AIとは何か

キミはいくつ知っている?こんなにもあるぞ!AIの種類

人工知能の顔1

今日も明日もあさっても、AI(人工知能)の話題を耳にしない日はありません。気がつけば「あれもAI、これもAI」という感じで、AI(人工知能)がかなりの存在感を放っていますよね。

このように、私たち現代人は知らない間にAI(人工知能)に囲まれて暮らしているのですが、ところで、AI(人工知能)って一体いくつの種類があるか想像したことがありますか?

AI(人工知能)の身近な例をあげると

  • 話しかけたら質問に答えてくれるデバイス
  • ちょうど良い感じの温度にしてくれるエアコン
  • ゴミを見逃さないロボット掃除機

などなど、AI(人工知能)が活躍するシーンの種類は多く、今後もますます広がっていくことでしょう。

そこで今回は、「近ごろAIが幅を利かせてるみたいだけど、実際のところどうなってるの?」という疑問にお答えすべく、AI(人工知能)の種類についてまとめをお伝えします。

ピアノを弾く人工知能

最初はとても単純なヤツだった

AI(人工知能)の種類を語るためには、はじめにAI(人工知能)の歴史に触れておく必要があります。AI(人工知能)の歴史を理解することで、どのようにAI(人工知能)が生まれ、そしてこれまでどのように成長してきたのかを理解していただくことができます。

AI(人工知能)の始まりは、今から半世紀以上も前の1950年代後半と言われています。この時期に登場したコンピュータは、人間の能力を超えると期待され、人間の代わりに物事を考えたり判断することができるのではと期待されました。そしてこの時期から、人間の脳と同じ働きをするものを人工的に作る研究が始まったのです。つまり、第一次AI(人工知能)ブームの始まりです。

その結果、AI(人工知能)は、ルールとゴールが決められている状況の中である程度の判断ができるようになりました。具体的には、数学の定理を証明をしたり、チェスを指すことができるようになりました。とは言え、この時点でのAI(人工知能)の種類は限られていました。

その後、1980年代に入ると第二次AI(人工知能)ブームになり、徐々にAI(人工知能)ができることの種類が増えてきました。以前よりも性能の上がったコンピュータによって、AI(人工知能)に多くの専門家の知識を移植することができるようになりました。その結果、AI(人工知能)が専門家のように振る舞うことができるようになりました。しかし、移植された知識の範囲でしか答えることができないので、いくら多くの知識を有していても、この時期のAI(人工知能)は例外に対しては無力でした。

信号型人工知能

機械学習がAIの種類を飛躍的に増やす

そして、2000年代から始まり、今もなお続いているのが第三次AI(人工知能)ブームです。この時期の特徴は、AI(人工知能)がビッグデータと呼ばれている大量のデータを用いることができる点です。
このビッグデータを実現できた背景には、携帯電話を中心としたネットワーク技術の進歩記憶容量の増大が挙げられます。ネットワーク技術の進歩は、いつでもどの場所からも集取したデータをAI(人工知能)に送信することができるため、情報量がこれまでのブームと比較して格段と増えます。そしてクラウドや半導体技術の進歩により記憶容量が飛躍的に増大し、その大量のデータを保存することができるようになったのです。

はやさき
はやさき

IoT技術によって、どこにいてもデータをあつめることができるようになりました。

このように、AI(人工知能)が膨大なデータを瞬時に扱うことができるようになると、当然AI(人工知能)が活躍できるの種類が格段に増えることになります。

例えば、通訳をしたり、天気を予測したり、快適な温度を保つようにエアコンを操作したり、私たちの生活なのかでも多くの種類のAI(人工知能)が活躍しています。

政府がAIを明確に種類分けしている

今では、多くの種類のAI(人工知能)を見ることができますが、いったいどれだけの種類があるのか疑問に思いますよね。実は、AI(人工知能)の種類に関して、政府が正式に公開している情報があるのです。

総務省が公開している白書「ICTによるイノベーションと経済成長」です。

400ページ以上にも及ぶこの白書には、ICTを活用して少子高齢化が進む日本の環境を改善するためのイノベーションについても記載され、そのイノベーションのど真ん中あたるAI(人工知能)についても記載されております。そこで、AI(人工知能)の種類は次のように分類されています。

識別

  • 音声認識
  • 言語解析
Siriがスムーズに質問に答えてくれるための技術です
  • 画像認識
  • 動画認識
怪しい動きをする人を察知し、犯罪の防止にも活用されています

予測

  • 数値予測
  • マッチング
  • 意図予測
  • ニーズ予測
膨大なデータを扱うことのできるAIは予測に適しています

実行

  • 表現生成
  • デザイン
  • 行動最適化
  • 作業の自動化
膨大な情報から法則性を見つけ出し、その法則性を使って行動の最適化や作業の自動化につなげます

人口知能ペッパー君

今回は、AI(人工知能)の種類について解説をしてまいりました。50年前はごくごくシンプルで種類も多くありませんでした。どちらかと言うと、人間がAI(人工知能)に知識を蓄えてあげており、決まったことしかこなしてはくれませんでした。

しかし近年のAI(人工知能)は、自ら知識を集め分析し考えることができるようになりつつあり、自ら進んで動くことができるようになってきました。

このように、活躍の範囲を広げていくことが期待されているAI(人工知能)ですが、まだまだノビシロはあるはずです!これからも私たちの役に立つAI(人工知能)の種類が増えていくのが楽しみですね。

参照元 ICTによるイノベーションと経済成長

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