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人工知能が仕事を奪うのか、奪わないのか?みんなの意見をご紹介!

仕事のイメージ

今やどのような産業においても、人工知能(AI)を活用したサービスや商品、仕事での業務効率化が行われている時代になってきました。自動車産業や医療、経済など、様々な分野においてその活用方法が研究され、実用化が進んでいることは皆さんご存知のことでしょう。

そして人工知能(AI)の活躍により、身近な場所でも少しずつ生活に変化が出てきていますよね。

例えば、スーパーやその他お店でのレジを通す際に、店員さんに商品を預けることなく、専用の機械を通したり、セルフでレジを通すようになったりしているところ。

こんな具合に、人工知能(AI)の技術は少しずつ皆さんの近いところに増えてきているのです。

しかし、人工知能(AI)技術が加速していくにつれ、ある不安がささやかれるようになってきました。それは、人工知能(AI)が人間の仕事を奪ってしまうということ。

皆さんも耳にされてことはあるでしょう。

既に様々な場所で活用されている人工知能(AI)技術がこれからさらに進んでいくと、人間の多くの仕事を奪ってしまう。そんなことが本当に起こってしまうのでしょうか。すごく気になりますよね。

そこで、今回は、人工知能(AI)が人間の仕事を奪うのか、奪わないのかといったいくつかの意見をご紹介しながら、これから先人間の仕事が人工知能(AI)によってどうなっていくのかをお伝えします。

人工知能(AI)の活用によって多くの業務が効率化される

業務の効率化のイメージ

さて、人工知能(AI)が様々なところで活用されているということはわかってはいますが、実際どのくらい活用されているのでしょうか。意見をご紹介する前に先にどんな場面で人工知能が活用されているのかお話しましょう。

まずは、先ほどご紹介したレジ業務。

小売店で行われるレジ業務のほとんどは、店員さんが商品をみてレジスターで商品を選択、またはバーコードを読み取ることによって商品を選択し、お金のやりとりを行うという流れです。レジスターによってお金の計算が自動的に行われるので、店員さんがレジスターとお客さんとの間に立って、商品の会計を行ったり、年齢層や性別などの簡単な顧客情報の登録を行ったりしていました。
しかし、いくら高機能なレジスターと言えど、人間が間に立って作業を行う中で、時間の短縮や精度というものには限界があります。

ですからお客さんが多い時には列ができてしまうのは仕方がないこと。

そんなレジ業務ですが、これまでは人間が作業を行うことが必須な複雑な業務でした。

そこに一石を投じるのが人工知能(AI)を活用したレジです。

人工知能(AI)レジで活用される大きな技術は「画像認識」技術。それまで店員さんが行っていたどの商品がどの値段なのかという点を、人工知能(AI)を活用したレジであれば、一瞬で求めることができます。

バーコードを付けない状態であっても、画像認識技術によって商品を判別することが可能なため、様々な商品の会計に対応することが可能。

有名なところでは「BakeryScan」でしょう。パンを販売するお店ではこの人工知能(AI)レジを導入することにより、簡単にしかもスムーズに会計を行うことができるようになり、レジ業務の大幅な効率化を進めることができるのです。

こういったレジの仕事は既に人工知能(AI)技術導入が進んでおり、これからより一層身近な場所で利用することが多くなっていくでしょう。

続いて、ファッション分野でも人工知能(AI)が活用される例が増えています。

「服のコーディネートや、どういったファッションアイテムを組み合わせるときれいにととのったファッションになるか。」といったことを人工知能(AI)が提案してくれるアプリ。
また、カメラで利用者の顔を撮影すると、人工知能(AI)が肌の色などを認識して、どういった化粧が似合うかといったことを提案してくれるサービスなど。

人の感性といったものも、デザインとしては色の組み合わせなどの法則があり、数値化できる部分についてはこうした人工知能(AI)の活用できる領域として、その他の業界でも活用されていくようになるでしょう。

こうした具合に、既に多くの分野において、様々なことが人工知能(AI)に置き換わりつつあることがわかります。

人工知能(AI)で仕事はなくなる、なくならない。意見を紹介

意見のイメージ

それでは次にいよいよ、人工知能(AI)によって仕事がなくなって奪われてしまうのか奪われはしないのかといった、いくつかの意見を見ていきましょう。

人工知能(AI)によって仕事は奪われるという意見

まずは、人工知能(AI)によって仕事が奪われるという意見です。

ところで、現在最も多くの人が働いている仕事が「トラックの運転手」。アメリカにおいては、350万人以上がトラックの運転手として働いています。「え、そんなに!?」と驚かれる方もいらっしゃるでしょう。

そんな中、2016年の段階で既にオランダ政府は自動運転トラックの走行試験を実施し、成功しました。
また、配車サービスで注目されている「ウーバー」は、自動運転トラックの買収に大量の資金を投入。

このように、政府や大企業が自動運転技術を発展させていくことで、今後自動運転が向上し実用化が進みます。そして、大量の運転手が人工知能(AI)に仕事を奪われる可能性があるというのです。

また、トラックの運転手だけでなく、単純な作業を行う仕事に就いている場合、近い未来その人たちの仕事が奪われる可能性というものは非常に高く予想されています。

レジ業務のような少し複雑な仕事でさえ人工知能(AI)によって行うことが可能になった今、専門性の高い仕事やよほど複雑な仕事でない限りは、人工知能(AI)に奪われてしまう、、、その可能性が高いと考えられています。

人工知能(AI)によって仕事は奪われないという意見

対して、人工知能(AI)に仕事は奪われないという意見を見ていきましょう。

これまで、人工知能(AI)技術の発達によって、多くの仕事が効率化、または完全に人工知能(AI)に任せることが可能になりつつあることを見てきました。しかし、人工知能(AI)に仕事を奪われることはないといった意見もあります。

確かに、人工知能(AI)によって、これから多くの業務や作業を人工知能(AI)に任せることが可能になり、その点人間が必要なくなる場面というのは増えていくでしょう。

ただ、人工知能(AI)というのは、あくまで人間の脳内の仕組みを模したコンピュータプログラムであり、人間の使うツールとしての存在。

映画などで人工知能(AI)が人間を滅ぼすなどといった表現がありますが、実際には人工知能(AI)自身に感情などを持たせることはできていません。

表面上では人間の行動や判断を模することはできても、人間の知性や順応性、成長力などについては、人工知能(AI)は考慮することができないのです。そして、人間はAI(人工知能)に仕事を任せることによって、より新たな分野で人間にしかできない仕事を見出していくことが可能になります。

このように、人工知能(AI)は確かに多くの作業を行うことができるようになるが、人間はそれ以上に多くの仕事をこなし、知的な作業を行うことができるとも言われているのです。

 

AIを使うイメージ

今回は、人工知能(AI)によって人間の仕事が奪われるのか、奪われないのかということについてお話しました。

現在の時点で既に人工知能(AI)の技術を活用したレジや提案サービスなどが多く存在しており、今後さらに増えていくことによって身近な場所で人工知能(AI)と関わる場面がさらに増えていくことがお分かりいただけたでしょう。

そして、人工知能(AI)に仕事を奪われるのか、奪われないのか、それぞれの意見をご紹介してきました。

人工知能(AI)はこれからさらに人間の仕事を奪うという意見。また、人工知能(AI)には人間の仕事を奪うことはできず、人間はより知的な存在であるという意見。これらの意見を見ると、これから人工知能(AI)と人間の仕事について考えるよい機会になったでしょう。

人間と人工知能(AI)がよい関係を築くためにも、今後さらに、人工知能(AI)に関する情報に注目していくことが必要ですよね。

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