AIとは何か

AIなんて大嫌い!AI(人工知能)のデメリットをお話ししましょう

AIなんて大嫌い!AI(人工知能)のデメリットイメージ

ここ最近、猫も杓子もAIAI、もうこんなに毎日聞いてると疑り深い僕は、AI(人工知能)ってそんなに万能なのか疑問が出てきます。思いませんか?デメリットはないの?絶対あるはずでしょう!

「AI(人工知能)は素晴らしい新技術で人類の未来は光に満ちている!」

確かにAI(人工知能)は、これまで人間が作業するには時間が掛かり過ぎた事、見つけられなかった事、判断しきれなかった事などを大量のデータを蓄積し分析する事で、24時間ブッ通しで人間以上の精度どころか人間の手では不可能なタスクをやり遂げて、しかも自分で考えた結論をAI(人工知能)内に記憶する事まで出来るんです。

でも良い話ばかり聞いてる怖いと思うのが人の心・・・、そこで今日はAI(人工知能)の持つデメリットについてお話しします。

※そもそも、AI(人工知能)とは、人の知的な活動(話す、判断する、認識するなど)を実現する技術や研究分野を示す概念のことですが、さらに詳しく知りたい方はコチラ

よく聞くAI(人工知能)で雇用が減少するというデメリット

雇用が減少するというデメリットイメージ

AI(人工知能)のデメリットでよく聞くのが、AIで雇用を奪われるという雇用問題。

野村総研NRIは、今後10年~20年間にかけて、日本国で担われている職業の49%がAI(人工知能)などのロボットによってとって変わられる可能性があるという驚愕の発表がありました。

恐ろし過ぎ・・・。

さらに10年以内には、淘汰されていく職種は700職以上といわれており、主に正確性を求められる職種、単純作業の職種が淘汰されていく職種に挙げられ、企業は雇用よる人件費を削り、代わりにAI(人工知能)を活用するので、社会には失業者が増える結果になってしまうと予想がされています。

恐ろしい事に、その淘汰される職種ではない人も安心はできません。なぜならAI(人工知能)に職を奪われた失業者達が社会に満ちてますので、淘汰されなかった職種に大量に流入するからです。「そう、世は大失業時代!」てな事にもなってしまうかも・・・。

しかしこのAI(人工知能)によって仕事が奪われると言う目に見えるデメリットだけではなく、倫理的に恐ろしい面もあるんです。

倫理的にAI(人工知能)を制御できる訳がないというデメリット

倫理的にAI(人工知能)を制御できる訳がないイメージ
AI(人工知能)は人間の脳と似ていてもAI(人工知能)には感情はないですし、善悪もありませんよね。

それによって様々なおかしな事が起こってしまいます。

例えば・・・

AI(人工知能)の自動車運転で、どうしても必ず左右の車に衝突してしまう事態があったとします。

左の車はエアバック搭載の高級車、右の車はエアバックのない軽自動車。

AI(人工知能)が「損害賠償額を低くしたい」と判断すると軽自動車にぶつけ、「人命が大事」と判断するとエアバック搭載の高級車にぶつける事になります。

どちらもAI(人工知能)の判断は間違ってませんし、また正解ではありませんよね。

車に乗ってる人が「俺の車頑丈だから、めっちゃぶつけられるんだよ。」とか「いやぁ俺の車、軽だから今月3回もぶつけられたよ。」というおかしな事が起きてしまうんです。

そして現在時点で社会もAI(人工知能)に対応出来てない怖さもあります。

AI(人工知能)がミスをしても誰も責任取れないデメリット

AIがミスをしても誰も責任取れないデメリットイメージ

日本の法律の多くはAI(人工知能)の出来る前に作られてますので、民法、著作権法、特許法、個人情報保護法など、たくさんの法律がAI社会に対応できておりません

例えば・・・

AI(人工知能)が在庫量に応じて自動発注するシステムを工場が導入していた時、もしAI(人工知能)が計算を間違えて発注数を大きく超えた発注してしまった場合、その責任はどうなってしまうんでしょうか。

人間の場合、決定に問題がある時は、民法に基づいて契約を無効にできる事もあります。

でも、AI(人工知能)には法整備がないので民法が適用されませんよね。だからその工場の取引先は、「この工場はAIの判断で発注されてるよ、間違えた発注があったら無効にしてね」と約束する必要があるんです。

AI(人工知能)の利用が増えれば増えるほど、AI(人工知能)が起こすデメリットも増えていくので、対策が必要になってしまいます。

つまり現状の法整備がされていない状態だと、危険であり、その危険を回避する法に頼らない契約が必要となってしまうんです。

AI(人工知能)のデメリットまとめイメージ

さて、今日はAI(人工知能)のデメリットについてお話ししました。

  1. AI(人工知能)で雇用が減少するというデメリット
  2. 倫理的にAI(人工知能)を制御できる訳がないというデメリット
  3. AI(人工知能)がミスをしても誰も責任取れないデメリット

他にも、AI搭載のドローンの軍事利用によるテロの危険やAI(人工知能)が成長し人間自体を超えてしまう危険などまだまだたくさんあります。AI(人工知能)の活用は明るい未来だけではなく、大きなデメリットも持ってるんです。

しかし、AI(人工知能)を活用する事によって僕たちの生活が豊かになっていくの事実です。

メリットとデメリットの両方を持つAI(人工知能)をきっちり環境を整えて、人間らしくうまく判断し、AI(人工知能)と上手に付き合っていきたいですよね!

【お知らせ】

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