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【2021年版】初心者が学んでおくべきプログラミング言語おすすめ5選

【2021年版】初心者が学んでおくべきプログラミング言語おすすめ5選

自動車、テレビ、洗濯機、スマホ、パソコン、電車の改札口と私の生活の中でさまざまな物がプログラミングによって動いています。さらにテクノロジーが進み、現在ではAI(人工知能)や深層学習などの分野が急速に発達していますよね。

しかし、現在プログラミングを中心としたエンジニアの不足が指摘されており、今後さらにこの問題が続くとでしょう。エンジニアが不足する中、需要は高まる一方で「これからプログラミングを学んでみたい」「エンジニアになりたい」「など考えている方達も増加傾向です。

それに伴いプログラミングスクールやプログラミング言語の参考書籍、オンライン学習サイトなども同じように増加しており、おすすめのスクールや参考書籍などを知りたいと考えますよね。

難しいそうなイメージのあるプログラミングですが、初心者が学んでおくべきプログラミング言語は種類はさまざまで、何を学びどのように活用していくのか目的や目標をしっかり持って学習すればエンジニアとして働くことも夢ではありません。

そこで今回はおすすめのプログラミング言語をお伝えいたしましょう。

プログラミングとは

プログラミングとは

プログラミングとは、コンピューターに実行してもらいたい作業を特別な言語(ソースコード)を用いて指示すること。
指示と言っても、ただ単に私たちが会話で使う言葉で指示してもコンピューターは理解できません。コンピューターは機械語という、0と1の羅列された言語で指示を理解し指示通りの動きを実行していきます。
この機械語は見ただけで理解することは難しいのですが、より人間の言葉に近いプログラミング言語を用いることで簡単に理解することが可能です。

私たちが記述したプログラミング言語にはコンパイラという翻訳機が用いられ、コンピューターにも理解できる機械語へと変換します。しかし、記述した内容が少しでも間違っているとコンピューターは動作しなくなったりと問題が発生するため、正確な記述を求められるのもプログラミングの特長です。

プログラミング言語を学ぶべきメリット

プログラミング言語を学ぶべきメリット

現在、AI(人工知能)や深層学習(ディープラーニング)が注目されており、プログラミングは今学習する分野の中では高い人気を得ています。人気のプログラミング学習のメリットについて3つお伝えいたしましょう。

アイデアを自分の好きな形にできる

自分のアイデアやサービスをウェブ上で好きなスタイルで発信ができます。自分で考えたウェブサービスを作成したり、スマホのアプリを作ったりと自分のアイデアを形にできるのがメリット。

自分の思い描いたものが形になり、世界の人たちへ見てもらえるのことは魅力的でもありやりがいを感じるのではないでしょうか。

ロジカルシンキングが鍛えられる

わずかなミスですべてが動作しなくなったりするプログラミング業務の中で、いかに整合性を考えながら俯瞰的に業務していくかが求められます。プログラミング作業ではこのようにしておけば、次にこのような動作するなどコンピューターの動きを、あらかじめ考えながら作業を進めなければいけません。

実践を繰り返して経験を積めば、整合性と俯瞰力が次第に身につきますし、トライ&エラーを繰り返し、バグ発生などのさまざまな問題に直面することで、その問題解決する力も身につくでしょう。

縛られない働き方ができる

プログラミングはパソコン1台とネット環境があれば、場所を選ばずどこでも作業が可能ですよね。朝早くから満員の通勤電車に揺らされることもなく、自由に作業時間をアレンジできます。

副業で始めた場合でも、プログラミングの案件は見つけやすく、スキルがあれば1件の仕事をこなすだけである程度の報酬がもらえます。

このように自由な働き方ができるのがメリットです。

学んでおくべきプログラミング言語おすすめ5選

学んでおくべきプログラミング言語おすすめ5選

それではいよいよプログラミング言語のおすすめ5選をご紹介いたしましょう。

すべてを学ぶのはかなり時間がかかりますので、ご自身の用途や目標にあわせてプログラミング言語を選び、学ぶことをおすすめします。

C/C++

「C++」は昔から人気のあるコンパイル型汎用言語の「C言語」を機能拡張した言語です。

ロボット・ソフトウエア・OS系の作成に長けており、オブジェクト指向をベースにコンパクトな文法で処理速度が早いため昔から人気があります。

オブジェクト指向とは、モノを組み立てるように順序よくコンピューターに動作させること
このプログラミング言語が使えるようになれば、ソフトウエアの幅広い範囲で通用するスキルを身に付けることができます。

ちなみにGoogleなどの検索サービス、ECサイトのAmazonなので使われています。

Python

次にご紹介するおすすめのプログラミング言語は、プログラミング教育およびプログラミング初心者用によく使われている言語「Python」。文法がC++と比べ簡単で、AI(人工知能)開発に使われる人気の言語です。

アプリ開発やウェブサイトの構築、深層学習(ディープラーニング)などに使われていますが、YouTube、Google、PayPal、その他ソフトウエア開発などにも使用されているのです。

学ぶ環境も充実しており、書籍や動画など分からない部分は独学でも補えるのがメリット。言語の文法がとてもシンプルで読みやすいので初心者にはおすすめのプログラミング言語です。

JavaScript

「JavaScript」はウェブサイトやウェブサービス開発に使われる人気のプログラミング言語。ブラウザー上に表示されているサイトに動作を加えることができます。

例をあげると、ローディング時のアニメーションやクリックボタンのアニメーションなどの動作や、通販商品を購入登録で郵便番号を入力すると、勝手に住所が入力される動作などです。

検索フォームに入力したワードのキーワード候補表示(サジェストキーワード)が表示することがありますよね。あれも同じプログラミング言語が使われて動作しています。
またGoogleドキュメントやスプレッドシートなどのようなウェブ上のアプリケーションなどもJavaScriptが使われていたり、他にスマホのアプリ開発やチャットボットなどのサーバーで動くアプリケーションを作成できるなどにも使われています。

このように汎用性が高いプログラミング言語ですので学んでおくことをおすすめします。

Go

今度は「Go」をご紹介しましょう。このプログラミング言語はGoogleが開発したプログラミング言語。2009年に開発された新しい言語ですが、今注目されている言語の一つです。

ウェブサーバーの構築、アプリケーションの開発に使えるだけでなく、マルチプラットフォーム対応なので互換性などを気にせずに制作が簡単に行えます。

なんといっても文法がシンプルで、JavaやC++といった言語と同様のパフォーマンス力を持っている特徴があります。IoTのような組み込み言語を使用するのでドローンやロボットなどの高度な開発にも適しているおすすめのプログラミング言語です。

Java

最後にご紹介するおすすめのプログラミング言語は「Java」。JavaはOS(Windows・Mac・Linux)に依存せず、どんな環境でもつかえます。

コンパイラ型言語でもあり、処理速度の速さ、高いセキュリテイなどが人気の理由でしょう。

難易度の高い言語ですが、アプリやゲームなどさまざまなジャンルで使われているので習得できれば他の言語でも応用ができます。

最初に学ぶべきプログラミング言語は?

最初に学ぶべきプログラミング言語は?

ここまで5つのプログラミング言語をご紹介しましたが、それでは最初に学ぶべき言語についてお話しましょう。

目的や目標に応じて学ぶ言語は違ってきますが、1番最初に押さえておきたいプログラミング言語はPythonです。
Pythonは言語の中でもシンプルな文法であり、プログラミング初心者向け。そして参考書やオンライン学習サイトなどが充実しているので、わからなくなっても比較的自分自身で解決できるメリットがあります。
また、データ分析やウェブスクレイピングへの応用も可能で、ライブラリが充実しています。ですからさまざまなアプリケーションを使いながらPythonを学習できるのです。

ウェブアプリが作りたい人、ウェブエンジニアになりたい人、AI(人工知能)開発、データ解析をやりたい人などにPythonはおすすめ。ですが、ゲームやウェブデザインなどには不向きな言語であるため、目的により学ぶプログラミング言語を選びましょう。

プログラミング言語を学ぶ上で注意をすること

プログラミング言語を学ぶ上で注意をすること

最後に学ぶ上での注意する点についてお伝えします。

プログラミング言語を学ぶのは、初心者にとっては、ハードルの高いことです。ですから理解していくのにも時間がかかります。しかし目的・目標をしっかり持って毎日短時間でも取り組めば、知識の吸収力は格段に上がるでしょう。

プログラミング言語学習を始めたばかりの時は、モチベーションが高い時期でもありますので、その時期にできるだけ効率よく学べるよう3つの注意点があります。

完璧を求めない

プログラミング言語の文法は膨大な量があるうえに複雑。ですから完璧を求めれば求めるほど、前に進めなくなり効率が悪くなります。
初心者の方は、まず文法の特徴と使い方を理解する程度で留めておきましょう。

言語の暗記はしない

言語の暗記をしている方もいますが、暗記する時間より実践していき自然と覚える方が効率的です。書かれているコードかどのように動作するのかをイメージ出来ることがベスト。
プログラミング言語は日々進歩しているので、暗記に時間を使わず手を動かすようにしましょう。

情報のインプットばかり

参考書や学習サイトの情報をインプットすることばかりに時間を費やしていると、実践した時に起こる問題などに対処することができず、また参考書や対処法を調べることになり時間が無駄になります。
実際に自分の手を動かしてトライ&エラーを繰り返し、問題を解決しながら学ぶ方がよりスキルアップできるでしょう。

この3つの注意点をふまえて学習していけば、細かいことに悩まされず無駄な時間を使わずに済みます。ぜひ挑戦してみてください。

 

プログラミングのイメージ

今回はおすすめプログラミング言語についてお伝えしてきました。それではまずは今回の内容をおさらいしましょう。

  1. プログラミングとは…プログラミング言語を使いコンピューターに指示を与える方法です。
  2. プログラミング言語を学ぶべきメリットは3つ
    自分のアイデアを形にできる…ひらめいたアイデアを使ってウェブサービスやアプリを作ることができます。
    論理的な思考(ロジカルシンキング)が身に付く…プログラミング言語を学んでいくと、このソースコードはコンピューターがこのような動きをする。別のコードと組み合わせるとさらにこんな動きができるなど発展的な思考とともにプログラムを俯瞰する力、問題を解決する力が身に付きます。
    会社に縛られないワークスタイルが実現できる…パソコンとネット環境があれば、場所を選ばず作業ができるので、自分なりのスタイルで仕事ができます。
  3. 学んでおくべきおすすめのプログラミング言語
    C++…複雑なプログラミング言語ですが、この言語をマスターすれば他の言語をほぼ網羅可能。
    Python…シンプルな文法と読みやすさで、初心者におすすめのプログラミング言語です。
    JavaScript…他の言語と比べて、ウェブサイト内の動きのあるアニメーション、アプリ開発、ゲーム開発などさまざまなことができるのでおすすめの言語。
    Go…Googleが開発したプログラミング言語で、ウェブサーバーの構築やアプリ開発が可能です。コンパイラ言語でもあり、C++やJavaのように高速での処理およびコード翻訳時にエラーを事前にお知らせしてくれるなど初心者にはありがたい機能がついています。
    Java…安定性やセキュリテイの高さから金融機関のシステムにも使われている言語ですが、初心者には少しハードルが高い言語ですが、アプリやゲーム、家電などさまざまなジャンルで使われているので習得できれば他の言語でも応用が可能になります。
  4. 最初に学ぶべきプログラミング言語は?言語の中でもシンプル文法であるPythonがおすすめ。ウェブ検索や参考書が充実しているので、分からない部分も独学で理解できるのもPythonのメリットで、分かりやすい言語から始めるのも挫折しにくい方法の一つです。
  5.  プログラミング言語を学ぶ上で注意をすること
    完璧に仕上げようとしない…プログラムを完璧に仕上げようとすれば、時間もかかり挫折につながります。
    言語の暗記はしない…ソースコードの暗記よりコードがどの動作に関係しているかなどを学ぶ方が効率的です。
    情報ばかりインプットしない…情報ばかりでは問題解決する技術は身につきません。実践しながら必要な情報をその都度学習する方が時間を有効に使えます。

今回はおすすめのプログラミング言語として5つご紹介しましたが、一気に全部学ぶのは難しいです。ですからまずはお伝えした様に、シンプルな言語Pythonからはじめてみて慣れていくことをおすすめします。ぜひ一度プログラミングの言語に触れてみて、知識と技術の幅を広げていきましょう。

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