AI(人工知能)と健康管理

【2020年最新版】注目すべきヘルステック関連ニュースまとめ

【2020年最新版】注目すべきヘルステック企業関連ニュースまとめ

現代人は糖分の摂取しすぎである肥満・糖尿病、ストレスによるうつ病、脳や心臓の病気など、様々な病気のリスクを持っています。病気になると体が動かなくなってしまったり、生活が大変になる・・・などがあるので、なるべく防ぎたいですよね。

まえだまえだ
まえだまえだ

私も入院の経験はありますが、今病気になったらお金も含めて心配事が多い・・・。

そんな病気を、今AI(人工知能)やIoTなどの最先端技術を使って予測・予防ができないかと動き出しています。それが「ヘルステック」。最近、このヘルステック関連の技術を商品やサービスに生かそうと、様々な企業が開発を行っているのだとか。

このヘルステックが実用化されると、私たちがより健康に過ごせるようになったり、今よりも長生きできる可能性が高くなります。この記事ではそんなヘルステックについての最新の動向について、バッチリ解説します。今からこの記事の内容を知っておけば、将来ヘルステックの商品・サービスを使いこなせる・・・なんてこともあるかもしれません。

そんなわけで今回は、今かなりホットな市場である「ヘルステック」についての最新ニュースについてお伝えしましょう。

ヘルステックの意味とは?

ヘルステックのイメージ
「ヘルステック」とは「Health(健康)」と「Technology(技術)」を組み合わせた造語で、AI(人工知能)やIoT、ICTなどのぎ最先端技術を健康や長寿に使う動きのことを指します。

・・・と言っても「どういうこと?」と疑問が出てきますよね。これをわかりやすく説明するために、ヘルステック に近い意味の「デジタルヘルス」の意味から説明しましょう。

ヘルステックに近い意味である「デジタルヘルス」とは、スマートフォンやSNS、アプリなどの技術で患者・消費者が自分の健康に関する行動を管理できるようなシステムのことを指しています。例えば、最近の体重計で測ったデータをアプリで管理できるようになりました。オムロン社が発売してしている体重体組成計「カラダスキャン」では、体重・体脂肪率・基礎代謝・骨格筋率・BMI・体年齢などを測定します。

さらに、カラダスキャンではこれらのデータを専用アプリ「OMRON connect」で管理できるのだとか。これなら、体重や体脂肪率などの体の変化に気がつくことができますよね。

そしてこのデジタルヘルスが進化すると、AI(人工知能)が健康管理をしてくれるアプリ「FiNC」では、体重計のデータだけでなく食事、歩数、睡眠時間、生理周期等のデータを利用して、AI(人工知能)が最適なトレーニング動画を提案します。これは先ほどのカラダスキャンに最先端のAI(人工知能)を組み合わせた、ヘルステックの例に当てはまります。

※FiNCについて知りたい方はこちら

また医療のシステムでの変革でわかりやすいものといえば、「オンライン診療」。これまでお医者さんに診察してもらうには、病院に行く必要がありましたよね。しかし、これが風邪などの伝染する病気である場合、病院に行くこと自体が他の患者さんに感染させるリスクを高めてしまいます。

しかしインターネットの技術が発達しオンライン診療が開始され、、病院に行かなくても診療ができるようになりました。これによって、他の患者さんにウイルスを移す可能性が低くなります。病院によくある受付や会計での待ち時間がなくなるので、今までよりも短時間で診察を受けられるでしょう。また、病院までの距離があってなかなか通うことができない人にも使いやすいかもしれません。

このように、今までの健康・医療の形に最先端技術を組み合わせた形が「ヘルステック」と定義されるようになりました。

ヘルステックが注目される背景には、「2025年問題」があるから

では、なぜ今ヘルステックが注目されるようになったのでしょうか。その背景には「2025年問題」があるからです。

2025年には、第一次ベビーブームで誕生した「団塊の世代」(約664万人)が75歳以上(いわゆる後期高齢者)になります。そうすると多くの人が定年退職して、高齢化がかなり進むと見られています。つまり高齢化が一気に進むことで、発生してくる問題が「2025年問題」です。

高齢化が進むと必要になるのが、医療と介護ですよね。しかし、2020年代の今でも介護に関しては人手不足が大きな課題となっています。かつ、医療の面でも、国にかかる医療費がどんどん高くなっている、お医者さんが都市部に集中し地方では不足している・・・などの現状があります。もちろん、2025年に高齢者がグッと増えることを考えると、これらの課題は早急に解決しなければなりません。

まえだまえだ
まえだまえだ

だって2025年までもうすぐだし・・・あわあわ。

この解決のために、今ヘルステック を使える可能性が考えられているのです。例えば

  • 介護による人手不足→介護ロボットを活用する
  • 医師不足→AI(人工知能)による病気予測などで医療の効率化をする
  • 患者の日常生活のチェック→ウェアラブル端末による健康管理

などの活用を行うことで、医療・介護に関する課題を解決して私たちの健康を守ることができるかもしれません。

※実際に介護ロボットに関しては、続々と登場し介護施設に導入されているのだとか。その事例についてはこちらで説明しています

では、そんなヘルステック関連はどんな研究が行われているのかを次から解説しましょう。

今回は私たちが身近で使えそうな、「健康管理」を中心に取り上げます。

ヘルステック関連ニュースその1:断食をアプリがサポート

断食のイメージ

健康法やダイエットの一つに、断食がありますよね。この断食、「1日だけ」「長時間」などの期間や「16:8(1日16時間断食して、残り8時間は好きなものを食べる)」「5:2(週5日は食べて、2日間は断食する)」など様々な方法があります。

まえだまえだ
まえだまえだ

私は断食をやったことがないのですが、知り合いで水しか飲まない生活を1週間行ったら5kg痩せたという話があると聞きました。すごい!けど自分はできなそう・・・。

でも、断食を初めて行う人はどうすれば良いのかわからなかったり、つい誘惑に負けて食べてしまうこともあるでしょう。また、断食の方法を間違えてしまうと効果が発揮できないだけでなく、健康を壊してしまうことも。

そんな中「LIFE Fasting Tracker」では、あなたの断食を安全にサポートします。このアプリではいつから断食を始めたのかだけでなく、体重やウエスト、食べた時に摂取したグルコースを記録することができます。記録を振り返ることで、「今何日続けられれているのか」「体重やウエストがどれくらい減っているのか」が目に見えてわかりますよね。

さらに最大2人までの断食の記録ができ、アプリからつなげられる断食サークルにも参加できるのだとか。これなら、「他の人が断食頑張っているから、自分もがんばらなきゃ!」とモチベーションが上がるに違いありません。

なお、アプリは英語での提供になっています

「ダイエットのために断食をやってみたい」「最近食べ過ぎだから、断食でデトックスしたい」という人なら、ぜひこのアプリを試してみましょう。

ヘルステック企業関連ニュースその2:近視を抑制するメガネ型医療が開発!?

メガネのイメージ

ゲームのやりすぎやパソコンの使いすぎで近眼になる人は、かなり多いですよね。(私もその一人)でも、仕事柄ずっとパソコンを使う人や遺伝性の近眼を持っている人は、なかなか近眼への対策をとりにくいでしょう。

まえだまえだ
まえだまえだ

そんな私も小学3年生からメガネ・コンタクトを愛用していますが、原因はゲームのやりすぎだったわ。熱くなるとつい画面と目の距離が近くなってしまうしなぁ。

実は近視が進むと、視力が失われるリスクもあるのだとか。それを考えると近眼ってかなり恐ろしい・・・。

そんな中、メガネブランド「JINS」株式会社坪田ラボと共同で「近視を抑えるメガネ型医療機器」の開発をはじめました。JINSといえば、パソコンやスマホから発しているブルーライトをカットするメガネを開発して有名になりました。そのJINSが、目に優しいメガネを新しく作ろうとしています。

近視の進行を抑える可能性がある、と考えられているのが、目に見えない「紫外線」と目に見えるブルーライトが混ざり合った領域の光である「バイオレットライト」と呼ばれる光です。この光を浴びることによって、近視の原因を抑える遺伝子「EGR1」が活性化し、近視を抑える効果があるとのこと。

しかし、現在のUVカットのガラスではバイオレットライトを通さない種類が多いことが課題でした。そこで、この機器ではメガネ型の医療機器から間接的にレンズに当ててバイオレットライトを照らす構造にしました

JINSは、いずれこのメガネ型医療機器を商品化していきたいと考えているとのこと。もしこの商品が実現したら、近眼に悩まされる人が少なくなるかもしれませんよね。

ヘルステック企業関連ニュースその3:自宅での筋トレを、AI(人工知能)がアドバイス

筋トレのイメージ

テレワークが導入されてから、自宅でも運動する人が増えましたよね。自宅にいるからこそ体を動かさなくなってしまったからこそ、筋トレを始める人も結構いるかもしれません。

まえだまえだ
まえだまえだ

かくいう私も某筋○体操なるものを始めたのですが、5分だけとはいえすごいハードです。たまに翌日筋肉痛も来るし・・・orz

そんな筋トレを、なんとAI(人工知能)がお手伝いします。

アメリカのAI(人工知能)ベンチャー企業「Tempo」は、自宅の筋トレでのアドバイスをする機械を開発しました。これは画面に筋トレのお手本を見せつつ、3Dビジョンを感知できるカメラ・ダンベルの重さ・心拍数モニターからのデータを集めてアドバイスをします。さらに月額39ドル(3900円)を支払うと、オンラインでのレッスンも受講できるのだとか。

これまで、アプリで撮影しながら筋トレのアドバイスをもらえるようなアプリはありました。しかしカメラだけでなく、実際の重さや心拍数などのデータを使うと、より正確なアドバイスができますよね。これによって、今まで見よう見まねで行っていた筋トレがよりしっかりした筋トレができるようになるかもしれません。(個人的には、一番実用化に期待!)

ヘルステック業界の今後を予想

ネットワークのイメージ

現在ヘルステック業界はどんどん注目が高まっています。というのも、ヘルステック市場はどんどん拡大しているから。

この市場が拡大した原因の一つにIoT、ICTや5Gなどの通信技術が発達した点があります。また、患者さんや私たち一般人から集めた健康に関するデータを政府・病院・民間業者が共有する「ヘルスケア情報交換プラットフォーム」のように、情報を共有する仕組みも整備されつつあります。

これによって、様々なデータの連携ができるようになりつつ、AI(人工知能)を使うことでデータの分析ができるようになりました。つまり、今後私たちの病気を予測したり、より健康に過ごすための製品・サービスがどんどん登場するようになるかもしれません。

その一方で、ヘルステック業界におけるAI(人工知能)の有効な活用方法も課題となっています。例えば医療でAI(人工知能)が使われるとなった時に、AI(人工知能)がどうしてこの結論を出したのかが見えない「ブラックボックス問題」があります。これにより、AI(人工知能)誤診が起きた時にその理由を解明することが難しくなっています。また、もしAI(人工知能)が誤診をした場合、その責任は医師なのか、また開発者側にあるのか、はまだ曖昧です。

また、ヘルステックで使われるような個人情報の扱いについても、まだ課題が残っています。例えば心拍数や食べた物などのデータは、個人情報に当たりますよね。しかし個人情報の保護ばかりに気を取られるとと、人命救助や災害の時にその個人情報をうまく使うことができない可能性もあります。

実際に2011年の東日本大震災の際は、個人情報の保護を優先したために障害者や高齢者などの援助がいる人の情報が出回らず、救助に支障が出たのだとか。

これら個人情報の扱いも含めたAI(人工知能)の使い方として、日本では2019年に「AI倫理ガイドライン」が制定されました。他にもまだまだ法律による規制が厳しいですが、医療現場や私たち一般人にとっても、AI(人工知能)やロボットが普及することでヘルステックの製品・サービスはより身近になるに違いありません。

まとめ
ということで、「ヘルステック企業」の最新ニュースについてお伝えしました。それでは、今回のポイントについて再度おさらいしましょう。

  • ヘルステックとは、「Health(健康)」と「Technology(技術)」を組み合わせた言葉。最先端技術を使って、私たちの健康を維持する取り組みのこと
  • 最近では、日数や摂取した栄養のデータなどを記録する断食アプリが登場している
  • ブルーライトカットメガネを開発したJINSでは、近視を防止するメガネを開発している
  • アメリカでは、「自宅での筋トレにアドバイス」する機械が開発されている
  • 今後、ヘルステックはさらに市場が大きくなり、製品やサービスが開発されるだろう

ヘルステックは、私たちの健康を守るための技術です。アプリや様々な商品・サービスを通してアドバイスをくれることもあるでしょう。

それでも、最終的に健康を管理するのは私たち自身。運動や食事の習慣は、ぜひヘルステックのツールを使って見直しましょう。

ちなみに、当メディアの開発会社もヘルステックのサービスとして「Posen」を発売しています。PosenはiPadやiPhoneで撮影するだけで姿勢を分析します。肩こりや腰痛が気になる方は、試す価値がありそうですよね。

もし、興味が湧いたらぜひこちらのページをご覧ください↓

Posenのイメージ

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