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犬猫だけじゃ無い!虫型AI(人工知能)ペットロボットの魅力に迫る!

ミツバチのイメージ

「猫型ペットロボットがかわいい!」「犬型ペットロボットがかわいい!」そんな声が世間では騒がれていますが「ちょっと待って!!」と思う方もいますよね。・・・つまり「哺乳類型ペットロボット派」ではなく「虫型ペットロボット派」のみなさんです!

実は僕も「虫型ペットロボット派」の人間なので、そうした人たちの声は絶対に無視できません。

確かに哺乳類はかわいいです。わかります!あのフサフサした毛並みと愛くるしい外見、あったかい体温。。。癒されますよね。僕も先日秋田犬に興味があって次の記事を書いたぐらいです。その時の記事はこちら↓

しかし、僕がこの世に生を授かって一番最初に大好きになった生き物は記憶のある限り、「」。だから哺乳類のペットロボットばかりがちやほやされるのは少し違和感がありますし、僕のように感じていらっしゃる方がいることは間違いありません。

そこで、今回はそんな同志のみなさんを代表して僕が虫型ロボットの魅力に迫ろうと思っています。

つっちー
つっちー

僕のコンテンツだけでは虫型ロボットの魅力が伝わりきらないところもあるかもしれませんので、虫型ロボット派の方はコンテンツの下の方にあるコメントにぜひコメントを書いて頂ければ幸いです。

虫型ロボットの魅力に迫る前に、虫のすごさを知らない方のために少しだけ豆知識を。

・0.000015秒で、時速0から320km/hにまで加速するスピードで顎を動かすドラキュラアリ
・時速130km/hにも達する飛翔速度を出すスズメガ

などなど言い出したら切りがありませんが、今回はそんな興味深い「マジですげええ!( ゚д゚)」パワーを秘めている虫たちを真似して作られた虫型ペットロボットについてお伝えしていきます!

僕の幼少期は虫と共に育った

つっちーの地元

つっちー
つっちー

虫型ペットロボットの魅力に迫る前に、なぜこの記事を書こうと思ったのか、もう少しだけ背景をお話しさせてください。虫型ペットロボの紹介だけを知りたい方は本章は飛ばしちゃってください。

私は岐阜県武儀郡武儀町という人口3000人の町に生まれました。そんな岐阜県の中のそんな小さな田舎町でしたから、自然が豊かで遊ぶところと言えば山と川と田んぼと草むらくらいしかありません。(こんな感じ↓)

つっちー地元

筆者の地元風景

自然豊かな土地に育ったせいか、物心ついた時からなぜか僕は虫が好きでした。おじいちゃんと一緒に虫採りに出かけては、捕まえたバッタを虫かごに入れて持ち帰ってきては飼育する。おじいちゃんが作ってくれた自家製虫かごの中で、のんびりと草を食べたり元気に飛び跳ねるバッタの様子をワクワクしながら眺めていました。

中でも忘れられない記憶を一つ。当時僕は小学校に上がる前だったと思いますが、トノサマバッタの幼虫を捕まえてきて「大きくなあれ」と早朝に餌となる草を採りに行っては新しい草と古い草を入れ替える、なんてことをしていました。(草をちぎるだけでも結構大変だった記憶があります)

努力も実ってついにやってきました、成虫へ脱皮する時が!!ただ、成虫になったバッタの様子が異様で僕はバッタの姿を見てあまりのショックに泣きました。僕の大事に育てていたバッタにはハエかハチか定かではありませんが、何者かが寄生しており、、、その先を書くのは止めておきます(ノД`)

つっちー
つっちー

例えばこんな風に虫にちなんだ思い出は多く、その名残もあってか僕は「虫型ペットロボット派」です。

次からはいよいよ虫型のペットロボットについてご紹介していきます。

虫型ロボット7選

今更ですが、、

つっちー
つっちー

今回ご紹介する虫型ロボットをペットにするかどうかの判断はあなた次第です 

いよいよ、代表的な虫型ロボットについてここから一気にお伝えしていきます!

アリを模したロボット「Antbo」ってアリ!?

Antbo: An Insect Robot Anyone Can Build

こちらは子どもでも1時間程度で組み立てられる、組み立て式昆虫型ロボットの「Antbo」!アリを意味する英単語(ant)とロボット(robot)から名前がつけられているらしいことが想像できますよね。

このAntbo、組み立てた後はすぐにスマホをコントローラーとしたり音声を使って動かすことができ、遠隔操作はもちろん子どもでもプログラミングができるように学習向けプログラム言語に対応しています。「探検モード」にすると内蔵されている各種センサーを使って物にぶつからないようにしながら自由気ままに徘徊をします。アリが家の中に出ると騒ぎになるのは田舎でよくある光景ですが、今後は一家に一機アリロボット在り!なんて時代もアリかもしれません!!

つっちー
つっちー

ちなみに、私が幼少期に住んでいた木造の家は非常に古く、羽アリの大群がたまに家の中に出て大騒ぎになっていました 汗 今では良い思い出です・・・。

虫型ロボット『Ringo』の影響はもはや無視できない!

Introducing Ringo – Palm sized Arduino Robot – As seen on Kickstarter

こちらの何やらカラフルな光を放っているのは、光センサーが3台搭載されている「Ringo」と呼ばれる虫型ロボット(虫っぽいから僕の独断で虫型にしました)です。可愛らしい動きで電灯の明かりを追いかけることや影への反応、Ringoが何かに反応した時に鳴き声や音楽を奏でるようにすることもできます。

機能を操るプログラムを作ってそれをRingoに組み込めば、Ringoに独自の動き、つまり個性を与えることができますよ(^^)

つっちー
つっちー

昔はカブトムシやクワガタを闘わせて遊ぶなんていう姿が一般的でしたが、これからは子どもたちがそれぞれ虫型ロボットをプログラミングして個性を持たせたロボ同士を競わせる、なんていう風景が日常的なっていきそうですよね。

虫型ロボットの影響を無視できない時代になってきていると言えます!

ビームを動力にして飛ぶハエ型ロボット「RoboFly」の実現が映える

The first wireless flying robotic insect takes off

何やらハエのような奇妙な形をしているこの虫型ペットロボットの名前は「RoboFly」。上の動画に鉛筆が映っていることからわかるように、非常に小さい小型のロボットです。これまで小さな飛行ロボットは作られてきたのですが、動力源の重さや充電が問題視されており、有線を余儀無くされてきていました。こうした背景があったのですが、ワシントン大学はロボットめがけて目に見えないレーザービームを放つことでそれを動力として飛行できるロボットRoboFlyを開発!す、すごい!!

現在はバッテリーを搭載していないためRoboFlyが飛行するためにレーザービームを当て続ける必要がありますが、将来的には小型のバッテリーを搭載させたり無線周波数信号を動力源に飛行させていくことが計画されています!!

無線でのエネルギー供給によるハエ型ロボットの飛行実現化は非常に輝かしく映えて見えますよね!

紙で作られたかのような外見の虫型ロボット「Kamigami」

Meet Kamigami – robots that teach through play

こちらの勢いよく走り回る折り紙風虫型ペットロボットの名前は「Kamigami」。このKamigamiは、プラスチックキットを1時間程度で組み立てて作れるようになっており、カマキリやテントウムシ、サソリなど自分お好みの虫を選べる点が嬉しいでしょう。もちろん、スマホからコントールしたり、ロボットの反応やゲーム、動きをプログラミングすることも可能です。

紙で作られたかのような外見のKamigamiは子供が楽しんで遊べることはもちろん、教育ツールとしての活用も加味している点がすごいですよね!

ハエを模して作られたロボット「DelFly Nimble」が機敏で速え!

DelFly Nimble – an agile insect-inspired robot

四つの羽をバタバタさせて空中を舞うこの虫型ペットロボットは「DelFly Nimble」という、ハエの非常に機敏な飛行方法を模して作られました。よくよく考えてみると、私たちがハエを手で叩こうとしてもそれが非常に困難なほど機敏な動きを瞬時にできるハエはすごいですよね!

このDelFly Nimbleは、定位置での空中浮揚ができ、急降下や回転、高速な直角ターンといった様々な動きが可能な優れた機動性を持ちます。このような機敏な動きはミバエというハエの速え動作に限りなく似せることで実現可能になったそうです。最高時速25kmを出すことができ、飛行可能距離は約1kmに及ぶとのこと!!今後は「ハチのように機敏なロボット」の開発に取り組む計画もあり、これからが非常に楽しみです!!

みつばちの動きを真似して作られた「RoboBee」。水中でもバッチリ

RoboBee: From Aerial to Aquatic

こちらの二つの羽を持つ小さな虫型ペットロボットは「RoboBee」と呼ばれるロボットで、みつばちの動きを模倣して作られています。指先に乗るほどの小型サイズで重量も0.1gとめちゃ軽い!しかも水面の中を泳いだり静電気を活用して天井に張り付いたりできるため、人工授粉や監視、災害救助などあらゆる分野での応用が期待されています。

これまで空中と水中を行き来するという大きな課題を抱えていましたが、新しいモデルのRoboBeeは次の動画のようにガスを燃料としてロケット発射することで水中から飛び出すことが可能になっています。

Aerial-Aquatic Microrobot

しかし、この新しいモデルのRoboBeeは飛行能力を持っていません。

水中から飛び出せて且つ飛行能力もある、そんな新たなRoboBeeの開発が今後の研究の課題となっています。

つっちー
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ミツバチの習性として、新しい女王蜂が生まれる際には旧女王蜂が働き蜂を引き連れて大群となって新しい巣を探しに移動することがあります。

僕が幼い頃、あろうことかミツバチの大群が台所に入ってきてミツバチの大群に台所を奪われるいう大変な目にあったことがあります。「ハイジャック」ならぬ「台所ジャック」汗。 皆さんもお気をつけください。

クモのような「Hexa」に驚くも歩行の安定性がすごい

世界が注目。小型ロボット スパイダー「HEXA」

上の動画に加えて次もオススメです↓

Hexa: the Fascinating Yet Unsettling Six-Legged Robot
Hexa isn’t just an extremely entertaining robot. Its maker hopes to turn it into a full-fledged robotics platform.

ク、クモみたい・・・けどちょっと違和感が。。。そうなんです、、お気付きの通りクモは足が8本あるのに対してこちらは足が6本なので少し変わった印象を受けますよね。この変わった外見を持つHexaというロボットは、いくつものセンサーが搭載されており段差や起伏のある地面も何のそので問題なく歩いていきます。もちろんスマートホンでの操作も可能で、プログラミングによって自由に踊らせたり物体を認識させたりといった能力を自由に追加していくこともできちゃいます。

クモ型ロボットに驚くも自分でプログラムして操作できるのはとっても面白そうです!

まとめ

さて、今回は様々な虫型ペットロボットについて見てきました。いろんなタイプの虫型ロボットがありましたが、皆さんそれぞれ家に置いておきたいお気に入りの虫型ペットロボットが一つは見つかりましたよね(^^)

そして最初からお気づきかもしれませんが、このような虫型ロボットはもうペットロボットの領域に止まらず人命救助や人工授粉、監視、教育ツールなどなどあらゆる領域で応用されようとしており素晴らしい可能性を秘めています。

つっちー
つっちー

僕も一つ購入して自分で動かしてみたら面白そうだなと、コンテンツを書きながらなんだかワクワクしてきました!

今後も研究が進んで更なる進化、または新たな虫型ロボットが登場してきそうでますます楽しみです!今後も私たちの暮らしを豊かにする虫型ペットロボットの進化について日々アンテナを立てていきましょう。

<参考>
子どもでもプログラミングできる組み立て式昆虫型ロボット「Antbo」
キモかわいい⁉︎AI搭載アリ型ロボット「Antbo」は迷路も突破できる!
これ飼ってプログラミングの勉強したい!と思わせる虫型「知育」ロボット
ビームをパワーにして飛ぶハエ型ロボット
太陽光とレーザーの力で羽ばたく昆虫ロボットRoboFlyは電力供給の無線化に成功
Mattel KamigamiプログラマブルロボットキットLina(てんとう虫)
マテル、実際の昆虫から発想した折り紙風昆虫ロボットをリリース
昆虫からヒントを得た羽ばたくロボットが一回の充電で1キロメートルを飛ぶ
虫の動きをマネて急旋回や急加速が可能になった高い敏捷性を誇る飛行ロボット「DelFly Nimble」
RoboBeeが水面から飛び立つ技を手に入れた
昆虫サイズなのに空を飛んだり水中を泳いだりが可能なロボット「RoboBee」
昆虫サイズのロボット「RoboBee」が画期的な機構でロケットのように水面から飛び立つことに成功
その6本脚で昆虫のように動く小型ロボットは、開発者が自由に“ハック”できる(動画あり)

つっちー
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AI(人工知能)って「なにそれ美味しいの?」ってレベルだった僕が、AIエンジニアを目指してステップを踏んだり踏まれたりしている記事を書いてます。よかったら読んでみてください(実話)。

「歩く負債」と言われた僕がゼロからAIエンジニアになる為のステップを実践してみた!
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