも、人工知能(AI)がボケとツッコミ両方できるようになりました。さらに、お笑いの1つである「大喜利」の分野ではお笑い芸人にも勝てるようになってしまったのです。そのうち人工知能(AI)が関西弁で「なんでやねん!」と突っ込んだり、人工知能(AI)同士で漫才やったりする日が来るのかもしれません。

ということで、今回は「お笑いにおける人工知能(AI)の活躍」についてご紹介いたします。

人工知能(AI)がボケもツッコミも担当します!

漫才のイメージ

人工知能(AI)がボケやツッコミって理解できるの?と感じる方もいますよね。実はそのお笑いのセンスを理解してしまっているのです。NTTレゾナントは人工知能(AI)がボケとツッコミをそれぞれ行う「AI芸人」開発しました。お笑いのボケ・ツッコミのデータを人工知能(AI)に学習させ、ある投稿に対してボケ担当とツッコミ担当の人工知能(AI)がそれぞれ回答する仕組みとなっています。試しに投稿の内容を見てみましょう。

ユーザー「パソコン」
ボケ担当「そんな電子機器に頼ってたらあかんわ」
ツッコミ担当「AIに言われる筋合いはないわ」

おお、筋が通っているのと、会話が成り立っていてすごいですよね!(確かに人工知能には言われたくないですが)ちゃんとボケとツッコミができています。

AI芸人はまだまだ開発中、とのことでもし一般に出回るようになったら、LINE上で漫才が繰り広げられているような、楽しい気分になりますよね。

大喜利対決でお笑い芸人に勝利した人工知能(AI)

大喜利のイメージ

お笑いができる人工知能(AI)はボケとツッコミだけでなく、大喜利もできるのです。株式会社わたしはが開発した「大喜利β」は、1つのお題に対して5秒で60もの回答を出すことができます。まず、頭の回転の速さに驚いてしまいますよね。

この「大喜利β」は若手お笑いコンビ「ニューヨーク」と大喜利対決をし、会場にいた約100人の観客にどちらが面白かったか判定してもらいました。結果はなんと、5対3で人工知能(AI)が勝利したのです。驚きですよね。ちなみに、実際の回答はこんな感じでした。

お題「こんな東京五輪は嫌だ」
大喜利β「聖火の代わりに千葉を燃やす」

なかなか過激な回答!良い子は真似しないでほしいですよね。しかし、人工知能(AI)も千葉の自虐ぶりを利用してよく思いついたな・・・と感心してしまいました。

「大喜利β」はLINE、Twitterにいるので、面白い回答を投稿して反応を楽しむことができます。たとえばTwitterユーザーのお題に対して、こんな回答をしています。

ユーザー「今来ている!あの売れ線バンドの特徴といえば?」
大喜利β「ボーカルが全員ドラム」

歌っててもドラムの音に消されて聞こえなさそうですよね。このように、大喜利に対してもユーモアがある回答ができる人工知能(AI)は、今後も活躍していくでしょう。

お笑い芸人が人工知能(AI)を育てる!

育成のイメージ

ボケ、ツッコミや大喜利ができることはご紹介いたしましたが、最近では、お笑い芸人や有名人が人工知能(AI)を育てる企画があるのです。

NHKの番組「AI育成お笑いバトル 師匠×弟子」では、大久保佳代子さん、千原ジュニアさん、ロッチ中岡さん、池田美優さんがそれぞれ人工知能(AI)を弟子につけて、育成しているのです。育成にあたってはLINE公式アカウントそれぞれのアカウントに友達登録をして、いろんな回答を人工知能(AI)学習させる仕組みとなっています。現段階で人工知能(AI)が選んだ回答に関しては、Twitter上で公開しています。

では、実際に大久保佳代子さんの育成している「パコ代」が選んだ回答を見てみましょう。

お題「夜中に道を歩いていて背後に気配を感じた時の大久保さんの対処法」
回答「嬉しくて思わずスキップする」

逆に夜道でつけている人に「何この人・・・気持ち悪い・・・」と思わせて逃がす戦略なのでしょうか。

お題「大久保さんが3日間同じガムを噛み続けている理由」
回答「全財産、男に貢いだ」

何があったのでしょうか・・・。

このように、選ぶ回答に対して若干、大久保さんの芸風である「シモネタ」「独身女子」ネタが含まれていることがわかりますよね。大喜利での実際の回答が過激な下ネタにならないことを祈るばかりです。

一方、ロッチ中岡さんの育成している「中岡亭おもしろ之助」が選んだ回答はどうなっているでしょうか。

お題「ゴジラが登場するや否や1分で帰った理由」
回答「忘れ物」

ゴジラって街破壊するのに武器使っているのでしょうか・・・。

お題「凶のおみくじに書いてあった恋愛の内容」
回答「待ち人来る、とかそういう次元にあらず」

かわいそう。なんとなく自虐的風な感じがします。

このように、それぞれの人工知能(AI)によって個性が出ていて、どれも面白いですよね。実際に番組では大喜利をやっていくのですが、今から楽しみです。

以上、「お笑い業界での人工知能(AI)の活躍」についてご紹介いたしました。

  • 人工知能(AI)がボケとツッコミ両方できる
  • 大喜利に特化した人工知能(AI)がお笑い芸人に勝った
  • お笑い芸人が人工知能(AI)を育てている

など、お笑いに対して人工知能(AI)がどんどん進出しつつあることがわかりましたよね。それに対して、お笑い芸人の方々は「面白くもあり、怖くもある」という声が聞こえてきます。確かに、人工知能(AI)が人をくすっとさせるユーモアを理解したら、仕事が取られていくのではないか、という不安もあるでしょう。しかし裏を返すと、人工知能(AI)が新しいお笑いの形を提供してくれるかもしれません。これを機に、人工知能(AI)と人間のお笑いコンビがデビュー!なんてこともあるといいですよね。

参照元 人工知能と吉本の若手芸人が大喜利対決 その結果は… 審査員の千原ジュニア「これはやばいな」と危機感募らせる
人工知能と吉本若手芸人 大喜利対決 千原ジュニア「これはやばいな」と危機感
千原ジュニアにAI“弟子入り” 前代未聞のお笑いバトルに期待「楽しそうなことが始まった」
AI育成お笑いバトル 師匠×弟子 #1
人工知能がボケてツッコむ「AI芸人」 NTTレゾナントが開発

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まえだまえだ
まえだまえだです!(※芸人とは関係ありません)
前は本・新聞を作っていましたが、今はWEBを作っています。

AI(人工知能)は本当に未知の領域なのですが、これから伸びる分野なので興味津々です。知らないなりにも、読んだ人にAI(人工知能)って面白そう!って思える記事を作りたいです。ちなみに最近気になるAI(人工知能)は、ジャズを作曲する「deepjazz」です。