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何かとギークなAI系男子と上手く付き合う5つのコツ

何かとギークなAI系男子と上手く付き合う5つのコツ

AI(人工知能)と聞くと、私たち人間の仕事が奪われる?なんて、暗~い未来を思い描く人もいるかもしれませんよね。でも最近ちまたでは、AI(人工知能)を使ったサービスや製品に注目が集まっています。新奇なものはおっかなびっくり、というのもわかりますが、その前に、AI(人工知能)によって拓ける新しい世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

でもだれか、新しい世界への水先案内人となってくれる人がいたら、たのもしいですよね! それが今回ご紹介する「AI系男子」なんです。

彼らは知的で情報通で、無類のあたらしモノ好き。そして、ちょっと変わったところもあります。だから、取り扱いには若干の注意が必要です。しかし、AI系男子と上手く付き合うコツがわかりさえすれば、最先端のAI(人工知能)の世界が労せず身近なものとなるでしょう。

この記事では、AI系男子と上手く付き合う5つのコツをお伝えします。

コツその1. いわゆる「オタク」と同一視しない

コツその1. いわゆる「オタク」と同一視しない

ギーク系AI男子は、最先端のAI(人工知能)の分野にどっぷりと深入りしているんです。そのハマり具合は、見ようによってはたいへん「オタク」的。

ただ、彼らはいわゆる「オタク」として扱われることを良しとしません。自分たちの興味・関心の対象であるAI(人工知能)の分野が、たとえばアニメやアイドル、ゲームやフィギュアなどより、はるかに高尚なものと考えているからなんですよ。

対象に向き合う情熱や徹底した情報収集、ほかのことが眼中になくなる集中力など、どれをとってもまさにオタク的なのですが、だからこそ、AI系男子をオタクと同一視することは避けるようにしてください。

コツその2. AI系製品への質問は3回まで

コツその2. AI系製品への質問は3回まで

先日ビックカメラに行ったら、まず目に飛び込んできたのが「グーグルホーム」。スマートスピーカーってAI(人工知能)を使った新ジャンルの家電製品ですよね。AI系男子もこの手の家電は好きですし、使い方なんか聞いてあげれば喜んで教えてくれますよ。

でも一つ注意すべき点が! 同じ製品への同じ質問は、どんなに多くても3回までにしてください。慣れないうちって同じところでつまずいて、同じ質問ばかりするってよくあります。でもこれが、AI系男子には耐えられないんです。

1回目「きみもAI(人工知能)に興味があるんだね。うーん、いいことだ。教えてあげよう」
2回目「おや、また同じ質問かい? まだAI(人工知能)を使った機器になれないようだね。まあ良しとしよう」
3回目「ほんとうは……AI(人工知能)に興味なんて……ないのかな……」
AI系男子の自己評価と言えば、ちょっと大げさなんですが、人類とAI(人工知能)の世界をつなぐパイオニア。でもプライドが富士山のように高い一方で、自分の関心が、世間と少~しずれているのではないか、と疑心暗鬼にもなりがちなんですよね。

だからAI系男子の自尊心をくすぐる質問も、あまり回を重ねすぎると、彼らの心を閉ざしてしまうことに。気をつけましょう。

コツその3. ディープラーニング的発想に慣れる

コツその3. ディープラーニング的発想に慣れる

グーグルの音声検索、すごく使いやすくなっていると思いませんか。AI(人工知能)の学びは、ディープラーニングが基本。スマホやタブレット、テレビにも使われている音声認識だけでなく、自動車の自動運転にもディープランニングによる物事の深層構造の把握が役立っているんだそうです。

ですからAI(人工知能)を使った機器について、昔ながらの「ロボット」のイメージでとらえた発言は、AI系男子の前では絶対NGと思ってください。

・結局は人間が情報をインプットしてやらなければ何もできない
・与えられた情報の整理は得意でも、新たに情報を生み出す創造性はない
こういう偏見は、AI系男子をイライラさせるからです。

人間があれこれ情報をセレクトして与えなくても、膨大な現実から自然に深層構造を把握することができるAI(人工知能)のディープラーニング。人類がAI(人工知能)に脅威を感じるとすれば、まさにこのディープラーニングによるところが大きいでしょう。

コツその4. 無駄な肉体労働を賛美しない

コツその4. 無駄な肉体労働を賛美しない

AI(人工知能)やロボットが今より活躍する近未来の社会。人間は日常生活のこまごました雑務から解放され、創造性を発揮するもっと重要な仕事にのみ集中できるようになると言われています。

AI系男子はだから、掃除機をかけるより「ルンバ」を使うことを好みます。

AI系男子は、昔ながらの手料理より、全自動式の調理なべでスマートにつくられた食事を好みます。

「額に汗して労働する」というのを、前時代的な古い習慣と思っているフシがあります。肉体労働をほめちぎるような台詞は極力避けましょう。

コツその5. しかし最終的には人間の可能性に希望をもつ

コツその5. しかし最終的には人間の可能性に希望をもつ

AI系男子だってりっぱな人間。彼らもべつにロボットやアンドロイドになりたいと願っているわけではありません。古い考えから逃れられない人間を軽蔑し、最先端のAI機器をこよなく愛する彼らですが、やはり最終的には、人類のもつ可能性に期待を寄せているところがあるんですよ。

AI系男子のご機嫌をうかがおうとするあまり、人間の存在を最終的に否定するような発言をするのは避けましょう。

・「将棋も囲碁も、結局AI(人工知能)に勝つことができない」
・「そのうち、映画も小説も、みんなAI(人工知能)がシナリオを書くようになる」
これくらいならよいのですが、「だから人間はもう用済みだ」まで行くと、AI系男子はカチンと来ます。

「囲碁や将棋、映画や小説は、しょせんゲームでありフィクションである。しかし私たち人間は、ゲームやフィクションとは比べものにならないくらい複雑な『現実』を生きている。そうそうかんたんにAI(人工知能)が人間を凌駕することはできない」

これくらいのことはさっとフォローできるようにしておきましょう。AI系男子の扱いにも、だいぶ心の余裕が生まれるはずですから。

 

いかがでしょう、何かとギークなAI系男子ですが、取り扱いさえ間違えなければ、意外とすいすい話に乗ってくれそうではないでしょうか。そうなんです。彼らは日々、最先端の情報にふれつづけていますから、見かけと違ってじつは話し相手が欲しいんです! だれだって、知っているすごい情報は、いちはやく人に伝えたいじゃないですか。

この記事で紹介した注意点をふまえ、AI系男子を友だちにできれば、あなたにとって人工知能(AI)の世界はぐっと身近なものとなり、これからの人生設計にも新しい視点を与えてくれるかもしれません。

AI系男子との友好を深めていきましょう。そして、まちがいなく面白いAI(人工知能)の世界へ思いっきり飛び込んでみてくださいね。

参照元 人工知能(AI)の進化でこれからの仕事やライフスタイルはどう変わる?

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