実録!円山動物園が人工知能(AI)を使って動物の健康管理!

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人工知能(AI)は人間社会に浸透し、様々な場所で使われだしてますよね。仕事で使うパソコンの検索機能や自宅で使う掃除型人工知能(AI)ルンバなどなど、例を挙げればきりがありません。

しかし、人工知能(AI)はもっと意外なところにも使われだしているんです、そう動物園!人工知能(AI)と動物!全く違うところまで人工知能(AI)は浸透してきてるんです。

人工知能(AI)が実際に使われている動物園は、北海道の円山動物園

この動物園で使われているのは、「顔認識システム」や「音声認識」等の人工知能(AI)のプログラムを使い、動物の日常での生体や鳴き声をディープラーニングし、その結果で病気の早期発見や行動予測しようとするものです。

しかし、なぜ人工知能(AI)を動物園に?病気の早期発見や行動予測するにしても人工知能(AI)を動物園に導入するのは、少し突飛な感じがします。

でも調べて見ると、その理由はすごく興味深いものでした。

そこで、今日は人工知能(AI)を円山動物園が導入した理由についてお伝えします!

円山動物園、涙の人工知能(AI)導入の理由

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円山動物園は、北海道にある道内でも最も人気のある動物園でした。「でした」と過去形なのは2006年に、皆さんご存知の旭山動物園に入場者数でトップの座を明け渡してしまったからなんです。

この旭山動物園の躍進の理由は、行動展示という動物がなるべく自然な状態で展示できる施設づくりに着手し注目され、2005年にTV番組「プロジェクトX」に、さらに2006年には同動物園を舞台としたドラマが作成されたことが躍進のきっかけでした。

入場者数で、旭山動物園に抜かれた円山動物園に、さらに逆風が吹き荒れます

2003年から人間の管理不行きで、さまざま動物の死亡事故が発生、そして決定的に批判されたのは、ご存知の方もいるかもですが、2015年のマレーグマのメスがオスによる暴行での死亡事故でした。

その暴行内容は、来場客の撮影した映像がYouTubeで拡散され、大きな話題と批判を浴びることになってしまったんです。

多くの市民から管理不行きの指摘され、飼育の管理体制の改善が必須となり、人工知能(AI)による動物の飼育管理が導入される下地となりました。

人工知能(AI)で動物の飼育管理をするメリット

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人工知能(AI)導入の下地になったのは分かりましたが、人工知能(AI)で動物の飼育管理をするメリットって気になりますよね。

少し古い資料ですが、2014年5月末現在で182種934点の動物円山動物園で飼育されています。

934と言う数字は、当たり前の話、飼育員よりはるかに多い数字です。さらに飼育されている動物は、生まれ育った地域と全く違う環境での生活をしてます。

これでは動物たちもストレスがたまりやすいですよね。

つまり「より管理をしっかりしなければならないのに、人手不足で管理が行き届かない。」という状況が発生した。まさに起こるべきして起きた管理不行きだったんです。

この問題を解決するには、単純に人手を増やす方法もありますが、コストが大き過ぎ現実的ではありません

そこで登場するのが、人工知能(AI)で「顔認識システム」や「音声認識」を行い、動物の日常を少ない飼育員で飼育管理しようと試みです。

現在は9頭のチンパンジーを検証する実験が進められていまして、それは人工知能(AI)の顔認証システムにより、それぞれのチンパンジーを見分け、それぞれのチンパンジーの行動パターンをディープラーニングしています。

そして開始1か月での実験結果は、なんと驚きの80%とのこと!

わずか一か月での結果でこれはすごい!社会や市民に批判を浴びることとなった杜撰な管理体制からの脱却への目途がたった言えるかもしれません

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さて、今日は人工知能(AI)を円山動物園が導入した理由についてお伝えしました。

営業不振に陥り、さらに批判された杜撰な動物の飼育管理。その管理体制を立てなおす為の人工知能(AI)の導入。

この人工知能(AI)による動物の飼育管理は動物園という大きな資本の話ですが、この実験が一定の成果を出すと一般家庭であるあなたの家でも使われだされるかもしれません

今もすでに、自宅にいるペットをスマートフォンのカメラで確認でき、声を掛けたり、ボタン一つで連動したIoTで餌もあげることが可能です。

でも、スマートフォンのカメラで確認している時なら良いですが、確認していない時にペットが病気になり容態が急変してしまったら、帰宅した後かカメラで再確認した時しか飼い主は容態を知ることができません。

しかし円山動物園で使われている人工知能(AI)が一般社会で使われだしたら、どうでしょうか。人工知能(AI)が顔認証システムや行動パターンをディープラーニングし、ペット動物の体調の変化に気付き、例えばスマートフォンのアラート機能で飼い主に教えることも可能で、ペットは危機を回避できます。

まさに家を空けることの多い飼い主には、夢のような人工知能(AI)です!こんな動物の便利な飼育管理に早くならないか、すごい期待しちゃいますよね!

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ヨネ
AIZINE編集部のヨネです。
古着屋店員、CD店バイヤー、htmlコーダーと職を転々し、今まさにAIZINE編集部へ。

AI(人工知能)のAの字も知らずとも興味津々、「ほう!そうなの!?」「へぇ~、そうなの!?」と日々AIが何が出来るかを知るのが楽しくてたまりません!

人間一生勉強!
日進月歩、成長していくAI(人工知能)の疑問やニュースを楽しく分かり易く「君の記事好きだよ。」と言ってもらえるよう精進してまいります。