AI(人工知能)用語集

非エンジニアでも楽々理解!Pythonに対応したChainerとは

Chainer

AI(人工知能)に関する記事を読んでいると「Python」だとか「Chainer」(チェイナー)という単語を目にすることがありますよね。AI(人工知能)に詳しくなかったり、ましてやプログラミングも未経験な方なら、知らなくてそれが当然です。しかし、やっぱりわからない単語が出てくると気になってしまうのが人間です。そこで今回は、特に「Chainer」に焦点を当ててお伝えしていきます。

一言で言うと「Chainer」とは・・・

プログラミング言語Pythonを用いて、ディープラーニング(深層学習)のモデル構築を気軽に実現するために利用できる開発の土台となるプログラムです。

Chainerは、ディープラーニングのプログラム実装をサポートする便利ツール

Chainerのサービスページディープラーニング(深層学習)のモデル構築をサポートするフレームワーク(アプリケーションの開発を楽にできる骨組みや土台となるプログラム)がChainerです。国内企業のPreferred Networks(プリファードネットワークス)によって2015年6月に開発されました。

Chainerは、直感的なプログラミング言語であるPythonを利用できシンプルにコードを記述することができるため、初心者にも扱いやすいと言えるでしょう(当然Chainerを利用するためにPythonを勉強する必要があります)。ちなみにディープラーニングは機械学習の手法の一つです。

Chainerをはじめとした機械学習に関するライブラリはPythonで実装されたものが多いことから、機械学習はPythonを用いて実装することが主流となっています。

※ライブラリとは、再利用できるプログラムを集めたもので多くの場合は単体では動かずに主のプログラムの実行を補助するものです。もっと詳しく知りたい方はコチラ

また、Chainerはディープラーニングの処理には欠かせないGPUにも対応しているため、大量のデータを高速で処理することも可能です。さらに、Chainerは国内企業が作成したフレームワークなので「日本語での情報を見つけやすい」という点も初心者にはありがたいポイントです。

まとめ

つまり、「Chainer」とは、

Pythonを用いてディープラーニングのプログラムを実装するために利用できる開発の土台となるプログラムです。国内企業によって開発されたため、日本人にとって利用しやすいツールと言えます。
つっちー
つっちー

AI(人工知能)って「なにそれ美味しいの?」ってレベルだった僕が、AIエンジニアを目指してステップを踏んだり踏まれたりしている記事を書いてます。よかったら読んでみてください(実話)。

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