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実はいろんなメリットが!ロボットを家庭用に買うことのメリット3つ

ロボットのイメージ

一昔前であればロボットと呼ばれるものは、SF映画の世界や工場などで使用されているものがほとんどで、家庭用のロボットというのはSONYのAIBOなどといったごく一部しか存在していませんでしたよね。

しかし、現在では家庭用お掃除ロボットのルンバや会話が楽しめるソフトバンクのPepperなど、家庭用のロボットというものは広く家庭に普及しています。そのため、こちらの購入を検討している人もいるでしょう。

今回はそんな人に向けて家庭用ロボットを購入するとどのようなメリットがあるのかを詳しく説明していきます。家庭用ロボットを購入しようと考えていたり、家庭用ロボットに興味があるのならぜひ一度読んでください。

また、最後には身の回りに家庭用ロボットがある環境が子供たちにどのような影響を与えるのかもお伝えしましょう。

日本が抱える社会問題を家庭用ロボットが解決してくれる

人口のイメージ

家庭用ロボットのお話の前に、近年私たちの国は以下のような大きな社会問題について触れていきます。

今日本が抱えている社会問題は大きくみると以下の2つです。

  • 高齢化
  • 人口減少
高齢化の具体的な数字でみていくと、日本は2007年に高齢化率が21%を突破しており、段階としては最も重い超高齢化社会になっています。なお、現在では25%以上が65歳以上と高齢化がより進んでおり、このままでは2065年には高齢化率が40%ほどと、非常に高くなることが予想されているのです。

これらによって現役世代の働き手が不足し、すでに製造業界では人材の取り合いが起こっているなどその影響が目に見えるようになってきました。また、この高齢化の影響はそれだけでなく、日本の人口全体が減少するということも引き起こしています。

実際に2008年から日本の総人口というのは減少。2065年には8000万人台になることが予想されているのです。そのため、労働人口だけでなく総人口も減少することによって日本の将来が危ぶまれています。
なお、仕事でみていくと「高齢化」と「人口減少」を考えた場合に大きく影響を受けるのが介護業界。

これは将来介護サービスを受ける人が増える一方で、介護というきつい仕事のなり手が確保できないと予想されているためです。現在でも介護業界はすでに人手不足となっており、将来はより深刻な状況が訪れることが予想できるでしょう。

しかし、この状況は家庭用ロボットならば解決してくれるかもしれません。

例えば体が不自由な人の動きの補助を家庭用ロボットが行ってくれたり、コミュニケーションをとることやセキュリティ対策も家庭用ロボットならできるのです。このようなことを家庭用ロボットがしてくれれば、介護士や家族の抱える負担を少なくすることができるでしょう。

これはあくまでも一例ですが、家庭用ロボットの導入には「高齢化」と「人口減少」による問題を解決してくれることを期待しましょう。

日本のグローバル化を家庭用ロボットが手助けしてくれる

ロボットのイメージ

今日本では高齢化や人口減少問題以外にも取り組んでいることがありますよね。それは、2020年の「東京オリンピック」の開催。

オリンピックの開催で、競技場などのさまざまな整備が進められています。また、それと同時に政府は海外からの旅行客の誘致に力を入れ、2020年には3000万人、2030年に6000万人を誘致することを目標として掲げてきました。

なお、この3000万人の目標数値に関しては2018年に達成されており、目標を大きく上回る海外からの旅行客が日本を楽しんでいます。しかし、その一方で海外からの旅行客を受け入れる体制は整ってはいません。特に言語に関してはそれが顕著になっています。

例えば、観光地において英語が話せる人というのは限られており、英語以外の言語については手がまわっていないのが実情です。また、言葉の壁という観点では多言語表記が満足にされていない問題もありますよね。

せっかく観光に来たというのに言葉がわからないことで気分を害されるようなことがあれば、観光先として日本をまた選んでくれるとは限りません。そのため、この点は改善していく必要があるでしょう。

ではどうしていけばよいのかといえば、それを家庭用ロボットが活用していけば解決します。

何故家庭用かというと、これは大手の観光先が商業用のロボットを導入できるだけの資金力がある一方で、地方の観光先ではそのような対応ができないからです。

現在では、例えばGoogleアシスタントならば多言語の通訳機能がリリースされているので、それらに対応したスマートスピーカーなどを利用すれば言語の壁を取っ払うことができるでしょう。この他にもSHARPのRoBoHoNが観光案内を行った例もあります。

したがって、これらのようにしていけば海外からの旅行客も日本を楽しむことができ、私たちも費用などを抑えながら日本の文化を伝えていけるでしょう。

また、訪日外国人が増えていることで、国内に居住する外国人も増えている事実もあります。

当然ながらそのような外国人の中には日本人との間に子供をもうけたり、子供を連れてくることもありますが、現在その子供達の日本語教育が問題となっているのです。

もちろん、日本語教育が必要な子供達には行政などの支援もありますが、十分な対応がとられているのかといえばそうとはいえないでしょう。グローバル化が進む日本のこのような状況を考えれば、家庭用ロボットの導入によって日本語学習の補助を行うことなどが必要です。

このように、これらのようにしていけば日本のグローバル化によって生まれている問題も解決できるのではないでしょうか。

私たちの生活のさまざまな場面で役にたってくれる

家庭用ロボットのイメージ

ここまでは、メリットとして介護やグローバル化をあげました。しかし、もちろん家庭用ですから家庭で楽しむや生活を支援するメリットももちろんあるのです。家庭用のロボットには大きく分けていくと以下のようなタイプがあります。

  • 愛玩用のペット型ロボット
  • 会話などを行うためのコミュニケーションロボット
  • 音声認識技術を使ったホームアシスタント
  • 自動で掃除を行ってくれるお掃除ロボット

これ以外にもまだ実用化には至っていませんが、体の動きを補助する装着型のロボットも今後家庭用ロボットとして含まれていくでしょう。みていけばわかるようにこれらは私たちの生活のさまざまな場面で役にたってくれるものです。

例えばペットを飼えないような家庭でもペット型ロボットなら、実際の猫や犬といった動物の代わりをしてくれます。これに関しては最近新しく発売されたSONYのaiboやロボット開発ベンチャーのGROOVE Xから発売されようとしているLOVOTなどがこれに当てはまるでしょう。

なお、これらはおおよそ20~30万円ほどが相場となっていますが、実際のペットの価格と比較すればそれほど変わりません。そのため、ペットの代わりにペット型ロボットを選ぶのもよいのではないでしょうか。

また、1人暮らしをしているならコミュニケーションロボットがあれば、寂しさを感じないようにすることが可能です。これに関してはソフトバンクのPepperなどが当てはまりますよね。

こちらも価格は20万円台前半と機能の割にはお手頃になっているので、1人暮らしが寂しいなら考えてみてもよいでしょう。

さらに、音声認識技術を使ったホームアシスタントやお掃除ロボットでは日々の生活の手間を節約することができます。例えば明日の天気予報が知りたかったのであれば簡単にホームアシスタントに聞いてみたり、フローリングの床などの清掃はお掃除ロボットに任せたりと、みなさんの手間をかけずにすむでしょう。

年々私たちの仕事の事情や生活環境が変わっていく中で、ホームアシスタントやお掃除ロボットといった家庭用ロボットはより広く、さまざまな場面で普及していきます。以上のように家庭用ロボットは私たちの生活のさまざまな場面で役にたってくれるのです。

時間や手間を掛けたくなかったり、あきらめてしまったりしていることも家庭用ロボットなら解決できるかもしれません。したがって、これらのメリットを考えて購入を是非検討してみてください。

 

ロボットのイメージ

今回は、ロボットを家庭用に買うメリットについてお話しました。

それでは最後に、身の回りに家庭用ロボットがある環境が子供たちにどのような影響を与えるのかをお伝えしていきます。

間違いないのはこれらのような環境は子供たちにとって、AI(人工知能)やロボットといったテクノロジーに興味を抱くきっかけになるでしょう。今日本では、これらの分野で中国やアメリカなどを追っている状況にあり、将来それらに関わる優秀な人材を育てていくことは急務で、実際、文部省としても2020年からプログラミング教育必修化などのテコ入れを行っていきますが、やはり家庭でもそれらに触れる機会を作っていくべきです。

なぜなら、家庭環境というものは子供にとっては将来を左右するような非常に大切なものであるので、日本が抱える問題を解決するためにもこれらのような環境づくりは必要です。したがって、みなさんも家庭用のロボットに触れられる環境づくりを行って、将来活躍するエンジニアの卵を育てていけると良いですよね。

そうすれば家庭用ロボットをきっかけとして、日本の将来は明るくなるでしょう。

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