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トランスヒューマニズムで日常はどう変わる!?少し先の未来とは

トランスヒューマニズムで日常はどう変わる!?少し先の未来とは

トランスヒューマニズム!なんだか近未来的でカッコいい響きですが、きちんと意味を理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。

私もSF映画のタイトルかな?なんて思っていましたが、違うんです!トランスヒューマニズムとはトランス(超える)ヒューマニズム(人間主義)だから日本語に訳すと「超人間主義」ということになります。

でもトランスヒューマニズムは「超人間主義」のことだよ、と聞いても私はいまいちピンときませんでした。そこで、簡単に言ってしまうとどういうことなのか調べたのですが、要するに科学の力を使って人間の能力をパワーアップさせちゃおうってことなんですね。

そして、そのパワーアップとは今持っている身体の能力をもっと伸ばして、便利で楽しい生活をしちゃおう!ってことでもあるのです。

例えば、「もっと記憶力がよければなぁ」とか「肌の色がもっと白ければこの洋服がもっと似合うのに」とか、それから「テレパシーで会話ができたら便利なのに」これらのことがトランスヒューマニズムで可能になっちゃうんです!

自分がどの能力を伸ばすのか科学の力で選べるようになるなんて!ワクワクしちゃいますね!

リンダ
リンダ

私は色白で頭脳明晰になりたいなぁ、そんな理想も叶えてくれるなんて嬉しいです!

ということで今回は、実現間近にせまったトランスヒューマニズムによる人間の能力アップがどの程度まで可能なのか、日常はどう変わるのかをお伝えしていきます。

科学者が考える現段階で実現可能なトランスヒューマニズム

科学者が考えるトランスヒューマニズムのイメージ
トランスヒューマニズムを理解するために本を読もう!と思ったのですが専門的なものが多く、私のように全く知識がない主婦が読むのには難しいものばかり!

ですが科学者ラメズ・ナムが書いた「超人類へ!」はとても読みやすくておススメです!
それもそのはず、ラメズ・ナムは科学者でありながらSF小説も書いているので読者がワクワクするようなポイントが分かっているんです。

ラメズ・ナムはマイクロソフトのInternet ExplorerとOutlookの開発者のうちの一人で、ナノテクノロジー企業の代表も務めている多才な人物です。

トランスヒューマニズムという、ちょっと難しい話題にも関わらずテンポ良く話しが進み、科学技術やトランスヒューマニズムに関する予備知識がなくてもスイスイ読みすすめられちゃいました。

この本が出版されたのが2006年ですがこの時点でSF映画みたいな驚きの科学技術の数々が書かれています。

少し掲載内容を上げてみると以下のようなものです。

脳から脳へテレパシーのように思いを伝える技術
記憶力を5倍アップさせる薬
肌の色をファッションのように変えたり、動物の体毛を変化させる技術
視力がみえない人に脳内に直接映像を映す脳内シアターの技術
性格や感情を作り変える技術
脳の記憶を外部に保管する技術

その中でも私が一番印象に残っているのが、食事のカロリー制限をすると寿命が伸ばせることが科学的に証明されていることでした。人間は必要な栄養素を摂り粗食を続けると170歳まで生きることが可能だそうです。

リンダ
リンダ

粗食が身体に良いとよく言われていますが科学的に根拠があったんですね!

必要な栄養素をきちんと摂りカロリー控えめの食事を続けた猿と、好きなものを好きなだけ食べた猿の見た目に大きな違いが現れるのには驚きです。👇

最先端の科学技術で計算された食事をとれば見た目を若く保ったまま長生きできちゃうんですね!人間が170歳まで生きるのが当たり前になるかもしれないなんて、まさに今の人類を超える超人間主義!トランスヒューマニズムと言えますね。

トランスヒューマニズムの技術が進むとテレパシーも可能に!

テレパシーのイメージ
科学技術で食事を管理して寿命を伸ばすことは、近い将来そうなるんだろうなぁという想像がつきますが、トランスヒューマニズムがもっと進んだその先の未来ってどうなるのでしょうか。

そう思った方に是非読んでほしいのが、同じくラメズ・ナムが書いたの初のSF作品「ネクサス」です。ネクサスのストーリーはこんな感じです。👇

ネクサスは体内に取り込める小さなナノマシンのことで、そのナノマシンにより他人と記憶や感覚を共有できるようになった未来の世界の話しを描いています。この技術を開発した主人公は政府から危険人物として捕まることとなりますが、自由の身と引き換えにあることを要求されます。それは政府のスパイとして働くことでした。この後思いもよらない危険に巻き込まれていくことになった主人公と悪の組織との攻防が描かれています。

とってもスリリングな、このSF小説に出てくるナノマシンを使った感覚共有の技術はもう実現可能間近なんです、感覚共有ってことはテレパシーってことですね!

この技術は脳内に小さな機械と脳を覆うことのできる伸縮性のある通電性素材を用いて可能だと言われています。

そして、この感覚共有の技術よりも先にナノマシンを使って実現可能になるのが健康管理の為にナノマシンを体内に取り入れ健康状態を記録する技術でもう実用間近なようです。

リンダ
リンダ

SF映画「ミクロの決死圏」のように、身体の中に小さなマシンが入れるようになるなんて私の子供の頃から考えたら夢物語のようです

「ミクロ決死圏」👇

ミクロの決死圏 Fantastic Voyage 1966
「ミクロ決死圏」ではモノをミクロ化する技術で科学者自らが人間の身体に入っていきますが、現代の技術ではミクロサイズよりも更に小さいナノサイズのロボットを作りだすことが可能になりました。
リンダ
リンダ

「ミクロ決死圏」は鉄腕アトム第88話「細菌部隊の巻」を元にしているので、漫画と映画とを見比べてみるのも面白いですよ!

トランスヒューマニズムは食べ物でも可能に!?

食べ物でトランスヒューマニズムのイメージ
ミクロサイズのマシンができたように、今まで小さすぎて分からなかったことが解明されると科学技術がググッと進み、身近なものまでが人間の能力UPの材料になっちゃうんです!

今まで小さすぎて分からなかったものの一つ、それは脳の中の神経細胞同士のつながりなんです。この神経細胞のつながり方は人それぞれ特徴があり、誰一人として同じものはないので神経細胞のつながり方があなたの性格を作っているとも言われています。

神経細胞のつながり方を見ると、落ち込みやすい性格なのか楽観的な性格なのかということまで分かってしまいます。
また、性格だけでなく食べ物や飲み物がもたらす効能も摂取前後の脳の神経細胞の変化を観察すると分かるようになってきています。
実際に集中力UPの効果が神経細胞から確認されている飲み物がコーヒーで、仕事中に好んで飲む人が多いのも実は理由があったということです。

このように、飲食物が神経細胞に与える影響がもっと解明されることでシュチュエーションに応じて効果的に食べ物を選ぶようになることでしょう。

リンダ
リンダ

仕事効率をUPさせるお菓子やテスト前に飲むと記憶力をUPさせる飲み物が店頭に並ぶ日も近そうですね!

脳内地図が解明されると、テレパシーや意識の書き換えも可能になる!

脳内地図のイメージ
このように、色々なことが分かってしまう神経細胞同士のつながりは、まるで地図のようにも見えるので、脳内地図「コネクトーム」と呼ばれています。脳内地図が全て分かるようになると同じ気持ちを共有するテレパシーのような技術や自分の意識を他の場所に移し替えることも可能になってくるようです。

自分の意識の移し替えなんて、まるでSF映画のような話しだと思ったら2016年に公開された映画「セルフレス」がまさに、これから少し先の未来に現実になりそうなことを描いていました。

「セルフレス/覚醒した記憶」予告編

その内容ですが、他人の脳に自分の意識を上書きしてしまうことで身体を奪ってしまうといったものです。こんなことが現実に起きたら怖いのですが、個人個人の脳内地図が分かるようになればそれも可能になってしまいます。

まず書き換えたい相手の脳内地図を用意し、地図と違う神経細胞同士のつながりをしているところに、電気刺激をあたえます。そうすると、神経細胞のつながりが変わるので、見本となる脳内地図と違う箇所に電気刺激を与えて修正をしていくと全く他人の脳になってしまうのです。
テレパシーも同じような技術で弱い電気刺激を使い、相手に今考えていることを伝えるのが可能になる事がわかっています。

このように、技術的に可能になった脳の書き換えは一度手を加えて変えてしまったものは戻せないという問題点があります。長い年月をかけて作りあげた性格が電気刺激で変えられてしまうなんて少し怖さを感じますね。

リンダ
リンダ

性格を変えられるということはデメリットばかりではなく使い方次第では、悪人を善人にすることも可能になるので、未来の世界に犯罪はなくなっているかもしれませんね

脳の神経細胞のつながり「コネクトーム」👇

See-through brains

ケガや病気で失われた人体の機能がパワーアップして取り戻せる!

人体がパワーアップするイメージ
誰にでも事故や病気で身体の一部を失ってしまう可能性はあります。義手や義足もありますが身体の機能が完全に戻ってきたわけではありませんよね。

その問題も科学技術で解決できるようになってきているのです!なんと失った四肢や視力の機能は科学の力で技術的には取り戻せる段階にきています。

たとえば従来機械では難しかった卵を割ったりする微妙な力加減も可能な義手や、脳内にスクリーンのように映像を映し出すことで失った視力を取り戻す技術が可能になってきているのです。

そればかりでなく多機能でスーパーマンのような義手も登場していて、まさに科学技術が加わることで人間がパワーアップしたトランスヒューマニズムそのものなんです!

Bodyhack | Metal Gear Man – PART 2
テレビゲーム会社「コナミ」が制作した義手は多機能でスマホの充電やライト・時計も内蔵しています。さらにはドローンまで搭載されているなんて、ヒーローみたいですね。

また健康な人でも簡単にパワーアップできちゃうツールとして第三の親指があります。

Why I Created a Third Thumb | Dani Clode | TEDxVienna

指がもう一本あるとキーボードを打つときや楽器演奏の際に便利になることでしょう!

リンダ
リンダ

義手のデザインが近代的でかっこいいですね!服を選ぶように義手も好きなデザインが選べる時代になったんですね。

トランスヒューマニズムを取り入れることがカッコいい!?

カッコいいトランスヒューマニズムのイメージ

このトピックスは血を含む画像を掲載しています、苦手な方はご注意下さい。

新しい技術を使って身体をファッションのように改造する人達が海外では増えているようです。いつの時代も新しいものは憧れと懐疑心の目でみられるものですが、まさにそんな目で見られているのがDIY(自分自身)でトランスヒューマニズムを行っている人たちなんです。
米カリフォルニア州のテハチャピという村に集まる「Grinder」と呼ばれる人々は日々自分で身体に改造を加えています。


まだまだ新しい技術に不安感があり見守る人もいれば、いち早く取り入れる人達もいるってことですね。

彼らの前衛的な取り組みは写真集にもなっているので、ちょっと先の未来の若者を見てみたい方は写真集「Grinders」をご覧になって見てください。

自分自身で身体改造をしてしまう「Grinder」はちょっと異様にも見えますし、自分とはかけ離れた人々に感じますが、自分の手でトランスヒューマニズムが簡単に行えるものとして電子タトゥーがあります。

電子タトゥーとは究極のウェアラブル端末と言われていて簡単に水で身体に貼り付けることが可能で、次世代のスマートウォッチになるとも言われています。
Electronic skin measures heart rate, brain waves, and muscle activity

このように、簡単なものからトランスヒューマニズムは広まるのかもしれませんね。そう遠くない未来にトランスヒューマニズムは可能になるので、今のうちから自分はどういう身体で一生を過ごすか決めておいた方が良さそうです。

トランスヒューマニズムまとめのイメージ
ということで、今回は実現間近にせまったトランスヒューマニズムで日常がどう変わるのかをお伝えしました!

  • ラメズ・ナムが書いた「超人類へ!」を読むとトランスヒューマニズムがよく分かる!
  • トランスヒューマニズムでテレパシーも可能になる!
  • トランスヒューマニズムが食べ物でも可能になる!
  • 脳内地図が解明されると意識の書き換えも可能になる!
  • 事故や病気で人体機能が失われても科学技術で取り戻せるようになってきている!
  • トランスヒューマニズムに憧れてDIYで身体改造している人達がいる!

ほんの30年前には考えられなかったようなスマホやスマートウォッチが今や日常となっているのですから、人体にテクノロジーを取り入れるのが当たり前になる日も意外と近いのかもしれません。

そして、科学技術の進歩で寿命や見た目、自分自身の身体までも選ぶことが当たり前になり、色んなタイプの人間が一緒に暮らすようになるってことですね。

リンダ
リンダ

トランスヒューマニズムが進むことで、人と違うことが当たり前で個性豊かな人が増える世界になりそうです!

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