AI(人工知能)と健康管理

AI(人工知能)で姿勢バランスをチェック出来るツールを探してみた。

AI(人工知能)で姿勢バランスをチェック出来るツールを探してみた。

私たちは座ったり、立ったり長時間同じ姿勢をとることが多いですよね。仕事でパソコンに向かって作業する人、あるいはサービス業で立ちっぱなしになる人などまちまちでしょう。こればかりは仕方がないことです。

とはいえ、同じ姿勢をとり続けているとだんだん姿勢が悪くなって、肩こりや腰痛の原因となってしまうことも。また背筋が丸まっている姿はあまり見た目でも良い印象を与えません。そうなると、体の姿勢のバランスは大丈夫かな?と心配になる人もいるのではないでしょうか。

まえだまえだ
まえだまえだ

私は仕事柄パソコンをずっと使い続けるので、よくマッサージされるときに「体が丸まっているねぇ」って言われます。うう・・・(泣)

そんな中、AI(人工知能)で姿勢バランスをチェックできるようになりました!しかもAI(人工知能)が姿勢バランスをチェックするツールはゲームやAIスピーカー、アプリなどにも入っているのだとか。これなら、私たちでも簡単に使うことができるでしょう。

となると、今までAI(人工知能)に姿勢バランスをチェックしてもらうとなると「どうせ病院や整体に行かなきゃならないんでしょう?」「なんだか難しそう」と考えていた人も、これらを使えば簡単に姿勢に気を付けることできます。正しい姿勢になれば、体の悩みも解消されるに違いありません。

それでは今回は、「AI(人工知能)が姿勢バランスをチェックしてくれるツール」をあれこれ探して解説しましょう。

AI(人工知能)が姿勢バランスをチェックする仕組み

姿勢をチェックしているイメージ
まずは、そもそも「AI(人工知能)が姿勢バランスをチェックする」仕組みについて見てみましょう。

まず姿勢バランスを見るためのカギとなるのが、「骨格」。AI(人工知能)が撮影した映像から私たちの関節の動きを測定することで、姿勢バランスを測定することができます。

骨格を測定するには、これまでは大がかりな機械を使ったり、身体のあちこちにセンサーを取り付ける必要がありました。また、骨格の測定に使うカメラは「赤外線」を使っていることが多く、屋外など周りの環境に左右されてしまうなどの課題がありました。

そんな姿勢バランスの測定をもっと簡単にできないか!と考えたところに、導入されたのがAI(人工知能)です。AI(人工知能)を支える技術である「ディープラーニング’(深層学習)」を使うことで、カメラで骨格の動きを追うだけで測定できるようになりました。

この姿勢バランスの測定を実現させた技術が「画像認識」。画像認識により、本来あるべき骨格の位置とどれだけずれているかを判断することによって、身体のゆがみを見つけることができます。これなら、測定する私たちにとっても気構えなくてすみますよね。

※詳しくはこちらの記事にも書かれています

まとめると、AI(人工知能)は撮影した画像から骨格(関節)の位置を分析することで、姿勢バランスの状態を測定しているということです。

※実際のツールはこちらをご覧ください

さて、そんな姿勢バランスの測定する仕組みが使われた商品を紹介しましょう。まずは子供向けゲームからです。

子供の姿勢が良くなるゲーム!?「子供の姿勢を良くしチャオ!」

ゲームのイメージ

最近の子供は、ゲームやスマホ・タブレットなどに触れる機会が増えましたよね。そうなると大人とも同じく背筋が曲がってしまったり、体力が低下する・・・ということにもつながってしまうことが課題でした。

今まではその課題について、「運動して体力をつけよう」「筋肉をつけるトレーニングをしよう」として解決しようとしていました。とはいえ、これでは大人が一方的にあれこれ言っているだけで、子供のモチベーションがあまり高くならないので「やだやだ!運動なんてやりたくない!」と言い出す子供もいるでしょう。

そこで、「姿勢を良くする」運動・トレーニングをもっと子供たちが楽しむようにすることができないだろうか?と開発されたのが「子供の姿勢を良くしチャオ!」です。このゲームが現在、保育園や幼稚園で取り入れるところが増えているのだとか。

このゲームに使われているのは、画像認識から骨格を分析するAI(人工知能)。株式会社Acculusが開発した「AcculusPose」は画像から人の関節の位置を検知し、姿勢バランスの良しあしをチェックします。「子供の姿勢を良くしチャオ!」はこのシステムをカメラに内蔵し、ゲームに応用しています。

※実際ゲームをやっている風景はこちらの動画をご覧ください

[ アプリ① 果物キャッチ ](しせいカメラ)

ゲームの内容は「くだものをとっチャオ!」のように頭の上にある果物を落とさないようにするものだったり、「みこしをかついヂャオ!」のように2人で協力してボールを跳ね返す、などがあります。この時に、姿勢が悪いと頭の上の果物を落としてしまったり思うように動くことができません。

まえだまえだ
まえだまえだ

私、すぐバランス崩してゲームオーバーになっちゃいそうだな・・・。

となると、ゲームで遊びながら姿勢バランスを保つ必要がありますよね。ゲームはどれも楽しそうなので、きっと子供たちも一生懸命になりつつ、ゲームを通して姿勢を保つことができるようになれば、自然と矯正できるに違いありません。

そして「子供の姿勢を良くしチャオ!」は最近では「しせいカメラ」として、家庭用に24,000円(税抜)で販売されるようになりました。ぜひ、Wii fitのようにおうちで体を動かして遊べるゲームとして取り入れてみましょう!

仕事中にもつかえるAIスピーカー「Giiro」

AIスピーカーのイメージ
私たち大人でも、座りっぱなし続けて背筋がだんだん丸まってくるということはありますよね。でも、もしかしたらその解決方法として「立って仕事をする」という解決方法があるのかもしれません。立ちっぱなしで仕事をするのは、それはそれで疲れそうですが実際に立ちながら仕事をする「スタンディングデスク」も発売されています。

そんなスタンディングデスクで仕事をするときに、私たちの姿勢バランスを見張ってくれるAIスピーカーがあります。それが「Giiro」。

Giiroは感圧板「Mat」と、AIスピーカーの「Posurebot」2つに分かれています。私たちの姿勢バランスをチェックするのは「Mat」。私たちが「Mat」の上で立ちながら仕事をしているとき、両足の体重のかかり方から姿勢バランスを読み取ります。そして、気がいついたら足を組んでいた時や、机に寄りかかったとき、左右のどちらかに重心がかかってる場合に「Posurebot」がお知らせをしてくれる、という仕組みになっています。

まえだまえだ
まえだまえだ

確かに私の身体も左に傾いていたような。よく左足を上にして足組んでいるからかもなぁ。

また、同じ姿勢をとりつづけていると全身が凝り固まって疲れてしまいますよね。そんな時に「Posturebot」はすきま時間にできるストレッチの動画も配信します。たとえば仕事の休憩のときに、凝り固まった姿勢を矯正するためにも使うこともできるでしょう。

ちなみに「bot」の方はAmazonのAI(人工知能)音声アシスタント「Alexa」が入っているので、天気の情報を聞いたり音楽を聞いたりすることもできます。これなら姿勢バランスを保ちながらも、効率的に仕事をこなせるに違いありません!

いつもあなたの姿勢を見守っています!「SEED」

万歩計のイメージ

仕事で気を付けていても、いつの間にか丸腰になっていること、ありますよね。「うわー、自分でもわかるぐらい姿勢が悪くなっているよ」ってなった人でも安心しましょう。アスキーが開発した「SEED」では小型デバイスに搭載したAI(人工知能)が、あなたの姿勢バランスを分析し、矯正します。

デバイス自体は小型なので、ズボンやスカートの上につけてもまったく違和感がありません。そしてデバイスのスイッチを押すだけで、AI(人工知能)が立っている時・歩いているときの姿勢バランスや、歩数、エネルギーの消費量を測定してくれます。使い方も歩数計のような感覚で、簡単ですよね!

また「SEED」ではアプリと連動しています。アプリでは植物を育ていて、きれいな姿勢をとると植物がどんどん育って、早く花を咲かせることができるとのこと。
まえだまえだ
まえだまえだ

となると、自然と「花を咲かせなきゃ!」と姿勢バランスを保とうとがんばる・・・こともあるかもしれません。

スクワットの姿勢をばっちりチェックするアプリ「Kaia Personal Trainer」

スクワットのイメージ

健康づくりのために、毎日筋トレする人もいますよね。その中に膝を上下する「スクワット」をする人もいるでしょう。

まえだまえだ
まえだまえだ

私はスクワットやらないのですが、旦那がスクワットやっています。スクワットって結構きついって毎日言っていたような・・・!

そんな中、AI(人工知能)が入ったアプリ「Kaia Personal Trainer」スクワットの姿勢バランスをチェックしてくれます!ロンドンに会社があるKaia Health社が開発したこのアプリは、肩、膝、足腰などの16つのポイントの動きを追いながら、正しいスクワットの姿勢とどう違うのか、体の曲がり方や角度を含めてチェックします。同時にスクワットしながら姿勢に関してアドバイスをしてくれるので、常に姿勢に気を付けることができるに違いありません。

現在は英語版のみの配信となっています。また、もともと「kaia perfect squat challenge」でしたが、現在は「Kaia-Personal Trainer」に変更しています。

※測定している様子はこちら

Kaia Perfect Squat Challenge – Motion Tracking

「でも、スクワットやっていると今自分が何回やったか忘れちゃう・・・」という人もいますよね。大丈夫、「Kaia Perfect Squat Challenge」は自動でスクワットの回数を数えてくれます!これなら毎日ばっちりトレーニングできるはず。

今後のAI(人工知能)が姿勢バランスをチェックするのが当たり前になる

ピアノを弾くイメージ
これまで見てきたとおり、AI(人工知能)が姿勢測定に使われるようになったおかげで、アプリやゲームなど様々な形に応用されるようになりました。となると、いつか私たちもスマホやカメラで姿勢バランスをチェックする、というのが当たり前になっているかもしれません。

例えば腰が痛い、肩こりがするとなったときに姿勢測定ができるようになれば、何かしらの原因と対策がとれるようになるでしょう。

それと同時に、AI(人工知能)による姿勢バランスをチェックするシステムもありとあらゆる場面に応用されるようになるでしょう。実際にKDDI総合研究所が開発した「AIパーソナルトレーニング」は、ゴルフやヨガなどのフォームをチェックするのにも役立ちます。

そしてAI(人工知能)に使われている画像認識のシステムを応用することで、「AIパーソナルトレーニング」は「食べる」や「歩く」などの日常の動きも認識できるようになりました。そうなると「AIパーソナルトレーニング」の活用の場所はスポーツやダンス教室だけではなく、楽器のレッスンなどにも導入できるかもしれない、と考えられています。

確かに身体全体だけでなく指などの細かい関節の動きを見ることができれば、楽器がうまくなる方法が見えてきますよね。もちろん、「AIパーソナルトレーニング」はリアルタイムでのアドバイスも可能なので、効率よく練習もできるようになるでしょう。

まえだまえだ
まえだまえだ

確かにピアノだったらプロのピアニストの姿勢や指の動きを分析できるようになれば、上達のコツが見えてくるかもしれません。いつか使えるようになたら、ピアノ始めようかな。

まとめ
ということで、「AI(人工知能)が姿勢バランスをチェックするツール」について解説しました。今回取り上げた内容・ツールを振り返りましょう。

  • AI(人工知能)が姿勢バランスを測定できるようになったのは、「画像認識技術」があったため
  • 「子供の姿勢を良くしチャオ!」は、カメラで姿勢バランスを測定しながらゲームができる
  • AIスピーカー「Giiro」は姿勢バランスが崩れるとお知らせしてくれたり、ストレッチのやり方を教えてくれる
  • 「SEED」は姿勢バランスを測定してくれるデバイスで、花を育てるアプリと連動している
  • 「Kaia Perfect Trainer」はスクワットの姿勢をチェックするアプリで、スクワットしながらアドバイスもしてくれる
  • 今後は姿勢バランスをチェックするツールがもっといろんなところに応用されるだろう

今までは姿勢バランスをチェックするには、何か特別な機械を使わないといけない、あるいは整体師などの専門の人が触ったり見た目から判断するしかありませんでした。それがAI(人工知能)が導入されることによって、私たちでも簡単にチェックすることができるようになります。

まえだまえだ
まえだまえだ

遊びながら、また仕事しながらでも姿勢を気にするようになれば、肩こりとか腰痛とかも少し減らすことができるようになるかも。

そうなると、AI(人工知能)が私たちの健康作りだけでなく、日常生活全体を手助けしてくれるに違いありません。

また、今ご覧になっているAIZINE(当サイト)を運営している大阪の人工知能の会社、お多福ラボでもスマホやタブレットで姿勢バランスを測れるソフトを作っています。

身体の歪みや姿勢を簡単に測る事ができる優秀なソフトですので、興味のある方はぜひご覧ください。

Posenのイメージ

 

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