教育

AI(人工知能)エンジニアを育成する「大阪工業大学」がすごい!

ITのイメージ

画像診断装置や自動車の自動運転など、近年、AI(人工知能)が注目されています。AI(人工知能)のニュースを観るたびにワクワクして、将来自分もAIの開発に携わりたいと思っている人も多いですよね。

このAI(人工知能)の開発に携わる職業といえば、AIエンジニア。私たちがAIエンジニアになるためには、エンジニアリングを学べる大学や専門学校に通い、スキルを身に着けるのが一般的です。

しかし最近では、AI(人工知能)やエンジニアリングについて学べる大学や専門学校は増えているので、どこで学ぼうか迷っている人もいるはず。そこで今回は、将来AIエンジニアになるためのスキルを習得できる大学「大阪工業大学」を紹介します。

大阪工業大学でAIが学べる4つの学部

大阪工業大学のイメージ

大阪工業大学は大阪府にある工業専門の大学で、工学部・ロボティクス&デザイン工学部・情報科学部・知的財産学部の4つの学部があります。

そして、大阪工業大学全体がAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)の研究に力を入れているので、多くの学部学科でAI(人工知能)について学べるのです。

キャンパスは、大宮キャンパス、梅田キャンパス、枚方キャンパスの3つのキャンパスがあり、さらに京都府にある八幡工学実験場は、実験を行うための施設。どこのキャンパスに通うことになるかは、進学する学部によって変わってくるので入学する前に通学するキャンパスはきちんと確認をおすすめします。

それではその中でも特にAIエンジニアを目指せる学科をみていきましょう。

大阪工業大学

大阪工業大学工学部でAIエンジニアを目指す

設計のイメージ

大阪工業大学の工学部には、都市デザイン工学科・建築学科・機械工学科・電気電子システム工学科・電子情報システム工学科・応用化学科・環境工学科・生命工学科の8つの学科があります。

電子情報システム工学科(旧:電子情報通信工学科)は、「超スマート社会」の実現に向けて、高度なシステムを開発・創造するエンジニアの育成を目指した学科。
大きく分けてスマートハウス、自動走行・モビリティサービス、スマートグリッド・スマートインフラ、スマート医療・スマートヘルスケア、スマート防災の5つのテクノロジーが学べます。

特に自動走行・モビリティサービスではAI(人工知能)の理解が欠かせません。AIを活用して事故のない走行を目指すために、大学でAIを学んだAIエンジニアの活躍が期待されます。

また、スマート防災にもAIエンジニアが必要。ビッグデータを活用して、災害を未然に防ぐための技術構築にはAI(人工知能)の導入が重要だからです。

このように、大阪工業大学工学部電子情報システム工学科ではAIエンジニアになるための知識と技術をしっかりと学ぶことができます。

ロボティクス&デザイン工学部でAIを基礎から学べる

コンピュータのイメージ

ロボティクス&デザイン工学部は、社会とAIの進化を踏まえて2017年4月に新たに誕生した学部です。日本のものづくり産業が世界を生き抜くためには、専門知識だけでなく、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を活用していく必要があります。

ロボティクス&デザイン工学部では、AIやIoTの知識や技術も学習できる環境が整っている、ロボット工学科・システムデザイン工学科・空間デザイン工学科の3つの学科で構成されています。

この中で特に注目したいのが、システムデザイン工学科で受講できる「人工知能概論」という授業。

人工知能概論では、コミュニケーションロボットに搭載されるAI(人工知能)を創り出すために必要な機械学習の知識を広く学べます。

ニューラルネットワークやディープラーニングの知識はAIエンジニアには必須の知識。大学生が悩みがちな機械学習についても、人工知能概論で基礎から勉強できるので、初学者には大変助かりますよね。

さらに、ロボット工学科の学生チームが「第2回AIビジネス創出アイデアコンテスト」で入賞しました。このコンテストは、AI(人工知能)を活用した新しいビジネスのアイディアを募集し、その事業化を支援するというもの。

この時、ロボット工学科の学生チームは、スマホアプリと連動可能なAI自動販売機を提案しました。人物認識センサーを自動販売機に取り付け、利用者の購入履歴などを参考に、ディスプレイに表示されたアバターがおすすめ商品を教えてくれるというものです。

このように、ワクワクしながらAIエンジニアを目指して大学で研究を行えるのがロボティクス&デザイン工学部の魅力ですよね。

情報科学部でAI(人工知能)を活用した技術研究が行える

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情報科学部には、情報知能学科・情報システム学科・情報メディア学科・ネットワークデザイン学科の4つの学科があります。

情報知能学科は、IT技術や情報システムについて学べます。現在では、お掃除ロボットや医療システムなど、人に代わって知的な活動を行うシステムが増えてきましたよね。このように、社会のニーズに応えるためのシステムを創り出すITエンジニアを育成するのが情報知能学科です。

もちろん、スマート家電や自動走行車など、知的な活動を行うシステムの開発にはAI(人工知能)の活用が不可欠。ITエンジニアとしてだけではなく、AIエンジニアになるための知識や技術も情報知能学科で大学生の間に学べます。

ですから情報メディア学科では、プログラミング技術や音声認識技術などメディアの発展に必要な技術が学習可能です。

例えば、音声・音楽情報処理研究室ではAI(人工知能)を活用して対話ロボットが人間の感情を推測する技術を研究しています。

また、自然言語処理研究室ではディープラーニングを用いて試験問題を解くAI(人工知能)の研究が進んでいます。

そして、情報メディア学科生の卒業後の進路としてAI(人工知能)の開発者が一例として挙げられているのにも注目。AIエンジニアへの道も大阪工業大学に通うと夢ではないということですよね。

AIエンジニアをサポートする知識が学べる知的財産学部

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ところで、新たに生み出したテクノロジーやデザインは、企業における強みとなりますよね。しかし、発明した権利はきちんと法的に保護されなければなりません。

例えば、AIエンジニアがAI(人工知能)を活用したシステムを創り出したとします。すると、多くの企業は自社の特許として出願します。その際に活躍するのが、知的財産と工業技術を学んだ弁理士

知的財産学部では、法律や技術、経営などを幅広く学習できるので大学在学中に弁理士を目指す人も多いのも特徴です。

つまり、AIエンジニアをサポートするための知識と技術が大阪工業大学知的財産学部では学べるのです。

 

勉強のイメージ

今回は、AI(人工知能)エンジニアを育成する大阪工業大学について紹介しました。

このように、大阪工業大学には4つの学部が設置されています。

工学部ではスマート社会を実現するためのAI導入技術やビッグデータ活用方法が学べるでしょう。ロボティクス&デザイン工学部は、AIへのニーズに答えるため2017年に誕生し、AI(人工知能)について基礎からじっくり学べるのが魅力。

そして、情報科学部の研究室では対話ロボットや試験問題を解くAIなど、具体的にAI(人工知能)を導入した技術の研究ができますし、また、知的財産学部では工学の知識に加えて法律も学べるので、AIエンジニアをサポートできる弁理士を目指せます。

もし、AI(人工知能)に興味があって進路に悩んでいたら、ぜひ大阪工業大学でAI(人工知能)について学んでみるのも良いですよね。

是非、世界で活躍できるAIエンジニアを目指しましょう。

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