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マイクロチップ埋め込みで何が実現されるか。その未来を先読!

マイクロチップ手の中イメージ

マイクロチップを身体に埋め込みしたら、あんな事やこんな事ができる時代が来たよ。。。なんて言われても、すぐに「それ、面白そう!」「私もやってみたい!」なんて、思う人はまだそんなに多くないですよね。きっと、「そんなことしてどうするの?」「何に利用されるの?」「痛そう」などといった疑問やちょっとした不安が浮かぶ人の方が多いのではないでしょうか。

しかし、少し調べてみると、すでにマイクロチップを埋めている人が身近にいたり、マイクロチップの認知が高い国では、生活で活用している人もいることが分かりました。これは、ただただ「いらない」「知らない」「関係ない」とそっぽを向けてはいられない様子ですよ。

ということで、今回は、マイクロチップの埋め込みはどれくらい繁栄しているかの現状を調査し、マイクロチップと共存する未来社会をお伝えしていきます。

マイクロチップを生活にあるもので例えてみる

さて、「マイクロチップ」「人間に埋め込み」なんて言葉を聞くと、映画の世界がついつい頭に浮んでしまいますよね。例えば、ターミネーターや、ロボコップ、トランスフォーマー、鉄腕アトムなどなど…
ロボット人間、強そう、人の役に立ちそう。と、ヒーローになれるかもなんてイメージもある反面、ロボット(マイクロチップ)は、誰かに「支配されている」というようなイメージも強く、自分がそうなるかも。となると、どこか恐怖も覚えてしまいます。

そういったイメージもあるマイクロチップの埋め込みが普通に普及するとはどういうことなのか、生活の中にあるものに置き換えて考えてみました。

例えば、お金の支払いがカードに変わり、機械に通していた定期がIC定期に変わり、高速道路の支払い方法がETCに変わり、そして、手軽さを便利と感じ、いつの間にかあって当たり前のものとして定着していったように、根付いていくものなのでしょうか。

といっても、”マイクロチップ”を持つのではなく、体内に”埋め込み”です。いやいや、もう少しハードルは高いはずです。それでは、マイクロチップをわざわざ”埋め込み”する事例をみて、もっと身近なものとして理解していきましょう。

マイクロチップを埋め込みした実事の紹介

ペットイメージ

では初めに、もうすでに多くの利用者がいるペットのマイクロチップの埋め込みについてみていきます!

ペットのマイクロチップ利用者は、すでにたくさんいるとはいえ「ペットが痛い思いをするのではないか」「首輪に名札をつけておけばよいではないか」といった賛否両論の声もあるようです。

しかし、その安全性は高く、環境省資料に書かれている、愛犬の所有を明らかにする膂力処置項目の中にも「首輪、名札、マイクロチップ…」等とならんで記載されるくらいに、一般的に利用されています。
マイクロチップを埋め込む価格も、病院によって変わるようですが、3,000円〜5,000円位で、身近にできるところも普及理由の1つなのかもしれません。

では、人間のマイクロチップの埋め込みは一体いくら位かかるのか知っていますか?人への埋め込みは大体2万円くらいだそうです。

この金額は、入れた本人から聞いた話なので、本当です!そしてその人物は、私の働く会社の社長!入れて次の日位に、「マイクロチップいれてーん!」と嬉しそうに会社に入ってきたことを思い出します。そして、同創立者の専務が、「えっ、まじで」と引きつりながらの笑顔で見ていた光景もしっかり覚えています。このサイトでも、その時の専務と同じような反応をしながら、マイクロチップを入れた社長にインタビューをしている様子を書いた編集長の記事があるので、良かったら見てみて下さい!

ここでいうマイクロチップは、マイクロチップに情報を記録して、マイクロリーダーにかざせばそのデーターが見れたり、それこそETCやIC定期のように、ピッと機械の上を通過するだけで鍵を開けれたり、パスワードを管理できたりするといったものです。

カードや鍵、定期をマイクロチップで利用できるなら、カバンいらずに身軽に外出する機会も増えそうですよね。手をかざすだけ。とてもスタイリッシュ!

米国では、このシステムが、軍隊や企業の社員、医療の患者さんへと利用されています。体内に埋め込まれたマイクロチップによって、兵士の血圧や呼吸などの身体情報は管理され、手をかざすだけで、会社の鍵が開けられます。また、医療患者さんは、ベリチップというマイクロチップを埋め込みして、こちらも手をかざすだけで、バーコードで商品情報がわかるように、患者さんのデータ(カルテ)が出てくるといった様子で活用されています。

身体計測を行う時間、鍵を管理するリスク、カルテを探したり出したりする時間の短縮に繋がりそうですよね。そして、その現場を想像すると、カードのように、ピッとかざすだけで、時間をかけることなく利用している風景が想定できます。

こうやって、「マイクロチップを埋め込みたい」という自分の意志とは違うところから、利用が始まり、便利を体験したことによって抵抗が減り、身近になっていくという場面もあるのかもしれません。

トランスヒューマニストについて

マイクロチップの埋め込みは、医療現場での躍進が目立っているようです。その中で「トランスヒューマニスト」という人たちの存在を無視できないと感じたので、詳しくみていきます。

米国にはトランスヒューマニスト党といったものが存在し、日本にも日本トランスヒューマニスト協会というものが存在しています。

この団体は、ナノテクノロジーやバイオテクノロジー、ITや人工知能(AI)など、様々な分野の技術を利用して、人工心臓、脳インプラント、人工四肢、外骨格スーツ、無限の長寿などの実現の開発を行っています。

宇宙産業の発展も願ったりするなど、医療というより科学の色が強い様子もありますが、SF映画のようにAI(人工知能)が必然的に意識にめざめることなんてことはないと言っていたり、人は感情や感覚があることで、生活の中の問題を解決してきた。といったようなことを言っていたりするところから、人を科学の力で支配しようというような考えではないことが伝わってくるように思い信頼感を覚えました。

生命の促進を願って、これまでの医療技術では解決できなかったことを、技術の進化で解決しようと真剣に開発している団体のようです。

人の生命といったシビアな部分。そして、実現された事例などが少ないことから、まだ世間にはあまり相手にされていないようですが、こうやって、人工臓器といった大きなマイクロチップの開発を行っている人たちがいることも忘れてはいけません。

不謹慎な言い方かもしれませんが。コンピューターを作っていたスティーブジョブズが携帯の概念を超えたスマートフォンを開発したように、ITの進化に追随する人たちによって、新しい医療の進化が実現される未来があるかもしれません。

今以上の長寿を願うための開発であれば、それは、人間の欲望のような気がして、賛同することに一歩引いてしまいますが、今まで解決できなかったものを可能にする開発であれば、可能性を広げるものとして、期待が湧きますよね。

まとめ

ロボット人間イメージ

さて、ここまでマイクロチップを埋め込みで何が実現されるのかについて見てきました。

  1. マイクロチップを体内に埋め込み活用している例は、すでに存在している
  2. マイクロチップの埋め込みで管理が簡略化されたり、かざすだけといった手軽さで浸透する可能性は高い
  3. 科学の進化を使って人工臓器や骨格の開発が進み、将来はマイクロチップという臓器を使った治療で、病気を治していく事例が増えるかもしれない

ということが分かりましたよね。
マイクロチップの埋め込みは、完全受け身の「ロボット人間」の始まりだ。なんて言葉もあふれ、それだけを見ると、そんな誰かに支配されるような窮屈な世界、絶対に嫌だ!と、拒否するところもありましたが、こうやって見ていると、何かの改善(課題解決)を実現するためのもののようにも思えてきます。

そもそも、何かを支配するために生まれるものであれば、その浸透はきっとどこかで止まるはず。誰かのためになる開発であるから、未来へと繋がっていくんです。

そうであるならば、本当にマイクロチップの埋め込みを日常で利用されるようになった時、安全の保証は大前提ですが、毛嫌わず受け入れできるよう、今から気持ちの受け皿を準備おきたいですよね。

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