AI(人工知能)とファイナンス

今話題の「株の自動売買ツール」とは!使える会社や使い方まとめ

自動売買のイメージ

老後の2000万問題など、これからの日本で生きていくには本業で働いているうちから副業や株式投資でお金を増やしていく必要があるのはテレビやネットでよく目にしますよね。ですがサラリーマンの方などは株式投資をする時間がネックでしょう。

しかし、世はAI(人工知能)の時代。一般のサラーリマンでもAI(人工知能)による株の自動売買ツールを利用することで、自動トレードができる時代になりました。

と言われても、株に興味はあるけど株の自動売買ってなんなのか、どのようなものがあるのか知らなくて手を出せないといった方も多いです。

そこで今回は、株の自動売買ツールとは何か、そしてサービスを提供している会社や使い方をお伝えしましょう。

今話題の「株の自動売買ツール」ってどんなもの?

自動売買ツールのイメージ

株の自動売買ツールとは、設定した条件に基づいて自動的に株式の売買を行ってくれるもの。

従来の株の売買では場に張り付いて複数の銘柄の分析を行う必要がありました。しかし、株の自動売買ツールを用いれば時間的な制約がなく日頃忙しい方でもトレードが可能です。

でも、どうやって株の自動売買ツールは銘柄の分析を行いトレードや提案をしてくれるのか疑問ですよね。そこで簡単に解説します。

株の自動売買で代表的なのが「逆指値注文」と「逆指値通常注文」。しかし株に詳しくない方はどのようなものかわかりにくいですよね。

  • ・逆指値注文
株の自動売買でも多く取り扱われている逆指値注文とは、指定した株価よりも高くなったら買い、安くなったら売るという注文方法です。

例えば、500円で買った銘柄に「480円以下になったら売る」という指示をしておくことで損失額を最大でも20円に抑えることができますよね。株の取引は勝つことも大切ですがそれ以上に大きな負けをしないことが鉄則。株の自動売買でも、この逆指値注文はリスクヘッジとして有効です。

  • 逆指値通常注文
逆指値通常注文とは、指定した株価になったら買う・売るといった通常の指値注文を出すと同時に先ほどお伝えした逆指値注文をすることが可能。取引が成立しやすい注文方法。

そして、株の自動売買にできることは他にもありその魅力の一つが銘柄選定を行ってくれる点です。ソフトによって選定される銘柄と数は違いますが、望んでいる条件を指定しておくと自動的に銘柄を探してくれるのがこの機能。

ここまで株の自動売買ツールの概要をお伝えしてきましたので今度は実際にツールの紹介をしていきます。

株の自動売買ツールが使える会社

企業のイメージ

株の自動売買に対応しているツールは数は多くはありませんが複数存在しており、どれを選ぶと良いのか分からない方が多いですよね。

そこで、日本の大企業楽天グループの楽天証券や株を購入したことがある方は一度は聞いたことがあるであろうカブドットコム証券など、今日は5社の株の自動売買ツールについてお伝えしていきましょう。

株の自動売買ツールが使える会社その1:楽天証券

楽天では主にFXトレードと株の取引に自動売買ツールを導入しています。ここでは楽天証券オリジナルの株の自動売買ツールである「マーケットスピード」についてお伝えしましょう。

マーケットスピードは、自動更新されるリアルタイム株価や市場状況に関するニュースのリアルタイム配信がされるだけでなく20種類に及ぶ分析チャート、リアルタイムランキング、そして先ほどお伝えした逆指値注文など多彩な発注機能を搭載しています。

さらにマーケット画面も1画面で見ることができ、操作感は抜群なのも良い点ですよね。さらになんといっても条件次第で無料で利用することができるのも嬉しいでしょう。

そして、株の自動売買を楽天証券で行う最大の特徴が「アルゴ注文」。これは事前に登録した条件に合致した時に自動で注文が発注される注文方法です。アルゴ注文は以下のような種類があります。

  • アイスバーグ注文
一つの注文を少しずつ小分けにして、前の注文が約定したら次の注文を発注する注文で、取引が活発でない銘柄、大量の売買注文を指定場合に有効です。
  • スナイパー注文
指定子ら価格の気配が表示されるまでは発注せずに待機しておき、表示された瞬間に発注する機能で取引があまり行われていない銘柄を取引したい場合に有効。

この他にたくさんの注文方があるので是非調べてみてください。

楽天証券

株の自動売買ツールその2:松井証券

次に、松井証券についてご紹介しましょう。

松井証券でも逆指値注文はもちろん複数の注文方法が存在しています。ツールの画面もグラフで視覚化されており銘柄の変化が一目瞭然ですよね。

注文の発注に加え、投資に役立つ情報の取得ができる「ネットストック・スマート」や、自分のトレーディングスタイルにカスタマイズできる「ネットストック・ハイスピード」というツールも存在しており、初心者の方にも優しい構造になっています。

株の自動売買ツールその3:カブドットコム証券

カブドットコム証券では、主要ネット証券最多の株の自動売買発注方式を利用できます。これがいちばんの特徴。

カブドットコム証券は、1999年に開業し、今や当たり前となった逆指値をはじめとする株の自動売買でのリスク管理の重要性を訴え続けてきました。さらにカブドットコムは、株の自動売買関連の特許を取得しており、まさに「株の自動売買のパイオニア」とも呼べる証券会社です。

そして、株価が◯円になったら‥Aという注文が約定したらこの株を買う‥といった注文方法も多数存在しています。リレー注文やUターン注文、トレーリングストップ注文などが挙げられますよね。

ちなみに利用料金ですが、なんと無料で株の自動売買が可能。

カブドットコム証券

株の自動売買ツールが使える会社その4:マネックス証券

マネックス証券も逆指値注文と、時価の上下で指値と逆指値を同時に発注するW指値をメインに利用することが可能。

さらに高勝率の銘柄分析ロボットが毎日メールで銘柄の売買シグナルを送信してくれるサービスもあり、忙しい方は嬉しいですよね。

ちなみにマネックス証券はFXトレードで有名です。

マネックス証券

株の自動売買ツールが使える会社その5:SBI証券

SBI証券は2019年11月現在、株の自動売買では逆指値注文のみを取り扱っています。

他の証券会社の比べ株の自動売買よりFXトレードの方が種類が豊富といった傾向がありますので、株の自動売買を初めて使うといった方にはあまりおすすめ出来ないかもしれません。

SBI証券

株の自動売買ツールを使うメリット・デメリット

メリットデメリットのイメージ

ここまでは株の自動売買ツールが使える会社を紹介しましたが、そもそもこの株の自動売買の主なメリットは以下のとおりです。

  • 作業の効率化
なんといっても手動で取引していた無駄な時間が減り、サラリーマンや忙しい方でも最初の設定を済ませることでスムーズに銘柄のトレードが可能な点です。

AI(人工知能)による業務効率化と似ているところがありますよね。

  • 利益の最大化はもちろん、損失を最小限に抑えられる
手動での株の取引では大きな利益を狙い売買のタイミングを逃し大きな損失を起こした。

そんな経験がある方もいますよね。

しかし、株の自動売買ツールは人間のように感情に左右されずにデータをもとに分析を行います。そのため迷いがなくなり設定さえ間違えなければ利益を積み上げることが可能です。

このようにメリットが多い株の自動売買ですが、もちろんデメリットもあります。それでは今度は株の自動売買のデメリットをお話しましょう。

デメリットとしてやはり機械に弱い方だと、設定の煩わしさにストレスを感じるかもしれないところです。

さらに過去のデータをもとに分析するため、急激な市場環境の変化には対応しきれない可能性が残ります。また、お使いのインターネット環境のアクセス状態が悪いと正しく売買が行われずに損失を出す可能性も。

ですから怪しい会社のシステムではなく、本日紹介したような大手の有名な会社を利用するのが良いでしょう。

 

自動売買のイメージ

今回は、株の自動売買ツールについてまとめました。

  • なんといっても時間短縮ができる!
  • 設定さえすれば、あとは自動で取引してくれる
  • 大きな損失を未然に防げる
  • 多彩な注文方法に対応している

AI(人工知能)を筆頭にテクノロジーの発展とともにこれまで手動で行っていた株式投資の世界も進化しています。少し前の時代では考えられませんでしたよね。間違いなく今後の株式業界において必須となるツールでしょう。

株の自動売買ツールは、あまり時間がない方や株式の知識が薄い方でも大きな損失を出すリスクを抑え、株式投資を強力にサポートしてくれます。ぜひ、今日お伝えした証券会社のツールについて深掘りして導入を検討されてみて、将来のために投資をしましょう。

【お知らせ】

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