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【2020年版】様々なところで使われている顔認証システムの活用事例6選

顔認証のイメージ

今AI(人工知能)による認証システムがいろいろな場所で利用されています。認証システムでよく利用されているのが顔認証システム。この顔認証システムは自分の顔を登録しておくことで、AI(人工知能)が顔情報を認識して作動するセキュリティシステムです。

セキュリティシステムは、これまでにもいろいろな物が開発されてきましたがセキュリティは自分の資産や情報を守るためとても大事なものですよね。セキュリティが突破されてしまうなら、大きな被害を受けることになるため、顔認証システムは被害対策の1つとして期待されています。

そのため、顔認証システムはセキュリティとして高い評価を得ているので、いろいろな場面で導入されています。そこで、顔認証システムがどんな場面で活用されているのか紹介しましょう。

顔認証システムとは

顔認証のイメージ

顔認証システムはカメラで撮影した顔写真が本人であるかどうかをAI(人工知能)が認識します。AI(人工知能)が顔認証として認識するのは目や鼻など、顔の特徴となる部分や顔領域の位置、比率などを計算して顔写真が本人であるかどうか照合。

AI(人工知能)の顔認証はデープランニングなどで精度が向上されており、本人がマスクや眼鏡などをしていても本人と確認できるものも登場しています。ですから何かを身に付けていたとしても本人確認ができてしまうのです。

また、AI(人工知能)の顔認証システムにより鍵を利用する手間が省けること、両手に荷物を持っていて手が塞がっている状態でも認識してもらい、スムーズにセキュリティ解除できること、なりすまし防止などのメリットも。そのため、いろいろな場所で顔認証が利用されています。

顔認証システム活用事例その1:スマートフォンのID認証

スマートフォンのイメージ

身近なところだと顔認証はスマートフォンのID認識に利用されています。

スマートフォンを開いて操作する前にセキュリティロックをかける必要がありますよね。ですからスマートフォンのセキュリティロック解除では暗証番号を入力することや指紋認証などがありますが、顔認証による解除も行える機種もあります。

顔認証によるID確認であれば、逐一暗証番号を入力する手間が省け、指を使用せずにスマートフォンを開くことができるのでとても便利。
また、自分の顔認証のみにしていれば他の人にスマートフォンを開けられる心配もないので、セキュリティとして安心感を持つこともできますよね。

顔認識は最新のスマートフォンに搭載されている機能なので、1番身近に感じる活用例かもしれません。

顔認証システム活用事例その2:政治会議

ルーマニアの国民の館のイメージ

顔認証システムは厳重なセキュリティが必要な場所でも導入されています。

例えば、2019年5月のルーマニアで開催されたEU首脳会議の場面では、NECが顔認証システムを提供して参加者の顔画像リストと各ゲートにカメラを設置して顔認証による本人確認が行われました。そのときは、招待状記載のQRコードも組み合わせて安心と安全に考慮した二段階認識を実施。
EU首脳会議はEU加盟国が集まる重要な会議です。その会議に認証システムによるセキュリティが採用されたので、顔認証によるセキュリティの高さが理解できます。

顔認証システムはEU首脳会議だけでなく、他の政治会議への導入も検討されるようになっできており、顔認証システムが政治会議への主要セキュリティとして利用されることも近いかもしれません。

顔認証システム活用事例その3:空港による顔認証

空港のイメージ

また、空港に於いても顔認証によるセキュリティチェックが導入されるようになっています。

空港に顔認証システムを導入することで、入国管理の際にパスポートを入国審査官に提出しなくても入国が可能。もちろん日本でも顔認証システムによる入国審査が実施されています。
仕組みとしては、パスポートをスキャンして、ハーフミラー型のカメラスキャナに顔を移して顔写真を撮影。そしてパスポートの写真と撮影した写真が照合できれば、そのまま入国完了となります。

この顔認証システムにより入国管理官にスタンプを押してもらう必要はなく、スムーズにゲートを通過することが可能です。

入国者が外国人の場合は従来通り入国審査官が対応しますが、他の国でも居住国者に対しては入国審査の手間を省くため顔認証システムを利用しているところは増えています。

このように顔認証システムは出入国の際に重要な役割を果たしているのです。

顔認証システム活用事例その4:コンサートの確認

コンサートのイメージ

また、さらに身近なところではコンサートの入場で本人確認を行うときにも顔認証システムが活用されています。

チケット購入の際に自分の顔写真を提出して、写真をもとに入場時に顔認証による本人確認を行う仕組み。
コンサートの入場時に顔認証が導入されるのは転売による不正防止が目的です。コンサートのチケットはネットオークションなどで定価の何十番の値段で販売されることが多いですよね。ですから転売防止を防ぐための措置として導入されました。

従来のコンサートの入場は、スタッフが身分証と照合して本人確認を行なっていました。しかし人の目視では限界があり、またスタッフの増員など人件費や労力もかかるので、不正を見破ることにも限界がありました。

ただ、顔認証システムの導入により、チケットが不正利用されているのか簡単に確認することができるので、コンサートが始まる1時間前には全て入場を確認し終えるなど、時間を節約してセキュリティチェックすることが可能です。今後コンサートでの顔認証はさらに導入されるでしょう。

顔認証システム活用事例その5:観光地

観光のイメージ

顔認証システムは観光地のホテルでも導入されています。

例えば、和歌山の南紀白浜では顔認証システムを活用して、旅行者に快適な旅行が行える最先端のリゾート地となっています。
現地で1度、顔認証またはクレジットカード登録をすると、空港やホテル、ショッピングなどは顔認証によるキャッシュレスで会計を済ませることが可能です。

現金を持ち歩かなくていいので、手ぶらで旅行を楽しむことができとても便利ですよね。

旅行中はいろいろなショッピングや食事を楽しむ機会が多いですが、バッグの置き忘れや財布などの貴重品がなくなってしまうこともあります。旅行で楽しんでいるときに、自分の物が無くなってしまうのはとても残念な気持ちになります。しかし、顔認証による決済を済ませることができれば、置き忘れや貴重品の紛失を防ぐことができ、旅行を存分に楽しむことができるでしょう。

顔認証システム活用事例その6:ホテルのチェックイン

ホテルのイメージ

そして、ホテルにチェックインするときにも顔認証システムを利用しているところもあります。

仕組みとしては、チェックインをするときにタブレットの端末でカメラで顔を登録。その後に宿泊するホテルに顔認証システムを登録することで、顔認証のセンサーによりホテルのドアを開くことが可能です。

自分の部屋を開けるときはカードキーや鍵を利用することが普通ですが、紛失してしまうとホテルに迷惑がかかってしまい、自分も手間がかかりますよね。

顔認証システムであれば鍵の紛失や外出時に鍵を持ち運ぶ必要はないので、安心感を持てます。

顔認証システムの今後

顔認証のイメージ

このように顔認証システムはいろいろなところで利用されているシステムです。

顔認証システムを導入することで利便性が増し、打ち込む必要性やカードやバック、財布を持たなくてもいいなど持ち物を最小限に留めることができます。さらに、顔認証システムは高性能であり本人確認を確実に行うことができるのでセキュリティとしても安心感を持てるでしょう。

顔認証システムのメリットや利便性はだんだん認知してもらえているので、顔認証システムは今後いろいろな場面で普及されてくるはず。顔認証システムの今後の利用の仕方をさらに考えていくといろいろな場面で役立ちそうですよね。

 

顔認証のイメージ

顔認証システムはセキュリティ対策として、スマホだけでなく政治やコンサートホテルなど、いろいろな場面で利用されるようになってきました。

実際に顔認証システムを導入したことで、セキュリティが向上してお客様や利用者に安心感を持ってもらうことができるようになっています。

また、顔認証システムを導入したことでセキュリティにかかる時間も短縮することができ、作業が円滑に進むようになった結果もありました。このように顔認証システムは成果も収めているため、今後顔認証システムの導入はいろいろな場面で利用されることが多くなると予想できます。

今回お伝えしたように、顔認証システムの導入が増えることでセキュリティの質と作業スピードの向上を期待することができるので、今後も顔認証システムの普及率に注目していきましょう。

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