妊娠や出産、子育てともなると管理しなければいけないスケジュールや、把握しておかなければならない情報が一気に増えて大変ですよね。例えば「妊娠がわかったら次はどうすればいいんだろう?」「子供に関係がありそうな予防接種っていつだっけ?」などなど、実際不安だらけになる方も多いはず。
そんな時におすすめなのが、スマートフォンで配信されている子育て関連アプリです。スケジュールの管理だけでなく、妊娠したその日からお腹にいる赤ちゃんの成長が分かるアプリや、子供の成長を記録できるアプリ、子育て関連の質問ができるアプリなど本当に便利な子育てアプリが多く配信されています。また、ママ向けの子育てアプリだけでなく、パパ向けの子育てアプリもいくつか配信されています。このアプリをうまく活用すれば、少しでも子育てが楽になるかもしれません。
そこで今回は、ママやパパが本当に便利と感じる子育てアプリを、機能別に7つお伝えします。
妊娠中の不安をサポートしてくれるアプリ「ninaru」
妊娠したといっても赤ちゃんが大きくなるまでは胎動を感じないので、多くのお母さんは、本当に赤ちゃんはお腹にいるのだろうか、いったいどのくらい成長しているのだろうかと不安になることも多いですよね。
そんな時におすすめしたいアプリが、妊娠サポートアプリの「ninaru」です。このアプリは、実際にはまだ目に見えない赤ちゃんの成長を、日替わりのかわいい胎児のイラストによって目で見て感じることができます。
妊娠したその日から6歳になるまで長く使える「母子健康手帳アプリ」
“母子手帳”とは、日本で出産するすべての妊婦さんが地方自治体から交付を受け、ママと赤ちゃんの記録を記すための手帳です。昔は手帳を紙でもらっている方が多かったですよね。それがいまやその母子手帳はデジタル化して、アプリになりました!
アプリ「母子健康手帳アプリ」は、妊婦健診や出産後に行われる赤ちゃんの定期健診の記録をクラウドに保存することができるだけでなく、記録をデータ化することによってアプリ上でグラフとして見ることができます。
その内容は、日本医師会や日本産婦人科医会など多くの後援団体が情報提供しているので信頼性の高い情報であることもポイントです。各地の自治体とも連携しているため、イベント情報や期間限定の情報などを無料でスマートフォンに受け取れるのは魅力的に違いありません。
「予防接種スケジューラー」で複雑な予防接種を一括管理
赤ちゃんが産まれてから特に1年間は本当に多くの予防接種を行わなければなりません。しかし、必ず受けなければならないものや任意で受ければいいもの、受けることができる月齢が指定されているもの、ある程度の間隔をあけて複数回受けなければならないものなど非常に複雑ですよね。
さらに、時代とともに予防接種の種類や回数が変更されることがたびたびあり、例えば何人か子供がいるときは“上の子の時はこうじゃなかったのに”なんて言葉もしばしば。そんな複雑な予防接種のスケジュールを一括で管理してくれるアプリが「予防接種スケジューラー」です。
兄弟がいても複数のアカウントを作成し、それぞれ管理することができるのはもちろんのこと、スマートフォンの紛失や故障に備えてデータのバックアップをインターネット上にとってくれる機能もあります。これならいざというときでも安心でしょう。
妊娠から子育てまで、先輩ママに質問できるアプリ「ママリ」
妊娠から子育ては「これをやればよい!」というはっきりとした答えがないので、あれこれ悩みがちですよね。「ママリ」は“ママの一歩を支える”をコンセプトにできた妊娠から育児まで幅広くカバーした女性向けQ&Aアプリです。サービスを開始してから5年後には、日本で出産したママの3人に1人が利用するようになり、質問や回答の総投稿数は6000万件を超え日本最大級の子育てアプリになりました。
全国各地たくさんのママが登録しているので、地域イベントのことや通っている病院の口コミなどローカルな情報まで知ることができます。子どもがいると「近くに遊びに行けるところ」や「近くの病院について」という情報は知っておきたいので、便利でしょう。
さらに、「ママリ」はだれでも無料で気軽に何度でも質問することができるので、周りに気軽な相談ができる人がいないときや、多くの意見を聞きたいとき、なかなか周りの人に相談できないことを話したいときなどにうってつけです。
子育て記録をスマートフォンでつける「パパっと育児@赤ちゃん手帳」
スマートフォンは必ず毎日使うものなので、ついでに子育ての記録もとれると便利ですよね。育児記録アプリである「パパっと育児@赤ちゃん手帳」を使えば、なんと最長6歳までの記録を残すことができます。
全部で20種類に細かく分類されたアイコンをタップするだけという簡単な記録の方法で、片手で素早く記録できるは魅力的でしょう。しっかり細かく記録したい人には“詳細モード”も搭載されており、使用者それぞれに合った記録が可能です。
近年では、“泣き声診断機能”という機能が追加されました。のべ2万にもおよぶユーザーから収集したデータをもとに、赤ちゃんが泣いている理由を分析、その正答率80%を誇っているんだとか!また、アプリをダウンロードしなくてもパートナーにLINEやメールで記録を共有する機能もあるので、パパがお世話するときの参考にもできます。ぜひ、子どもが泣いていて「なんで泣いているんだろう?」って困ったときに使ってみましょう。
子供の成長を記録、共有できるアルバムアプリ「みてね」
かわいい我が子の写真や動画は、ついいろいろ撮影してしまいますよね。子供の写真や動画を整理して記録したい人にはアルバムアプリ「みてね」がおすすめです。「みてね」は写真や3分までの動画であれば無制限にアップロードすることができます。
「みてね」を使用すれば夫婦間だけでなくおじいちゃんやおばあちゃんなど、離れて暮らす家族にも成長を共有することができます。写真を見られるのは招待した家族のみなので、見ず知らずの人に見られる心配もありません。
「みてね」では有料で、アップロードした写真を利用しフォトブック作成したり、DVDを作成したりすることもできます。月額料金を支払えば、10分までの動画をアップロードすることや、デジカメで撮影した写真をパソコンからアップロードすることも可能です。
パパ専用アプリ「パパninaru」と「パパタイムズ」
妊娠や出産、育児はママだけの出来事ではありません。しっかりパパにも協力してもらうために、パパ専用に作られた子育てアプリもあります。それが、先ほど紹介した妊娠サポートアプリ「ninaru」を配信しているEVER SENSEが開発した「パパninaru」です。
このアプリは、出産予定日までの赤ちゃんの様子がイラストで紹介されるだけでなく、パパに知っていてほしい妊娠中におけるママの体の変化など、パパ向けのメッセージが配信されます。メッセージの頻度は、子供が1歳になるまでは毎日、それから4歳になるまでは週に1回です。普段は仕事で忙しいことが多いパパだからこそ、ママや子どもの体の変化をお知らせしてくれるとありがたいですよね!
また、生年月日を入力することで子供の成長に沿った最新ニュースや、お役立ち情報が配信される「パパタイムズ」というパパ専用アプリをもう1つ紹介します。一部エリアに限定されますが、お出かけ情報がとても充実していることが特徴です。情報配信のタイミングも指定することができるので、朝の通勤時間や寝る前のリラックスタイムなど隙間時間を利用して読むことができるでしょう。
さて、今回はママやパパが本当に便利と感じる子育てアプリを、機能別に7つお伝えしました。どのようなアプリがあったか振り返ってみましょう。
・かわいいイラストでお腹の赤ちゃんの様子がわかるアプリ「ninaru」
・妊娠したその日から6歳になるまで長く情報を整理、収集できる「母子健康手帳アプリ」
・複雑な予防接種スケジュールを、兄弟まとめて管理できる「予防接種スケジューラー」
・妊娠から子育てまで、先輩ママに質問できる「ママリ」
・子育て記録をスマートフォンで素早くつけられる「パパっと育児@赤ちゃん手帳」
・子供の成長を記録、家族と共有できるアルバムアプリ「みてね」
・パパに向けて有益な情報が届く、パパ専用アプリ「パパninaru」、「パパタイムズ」
今回お伝えしたものだけでなく、本当に多くの子育てアプリが配信されており、無料で気軽に始められるアプリもあるので、ママだけでなくパパも一緒に育児アプリをダウンロードしてみるといいかもしれません。そのような子育てアプリがパパもしっかり子育てに参加するきっかけになるはずですよね。
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