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今スマートリングで何ができる?役立ちそうな使い道を調べてみた

スマートリンクのイメージ

近年日本で大きく普及したものといえばやはりスマートフォン。若者はもちろんのこと、子供やお年寄りなど多くの人が所有していますよね。これに追従する形で体に身に着けて使うデバイス、ウェアラブルデバイスの普及も進んでおり、中でも最小のスマートリングは技術的にも進歩しています。

このスマートリングとはその名の通り指輪型のウェアラブルデバイスで、Apple社のiPhoneやandroidスマートフォンと連携して通話などを可能です。初期のスマートリングに関しては、もともとタッチペンの代わり程度のアナログなものでしたが、最近では非常に高度なデジタル技術を搭載しています。

そこで今回は、現在のスマートリングにどのような機能が搭載され、何ができるようになったのかや、役立ちそうな使い方についてもご紹介しましょう。

スマートリングで仮想通貨の支払いができる

仮想通貨のイメージ

仮想通貨といえば有名なのはBitcoinですよね。

Bitcoinは中央銀行で発行される通貨とは違って、ユーザー同士が直接取引を行い、台帳に記載していくというシステム。これによって世界中のいついかなる場所であっても取引ができるのが強みとなっています。

しかも、利便性という面に関しては、一般的な通貨が銀行などの取引時間に左右されるのに対して、仮想通貨はいつでも取引可能であるため、この点では現実の通貨に勝っているでしょう。また、手数料という点に関してもクレジットカードを利用した場合や、海外送金を行った場合と比較しても低くなっています。

したがって、手数料における金銭的な負担についても仮想通貨は現実の通貨に勝っているのです。

そんな仮想通貨ですが、本題であるスマートリングとどのような関係があるのかといえば、実は仮想通貨の暗号通貨ウォレット(残高照会などを行うお財布機能のこと)として使えるスマートリングが生まれています。

こちらはスマートリング「NXT(ネクスト)」と呼ばれるもので、以下のような機能を搭載しているのです。
  1. 暗号通貨ウォレットとして使える
  2. 充電が不要で使える
  3. クラウドに情報保管可能
  4. プロフィールを簡単にシェアできる
1「暗号通貨ウォレットとして使える」に関してはこのスマートリング「NXT(ネクスト)」は暗号通貨ウォレット機能があるため、指先をスマートフォンなどにかざせば簡単に仮想通貨での決済が可能。これによって仮想通貨の利便性をフルに発揮できます。
次に、2「充電が不要で使える」に関してはスマートリング「NXT(ネクスト)」はブラッシュドチタニウムやシリコンラバーなどといった素材のリングに、ユニークランダム識別子(URI)が書き込まれている作りとなっています。これによってハッキングが非常にしにくくなっており、高いセキュリティを確保しているのです。
そして、そのような作りとなっているので、充電などは一切必要ありません。したがって、ただスマートフォンにかざせば機能します。
さらに、3「クラウドに情報保管可能」にあるようにスマートリング「NXT(ネクスト)」はクラウドに情報保管ができるので、クラウドでは自身の名前や電話番号などを登録したり、twitterなどのSNSと連携させたり、どの仮想通貨で支払いを行うのかなど設定が可能。もちろん、その際にはスマートリング「NXT(ネクスト)」を介して行われるので、セキュリティには問題ありません。
最後に、4「プロフィールを簡単にシェアできる」とは、クラウドに個人情報を登録しておけば、スマートフォンのNFC機能を使って簡単にプロフィール送れます。こちらはスマートフォンがスマートリング「NXT(ネクスト)」に書き込まれているユニークランダム識別子(URI)を読取り、クラウドサーバーを介してゲストブラウザで相手に情報が伝わる仕組み。即座に相手との連絡先を交換できるため、非常に便利な機能ですよね。

以上がスマートリング「NXT(ネクスト)」の機能です。普段よく仮想通貨を利用する人であれば、このスマートリング「NXT(ネクスト)」を使えばすぐに仮想通貨での決済ができるようになり、相手との連絡先交換をスピーディーにとることができるでしょう。

そして、今よりも仮想通貨の強みを生かした利便性のある生活を送ることができるのではないでしょうか。こちらはオーダーのみで現在販売は終わっています。そのため、今後再販が行われれば購入を検討してみるのも良いかもしれません。

誰にも気づかれずにスマートリングで通話ができる

スマートリンクでの通話のイメージ

ところで冒頭でも触れましたが、スマートリングは当初はタッチペンの代わりに使えないかと考案されたものでした。しかし、現在ではスマートフォンと連携して使うことが主になっており、その機能には高度な技術が使われています。

そういった中でもスマートリング「ORII(オリー)」は指先を耳に当てるだけで通話ができるというもので、非常に近未来的な機能が搭載されているのです。

仕組みとしては以下のとおり。

  • 骨伝導技術を使っている
  • 通信自体はBluetoothを使っている
この骨伝導技術とは、簡単にいえば骨を通して音を聞けるようにする技術。基本的に人間の音を聞く機能は空気振動を鼓膜で感じ、それを神経を介して電気信号として認識します。しかし、それ以外に声帯の振動を頭蓋骨が受け、これを神経が電気信号として認識する方法、「骨伝導技術」というものがあるのです。

身近なところで説明すると、骨伝導ヘッドフォンが最もわかりやすいでしょう。骨伝導ヘッドフォンは耳につけるヘッドフォンと違って、耳付近の骨に当てて使うものであり、周りの音が聞こえるためランナーなどに普及しています。

そしてこのスマートリング「ORII(オリー)」では、この骨伝導技術を用いることでスマートリングがイヤホンとマイクの役割を果たし、Bluetoothでスマートフォンと通信しているのです。これによって相手と電話ができるようになっています。

はたからみているとただ耳に指を当てているようにしか見えませんが、実際には通話をしているというのはすごいことですよね。したがって、いちいちスマートフォンを取り出して電話する動作が面倒な人には、スマートリング「ORII(オリー)」は打って付けです。

また、こちらのスマートリング「ORII(オリー)」はそれだけでなく、普段ハンズフリーで電話を取っている人にも需要があるでしょう。これなら指に装着しておくだけで、電話ができるのでより楽に通話ができます。

この他、スマートリング「ORII(オリー)」には音声アシスタント機能を補助してくれる機能もあるので、Siriなどをよく使う人にとってもメリットがあります。「ORII(オリー)」は現在発売中であるので、興味が出てきたら購入を検討してみてください。

ORII(オリー)

 

スマートリンクを身につけている人のイメージ

今回はスマートリングについてお話しました。それでは最後に、スマートリングが今後どうなっていくのかについてお伝えしていきましょう。

総務省のデータによればスマートリングを含めた、ウェアラブルデバイス市場は現在急成長中の分野のようです。そのため、このスマートリングに関しても、今後大きく世の中に普及していくことになり、現在よりも高度な技術が搭載されるようになっていくでしょう。

また、スマートリングのファッション性も高まっていくと予想できます。これに関してはすでにその一端が垣間見られるようになってきました。というのも現在のスマートリングはデザインがシンプルになってきており、一般的な指輪と比較してもそれほど違和感のないものが多いです。

そしてさらに、女性をターゲットにしたスマートリングでは、デザインを国際ジュエリーデザイン賞受賞者が監修しているなど、ファッション性に重きを置いているものが投入されています。これを踏まえていくとスマートリングは、よりファッショナブルなものになっていくと予想できますよね。

ですから将来にはスマートリングは身につけていて当たり前にものとなり、高い機能性とファッション性を持ったデバイスになっていくのではないでしょうか。そして、そうなればきっと今よりも快適な生活が送れるはず。

そのような時代が訪れるためにも、スマートリングを開発している企業に私たちも注目していきましょう。

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