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海外では一般的?マイクロチップを人間に埋め込んだ事例3つ

海外では一般的?マイクロチップを人間に埋め込んだ事例3つ

マイクロチップを人間の体に埋め込む、と聞くとまだ抵抗感を持つ人は多いですよね。確かに私も体に埋め込んで使うまでマイクロチップって便利なものなのかな・・・と疑問です。実際に日本ではまだマイクロチップを埋め込んだ、という話はまだ珍しいです。

でも、海外では実は多くの場所でマイクロチップを人間の体内に埋め込む事例が出てきているのです。あるときは従業員の行動を把握するため、あるときは治療に利用するため、あるときはイベントの入場券として・・・など、さまざまな利用方法があるのです。この記事を見ると、「もしかして海外では、マイクロチップを人間の体内に埋め込むことは、結構一般的なのかも!?」と感じる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は「海外でマイクロチップを人間に埋め込んで利用した事例」をご紹介いたします。いずれ日本もこんなふうになっていくという未来を先取りできますので、ぜひ読んでみてください。

交通系ICカードとして利用!

鉄道のイメージ

もしもカバンからパスケースを取り出さずに改札を通り抜けたり、マイクロチップをピッとかざすだけで確認ができたら便利ですよね。実はスウェーデン鉄道では、世界で初めて乗客の体内に埋め込まれたマイクロチップを乗車券の代わりに利用できるシステムを導入しました。

これは日本のICカードと同じシステムで、「NFC(近距離無線通信)」を活用しています。NFC対応のマイクロチップを人間の体内に埋め込み、スウェーデン鉄道のウェブサイトで会員サービス「Prio」に登録後に乗車券を購入し、その際の会員登録の番号を連携させると、乗車時に手をかざすだけで車掌のモバイル端末で番号を読み取ってくれる仕組みです。また、乗客のスマートフォンからも専用アプリでマイクロチップに入っている乗車情報や席の番号なども見ることができます。そのため「予約した電車の時間何時だっけ?」「予約した咳どこだっけ?」というのも簡単に調べることができるのです。

今後、もし日本でも利用されるようになった場合はパスケースが不要になり、自動改札に手をかざすだけで改札が通れる光景が一般的になっているかもしれません。

サッカーの試合の入場券として利用!

サッカーのイメージ

最近ではライブのチケットがスマートフォン一つで入場できるシステムができています。でも、入場口で係員さんがチェックしているため、入場するまで時間がかかって結構待たされる・・・ってことはよくありますよね。でも、これからはスマホすらなくてもイベントに入場することができるかもしれません。マイクロチップは待ち時間なく、スムーズに入場することができるのです。

アルゼンチンのクラブリーグ「ティグレ」は、マイクロチップ型のチケットを販売すると発表しました。これはファンクラブに入るだけでは満足できないという大のサッカー好きに向けたサービスです。マイクロチップを人間の体内に埋め込むことによってスタジアムの入場ゲートが自動的に開くため、紙のチケットはもちろん、身分証でのチェックが不要となります。入り口で待たされることもなくなるでしょう。

今後サッカーの試合だけでなく、ライブやイベントの入場券がマイクロチップになるのかもしれません。これが広まっていけば、入場までに時間がかかる・・・というイライラもなくなるでしょう。

企業内で簡単に軽食が購入できるようになる!

買い物のイメージ

会社に行くときに、オフィスビルで入館証や財布を忘れるという方はいますよね。私もたまにパスケースを家に忘れることがあります。でも、マイクロチップを人間の体内に埋めてしまえば、そんな心配をする必要はありません。

アメリカの「Three Square Market」では、50人以上もの従業員の指ににマイクロチップを埋め込んでいます。これをかざすことによって、ドアロックの開錠、コンピューターへのログイン、コピーマシンの利用が可能になりました。また、同社の休憩室ではマイクロチップによる支払いも可能なシステムをつくりました。

また、マイクロチップが人間の体内に埋め込まれていることで「業務外でも位置特定されることはないだろうか?」という不安を感じる方もいるでしょう。でも大丈夫、このマイクロチップは暗号化されGPSにも対応していないので、従業員の位置が特定される、なんてこともありません。安心ですね。

今後はマイクロチップを自動販売機だけでなく飛行機や公共交通機関の利用、さらに医療情報の保存などにも役立てる方針です。いずれ財布なしで外出する、ということも可能になるかもしれませんね。

以上、「海外でマイクロチップを人間の体内に埋め込んだ活用例」をご紹介いたしました。

  • 鉄道のICカード代わり
  • サッカーの入場券
  • 企業内でのお財布代わり

など、海外ではマイクロチップの人間の体内への埋め込みが身近なところで活用されていることがわかりましたよね。これらの事例は、もしかしたら日本でも使われる可能性があるのではないでしょうか。きっと日本でも使われるようになったら、便利になること間違いありません。

そんな中、なんとうちの社長もマイクロチップをうめこんでみました!その様子はいかに・・・!?こちらもぜひご覧ください。

参照元 「体内Suica」で乗り放題! スウェーデンの鉄道が新システムを導入
体内のチップが乗車券に、スウェーデン鉄道がサービス開始
皮下に埋め込むチップ型入場券発売へ
マイクロチップを従業員の体に埋め込んで現金やカードなしでも軽食を買えるようにする企業が出現
従業員にマイクロチップを埋め込む米国企業、その意図は?
ついに入場券がマイクロチップに! 体内に埋め込むテストが豪でスタート

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