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AI×薬剤師!未来の医療は人工知能によってこう変わる!

薬局のイメージ

近年のAI(人工知能)の活躍が素晴らしいため、薬剤師の仕事もAI(人工知能)が代替し、将来薬剤師の仕事がなくなってしまうのでは、という不安も感じることはありますよね。確かにAI(人工知能)のおかげで、私たちの生活はますます暮らしやすくなっています。特に医療現場ではAI(人工知能)の活躍によって、患者の情報を今までよりも正確に扱うことができ、データの蓄積と解析によって、病気に対して様々な治療例を提供し、患者にとって最適な治療法を選択することが可能になりました。

そこで今回は、医療分野でのAI(人工知能)の活躍によって薬剤師の仕事が本当になくなってしまうのか、AI(人工知能)によって薬局と薬剤師の仕事内容はどのように変わるのかをお伝えします。

AI(人工知能)によって薬剤師の仕事が奪われる可能性は低い

薬瓶のイメージ

薬局で働く薬剤師の業務は、処方箋の入力や調剤業務、薬剤の管理業務などルーティーンな業務が多く、私たちが薬局へ行った時も奥の部屋で忙しそうに薬剤師が調剤している姿を見かけすごく忙しそうですよね。

そんな、薬剤師の日常業務、つまり入力された処方箋の通りに薬を調剤する作業や薬剤がどれくらいあるのかという在庫管理などのルーティーンな業務は、実はAI(人工知能)が得意としている仕事なのです。

ということはやはり薬剤師の仕事は本当にAI(人工知能)が代替してしまうのでしょうか。

実は、そんなことはありません。イギリスのオックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が発表した「雇用の未来」という論文の中では、

今後10年から20年で薬剤師の仕事がAI(人工知能)に奪われる可能性は1.2%とされています。

つまり、薬剤師の仕事がなくなることはほとんどないということ。処方箋の入力や調剤業務、薬剤の管理業務など、ルーティーンな業務はAI(人工知能)が得意なはずです。ではどうして薬剤師の仕事はAI(人工知能)によって奪われることがないのでしょうか。

薬剤師の仕事は人とのコミュニケーションが大切

薬剤師のイメージ

薬剤師の仕事内容は、上記でお話した処方箋の入力や調剤業務などのルーティーンな業務ばかりではありません。薬局を訪れた患者さんの顔をみて「体調はどうですか?」「お薬はちゃんと飲めていますか?」などと声掛けをして、普段と変わった様子がないかを確認するのも薬剤師の重要な仕事です。また、患者さんも薬剤師が自分のことを気にかけてくれることで、安心して体調を整えることができるでしょう。

さらに、これから日本でも在宅医療・在宅介護への取り組みが高まっていくため、薬剤師の活躍の場はさらに拡大します。在宅医療・在宅介護においては患者さんとのコミュニケーションが大変重要ですよね。

薬学や医療機器の知識だけでなく患者さんの病状や顔色をうかがい、その時に合わせた臨機応変な対応が必要でしょう。
また、患者さんの声を聞くことも非常に重要で、体調はどうか、薬を飲んで不調が改善されたかなどを尋ねることで、ちょっとした体調や病状の変化を知ることができます。

この優しい薬剤師と患者さんとの間のコミュニケーションはAI(人工知能)が簡単に代替できるものではありません。ですから人と人とのコミュニケーションが大切な薬剤師の業務が100%AI(人工知能)に取って代わられるということはまずないでしょう。では、AI(人工知能)の活躍によって、薬剤師の仕事はどのように変化するのでしょうか。

AI(人工知能)のサポートで薬剤師の仕事が効率化できる

薬のイメージ

先ほどお話した通り、薬剤師の仕事のすべてをAI(人工知能)が代替してしまうということは近い未来ではありえませんが、AI(人工知能)を薬局に導入することで薬剤師の仕事は今よりもずっと効率化することができます。

薬局に勤務する薬剤師は日常業務として薬剤の管理がありますよね。

薬剤の管理は、どの薬品が何人に何錠処方されているか、在庫の足りない薬がどこの薬局に在庫があるのかなどをパソコンの在庫管理システムを使って調べていく必要があるため、なかなか手間のかかる作業でしょう。

このような薬剤の管理もAI(人工知能)を導入することで薬剤師の仕事はとても効率化できるのです。

例えば、家庭向けとしてヒット商品となったAI(人工知能)が搭載されたスマートスピーカーを薬局で使用することで、薬剤師は今行っている作業から手を離すことなく音声で薬の在庫などをAI(人工知能)にたずねることができるでしょう。

こうして毎日のルーティーン業務である薬の在庫管理にかかる時間を減らすことができるため、減った分の時間を患者さんとのコミュニケーションに使うことができます。先ほど、薬剤師と患者さんとのコミュニケーションはAI(人工知能)には代替が難しいとお話しましたが、人と人とのコミュニケーションはAI(人工知能)には簡単に代わることができないため、薬剤師の仕事の一部をAI(人工知能)がサポートしてくれることにより、薬剤師は大切な対人業務に専念することができるようになるでしょう。

AI(人工知能)のおかげで薬剤師がつまらないと感じる仕事がなくなる

薬剤師のつまらない仕事のイメージ

ところで、薬剤師の中には「薬剤師の仕事がつまらない、薬剤師をやめたい!」と思っている方がいらっしゃるのをご存知ですか?薬剤師の仕事って毎日同じ作業の繰り返しのため、やりがいをあまり感じられなくなってしまうのです。「同じ作業」というのは先ほどお話した調剤業務や薬剤の管理業務のことですが、確かに毎日同じようなルーティーンな業務ばかりで忙しい毎日だと気持ちが滅入ってしまいますよね。こんな単調な毎日の業務を誰かが変わってくれたらと思う気持ちもよく分かります。

もうお分かりでしょうか?

調剤業務や薬剤の管理業務のような単純作業をAI(人工知能)が引き受けてくれることで、薬剤師はよりやりがいの感じ、人とのコミュニケーションに専念することができるでしょう。

もし薬剤師が調剤業務で忙しそうにしていたら、患者さんが薬に対して不安なことを質問しづらくなってしまいますよね。

そして、

AI(人工知能)は先ほどお話した薬剤の管理業務だけでなく、近い将来は調剤業務などのルーティーンな業務もサポートしてくれるようになるため、AI(人工知能)のおかげで薬剤師が心の余裕をもって接客業務に当たることができます。

人とのコミュニケーションによって薬剤師も仕事にやりがいを感じられるようになり、患者も薬剤師と話をすることで心を落ち着かせることができるでしょう。

AI(人工知能)の活躍によって、今は仕事にやりがいを感じられないという薬剤師もつまらないと感じる仕事をなくすことができ、せっかく薬剤師の資格を取得したのに薬剤師の仕事から離れてしまうなんてことも少なくなるのではないでしょうか。

AI(人工知能)のおかげで薬剤師と患者の距離が近くなる

薬剤師のイメージ

こうして、AI(人工知能)が薬剤師の調剤業務や薬剤の管理業務などの単純作業を引き受けてくれるおかげで、薬剤師はより患者さんとのコミュニケーションをとる時間が確保でき信頼関係を深めることができます。そしてミスが許されない調剤業務や薬剤の管理業務をミスの少ないAI(人工知能)薬剤師が行って、人と人同士の温かみのあるコミュニケーションを薬剤師が行えば、今まで以上に薬剤師の職場環境が良くなり患者さんにとっても居心地の良い薬局が出来上がるでしょう。

 

薬のイメージ

今回は、AI(人工知能)によって薬剤師の仕事がどうなるのかをお伝えしました。AI(人工知能)によって薬剤師の仕事がなくなる!奪われる!と危機感を抱いていた方もこれで安心できましたよね。薬剤師の仕事がAI(人工知能)に代替される可能性は1.2%で、むしろAI(人工知能)が薬剤師の単純作業を引き受けてくれるおかげで薬剤師は余裕をもって患者とのコミュニケーションを深めることができるということがわかりました。つまりAI(人工知能)の活躍によってより薬剤師が働きやすい職場環境が整い、患者にとっても心癒される通いやすい薬局が増えるということです。AI(人工知能)の活躍によって医療現場がますます働きやすく快適な現場に変わっていくのが今後楽しみですね!

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