AI(人工知能)関連の記事には難解な単語や、わかるようでわからない単語をよく見かけますよね。AI(人工知能)を実現するための一つの技術である「機械学習」や「分類」という単語が代表的な例です。
これらの単語は文章中で当前のように使用されているけれども、用語の意味については解説していない場合が多いです。そこで今回は「分類」とは何か?についてお伝えしていきます。
機械学習とは、AI(人工知能)を実現するための一つの技術です。もっと詳しく知りたい方はコチラ↓
一言で言うと「分類」とは・・・
そもそも「教師あり学習」とは、情報とその正しい判断(答え)をセットにして、コンピュータにデータのパターンを掴ませていく機械学習です。もっと詳しく知りたい方はコチラ↓
教師あり学習(分類)を活用すれば区別や認識ができる
「一言で言うと」の説明文だけではまだわかりづらいので、具体例にして見ていきましょう。
例えば、人が犬の名前を覚えようとした時、犬の外見と犬の名前をセットで覚えていきますよね。「犬の外見」と「これは秋田犬という名前の犬だ」というようにです。
機械学習(教師あり学習)の一つ「分類」では、これと同じように例えば「犬の画像」と「正解となる犬の名前」をセットで準備してコンピュータにどんどん渡していき、「この犬の名前は秋田犬です」というようにコンピュータにパターンを認識させていきます。
その結果、名前のわからない犬の画像をコンピュータに渡してあげた時に、学習したパターンを元に犬の名前を返すようになります。これが分類です。
分類は下記のようなイメージになります。
まとめ
つまり、機械学習(教師あり学習)の一つ「分類」とは、
<参考>
・有賀 康顕, 中山 心太, 西林 孝(2018).『仕事ではじめる機械学習』株式会社オライリー・ジャパン.
・石井 大輔(2018).機械学習エンジニアになりたい人のための本 AIを天職にする
・Andreas C. Muller and Sarah Guido (2016). Introduction to Machine Learning with Python: A Guide for Data Scientists. O’Reilly Media, Inc. (アンドレアス・C・ミューラー、サラ・グイド 中田 秀基(訳)(2017). Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎 株式会社オライリー・ジャパン)
AI(人工知能)って「なにそれ美味しいの?」ってレベルだった僕が、AIエンジニアを目指してステップを踏んだり踏まれたりしている記事を書いてます。よかったら読んでみてください(実話)。
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