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ヤバい未来の人間像?シンギュラリタリアンについて徹底分析してみた。

ヤバい未来の人間像?シンギュラリタリアンについて徹底分析してみた。

最近本当に「シンギュラリティ」という言葉をよく聞くようになりましたよね。漫画のタイトルになっていたり、映画でシンギュラリティが起きた後の世界を舞台にしているのを見ると、AI(人工知能)が活躍する未来も、もうすぐなのかも・・・と感じるかもしれません。

そんな私も同世代のサラリーマンの人たち(AIにかかわっていない)の話を聞くんですが、「AI(人工知能)によって仕事奪われたりするのかなぁ・・・」「AI(人工知能)って怖いよなぁ」なんてことをちらほら聞きます。

でもそんな中で「怖がることはなかれ、シンギュラリティによってハッピーな未来が待ち受けている!」と信じている人がいるんです。それが「シンギュラリタリアン」。彼らはAI(人工知能)の発展をポジティブにとらえていて、シンギュラリティが起きたあと今よりもいい生活ができると予想しています。AI(人工知能)についてあまり知らない私たちにとっては、ある意味新しい価値観の持ち主なのかもしれません。

さて、そんなシンギュラリタリアンは一体どんな未来を予想しているのでしょうか。

まえだまえだ
まえだまえだ

ちなみに私はほかの記事であれこれシンギュラリティの話をしていますが、決してシンギュラリタリアンではありません。あしからず。

そんなわけで今回は、新しい価値観を持った人「シンギュラリタリアン」について徹底的に分析しましょう。

シンギュラリタリアンってどんな人のことを指すの?

宇宙のようなイメージ

まずはシンギュラリタリアンがどんな人なのかを紹介します。シンギュラリタリアンとは、一般的には「シンギュラリティのことを肯定的にとらえる人のこと」を指しています。詳しくはこの後詳しく紹介していきますが、つまり「シンギュラリティが来ることでハッピーな未来が来る!」と信じている人をシンギュラリタリアンと言います。

そんなシンギュラリタリアンの代表例といえば、やはり「シンギュラリティ」を唱えたレイ・カーツワイルです。ただし、彼の唱える「シンギュラリタリアン」の定義は先ほどの定義とは少しだけ異なり、以下のように定義しています。

「シンギュラリティを理解し、それがみずからの人生においてどんな意味を持つのか、懸命に考え続けてきた人」

つまり、(シンギュラリティに賛成か反対かはさておき)「シンギュラリティが来る」と考えて、それがどんな影響を及ぼすのかを考えた人のことをシンギュラリタリアンとしています。

というのも「シンギュラリティは近い」では、テクノロジーの進化が及ぶ影響は技術面だけでなく、社会的・文化的制度も変わると宣言しています。(そのうちの一つに【ベーシックインカムができる】などもありますが、その変化に関しては後ほど詳しく紹介します)そしてシンギュラリティの考え方から、道徳や倫理、生命の目的や宇宙のあり方などに関して新しい考え方が生まれる、とも話しています。

まえだまえだ
まえだまえだ

ざっくりいうと、シンギュラリティの影響は社会の形を変えるだけでなく個人の価値観を変えるレベルの影響を持っている、ということです。

実際にレイ・カーツワイルはシンギュラリティ説を唱えながらも、サプリメントを大量に飲んで消化器官を強くしようとしたり、人間の機能を拡張して不老不死への実験を自分の体で行なっています。つまり、まずは自分自身で「シンギュラリティ」がどんな意味を持つのかを試しているということです。

※レイ・カーツワイルについてはこちら

ちなみにレイ・カーツワイル自身は「シンギュラリタリアン」であることから疎外感や孤独を味わってきたとか。「ポスト・ヒューマン誕生」では、この考えを話すと、誰もが「ばかばかしい」と言ったり、「そんな考えが新しすぎる」と言って受け入れてくれない、と書いています。

まえだまえだ
まえだまえだ

確かに、私だってどんなにすごい人が「AI(人工知能)が人類より賢くなるんだよ!」「人類は不老不死になる!」って言われたら同じこと思うよなぁ。

だからこうして本を書いて自分の考えを広めたいといって書かれたのが、「ポスト・ヒューマン誕生」や「シンギュラリティは近い」などに代表されるレイ・カーツワイルの本です。そしてその影響なのか、最近の「シンギュラリティ」という言葉が徐々に使われていたり、今Twitterやブログのプロフィールでも「シンギュラリタリアン」を名乗る人が出てきているんだとか。

まえだまえだ
まえだまえだ

これはレイ・カーツワイルのシンギュラリティ説の影響がどんどん広がっているのかもしれない・・・!

という話をしていると、「え、そもそもシンギュラリティって何?」と疑問を持つ人も多いはず。では、次では「シンギュラリティとは何ぞや」についてご説明します。

シンギュラリタリアンを支えるシンギュラリティってどんな考えのこと?

自由のイメージ

さて、そもそも「シンギュラリティ」とはどんな考えのことをいうのでしょうか。シンギュラリティを簡単にいうと、「私たちが持っているようなコンピュータが人類よりも賢くなる時」ということです。シンギュラリティ関連の記事はAIZINEでも多くの記事があるので、詳しく知りたい場合はこちらを見てみましょう。

シンギュラリティがいつ起きるのかというと、今のところは2045年ごろ。でもシンギュラリタリアンの中には「プレシンギュラリティ」といって、すでにシンギュラリティがおこる予兆があるという人もいます。そこでこの記事では、シンギュラリタリアンが唱えた「プレシンギュラリティ(社会的特異点)」についてとりあげていきましょう。

2030年には「プレシンギュラリティ」が来る!

「プレシンギュラリティ」とは2018年にスーパーコンピュータの処理能力が上がって、それによってシンギュラリティの前段階の現象が起きはじめるのではないか、という予測です。しかもそのスーパーコンピュータはいずれ小規模なものになっていき、大学の研究機関や大手企業から使われ始めるようになり、さらに数年後には中小企業にも普及しているかもしれない、とも。

この「プレシンギュラリティ」を唱えた斎藤元章氏も立派なシンギュラリタリアンです。斎藤元章氏は東京大学医学部卒業後医療システムの開発を経験しつつ、スーパーコンピュータの開発をしてきました。2016年には日本シンギュラリティ財団を設立し理事となっていた経歴もありますが、自らがスーパーコンピュータの開発にかかわっていたからこそ、この進化を予言できたのかもしれません。

斎藤元章氏の「エクサスケールの衝撃」では、そんなコンピュータの進化が起きることによって実際に何が起こるのかというと、

  • 新しいエネルギーが開発され、エネルギー問題が解決される
  • 農作物の生産技術が向上し、食料問題が解決される
  • 「衣食住」に困ることがなくなる
  • お金の概念が変わる

だとか。とはいえこれだけ見ていると「なんかヤバそうだけど大丈夫?」「本当に現実に起きるのかなぁ」と疑問に感じる人もいるでしょう。ひとまず、この一つ一つのもとについて見ていきます。

新しいエネルギーが開発されたり、既存のエネルギー生産技術が向上する

斎藤元章氏はエネルギー開発の一例として「太陽光発電」をあげています。現在の太陽光発電は太陽光パネルが受けている電気エネルギーに変えることができている太陽光が10%~20%程度しかないこと課題にあげ、この技術については課題が残っているとしています。確かに、これでは効率が悪いですよね。

そこでこの技術を改善させることによって、その効率を40%にまで上げることを提案しています。その課題解決には、スーパーコンピュータの進化系である「エクサスケールコンピュータ」が活躍するのではないか、と考えているとのこと。

さらには現在の石油エネルギーに変わって、植物の光合成を人工的に行なう「人工光合成」を使って新しい燃料を発生させる、熱エネルギーを使った熱電池などの新しいエネルギーの開発も、この「エクサスケールコンピュータ」なら開発ができるのではないかと予想しています。

食料の問題が解決する!

斎藤元章氏はさらに、先ほどのようにエネルギーが効率的に生み出されるようになると、電気がほしいときにほしいだけ供給されるようになるといいます。そうなることによって、ガソリンなどの燃料がどんどん安くなっていき、電気代はタダになるんだとか。

まえだまえだ
まえだまえだ

え、信じられないわ・・・

その電気代がタダになることによって、ビニールハウスがさらに進化して、自動で生育環境を制御して栽培を行なう「植物工場」が生まれるとしています。なんでもこの植物工場ができることによって、より多くの植物を育てることができ、植物の環境による質のばらつきをなくすことで食物を安定して生み出すことができるようなるということです。

もちろん、植物工場ではコンピュータがすべて制御してくれるので、それを管理する人件費はほとんどかかりません。また、害虫が発生しない環境を作るので農薬も使われなくなり、より安全な野菜を作ることができるでしょう。

同じように、海でしか育てられない「魚」も育てられるようになると予測されています。実際に近畿大学と豊田通商が長崎県五島市に完全養殖のマグロの大量生産施設を作っており、ウナギも完全養殖に成功しています。肉についても、同じような環境を作っていくだろうと予測しています。

まえだまえだ
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でもなー、魚って冬だと脂身が乗っていておいしいし季節によって旬の野菜を楽しむ、というのも風情だと思っているので、それがオールシーズン同じような野菜が出回るって考えるとなんかちょっとさみしいような。

衣食住に困らなくなる

「食」の問題については先ほどお伝えした、「全自動の工場ができる」という点で解決しますよね。実は洋服に使われる「繊維」も、全自動の工場ができることによって自由に手に入れることができます。これによて洋服も好きなだけ生産できるので、「衣」の問題も解決するのだとか。

「住」の問題については、先ほどの全自動の工場ができることによって農耕地があまるようになり、それを住宅用にすることで解決すると予測しています。

また、今の日本では仕事を求めて大都市に集中する傾向がありましたが、これからは新しい勤務形態が広まっていくかもしれません。その代表例がリモートワークです

例えばソフトウェアの開発やクリエイティブな職業においては、今やオフィスに出向かなくても自宅で仕事をしている人が多いですよね。また、もし顔を合わせて話し合う必要が出てきた場合も、オンラインツールを使えば場所が離れていても話し合うことができます。

まえだまえだ
まえだまえだ

確かに「働く」に関しては場所を問わなくなった気がする。今私は記事を関西で書いているけど、関東にいることが多い松島編集長にリモートで共有して確認してもらっているので、「どこでも仕事ができるようになったんだなぁ」と実感しています。

唯一モノづくりの作業に関しては、実際にものを見てみないとわからないなどリモートでできない部分もあります。ただ、そのような部分はVRないしはARによってできることが増えていくのではないか、また、それらの施設は地方や過疎地にあっても十分こなせてしまうのではないか、と斎藤元章氏は予想しています。

そして建物を立てる原材料も全自動の工場によって自由に生産することができるので、家は建て放題。そうした動きの中で、都市に住むメリットがなくなるので自由に住みたいところに住めるようになる、とのことです。

お金の概念が変わる

斎藤元章氏はさらに衣食住、ないしは私たちの身の回りにある「もの」がすべて全自動の工場で生産されることによって、自由にものを交換することができるので値段がつくことがなくなる、だからお金という概念を手放してしまえばいいのではないか、と主張しています。

まえだまえだ
まえだまえだ

えっ、そんなことあるの?

お金とは、何かを得るために同じ価値がするものと交換する、という概念で成り立っています。例えばコンビニで肉まんを買うときも、「120円」分のお金と引き換えに肉まんを受け取っていますよね。

しかしこれからは、衣食住やあらゆるものがフリーになるので、そもそもお金がいらなくなるので使わなくなるとのこと。さらに仕事をしなくてもよい社会になったときは、仕事の対価としてもらう「お金」もいらなくなるということです。

そして、そんな「プレシンギュラリティ」がいつ起きるのが2030年頃ではないかと言われていますが、やはりAI(人工知能)の発展がとても早くてもしかしたら2025年頃には今ご紹介したような変化が起きるのではないかと言われています。つまりプレシンギュラリティはいつかという遠い未来ではなく、すぐそこまで来ているってことですよね。

まえだまえだ
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どうなるのか不安なような、期待できるような・・・ドキドキ。でも本当に起きるのかな。

とはいえ、この「シンギュラリティ」「プレシンギュラリティ」が来るかどうかはその時にならないとわからないでしょう。では、さらに進んだシンギュラリティではどんな未来がくるのか、を見てみましょう。

シンギュラリタリアンが考える未来とは「労働から解放される!」

余裕があるイメージ

先ほども少しだけ取り上げましたが、シンギュラリタリアンが信じる未来の一つに、シンギュラリティ後の未来は「労働から解放される」というのがあります。というのも、シンギュラリティ後もAI(人工知能)は進化をつづけるので、労働はAI(人工知能)に任せよう!と考えているから。

先ほど登場した斎藤元章氏は、全自動の工場が普及することによってまず労働時間が短くなり、人間が行わなくてはならない作業だけに集中することができる、と主張しています。そうして人間が行わなければいけない仕事の領域がだんだん狭くなり、最終的には労働がすべて全自動化・ロボット化するのだとか。

それによって余った時間は別の仕事をしたり、趣味や娯楽に走ればよいのだ、と斎藤氏は主張しています。自動化・ロボット化によって今までよりも高い水準でものを作れるようになったので、生活に余裕が出てくるようになるので将来の生活について心配しなくなったり、自由にクリエイティブな活動を行なうことができつつ、自由で理想的な社会が来るだろうと予想しています。これがシンギュラリティ後の労働開放された未来であるとのこと。

まえだまえだ
まえだまえだ

そうなったらハッピーそうではあるよね・・・。

そしてその一方、レイ・カーツワイルは私たち人間は一日VRの中にいるかもしれないと考えられています。私たち人間の脳に直接電極をつなげるようになって、ずっとゲームの世界にいることができるなんて夢みたいですよね。

あるいはシンギュラリティ後の未来は肉体を改造してサイボーグとなって、肉体労働から解放されているかもしれません。実際に肉体を改造してサイボーグになっている説を唱えているのが、神戸大学の塚本先生です。

※詳しくはこの記事をご覧ください。

働かなくても大丈夫!シンギュラリティ後にはベーシックインカムが生活を支えてくれる!

確かに働かないで大丈夫、ってなったら「シンギュラリティ、早く来い!」って考える人が出てきますよね。でも現実的な人なら、「働かなくなったら収入がなくなっちゃうじゃん!生活できなくなるなんてしんどい!」と考えるでしょう。それに対してレイ・カーツワイルをはじめとしたシンギュラリタリアンは、シンギュラリティ後の未来では「ベーシックインカム」が出てくるから心配ない、と話しています。

ベーシックインカムとは、すべての人が無条件で支給される社会保障のことです。もともとは18世紀にトマス・ペインが唱えていた考え方ですが、これが現在でとなえられるようになっているのは、シンギュラリティやAI(人工知能)によって仕事がなくなった場合の保障をベーシックインカムでカバーするという考えが広まっているためです。

※AI(人工知能)の発展によってベーシックインカムが広まる、という説はこちらでも紹介されています

つまりシンギュラリティが起きた未来ではAI(人工知能)によって仕事を失った人たちにベーシックインカムが支払われているかもしれません。そうなると、確かにリストラによって収入が減る心配もないですし、今よりも安心して暮らせますよね。

まえだまえだ
まえだまえだ

確かにお金の心配はなくなりそう。でも本当に国に財力があるのかどうか、は疑問なので実現できるのかな・・・。

と、シンギュラリティ後の未来は労働から解放されてベーシックインカムが入ってくるからハッピー!みたいに見えますよね。いやいやいや、そんな甘い話なんてあるわけない!とシンギュラリティが起きた後の未来に反対する人、そもそもシンギュラリティが来ないと考えている人もいます。そんな人の意見も次に見てきましょう。

シンギュラリタリアンに反対する人もいる

衝撃のイメージ

シンギュラリティが来ることによって、そんなにハッピーな未来は来ない!という代表例として、ここではスティーブ・ホーキンス博士のAI(人工知能)についての意見を取り上げましょう。

スティーブ・ホーキング博士とは
イギリスの宇宙物理学者で、ノーベル物理学賞受賞者。ブラックホールの内部を数式と理論で解明したり、一般向けに宇宙論の本を書いた経歴もある。その中でも最近の関心が強かったのが、「AI(人工知能)は人間よりも賢くなるのか」という点だった。

ホーキング博士が主張していることは、「AI(人工知能)が人間を超えると、恐ろしい未来が来る」ということです。つまり、先ほどのシンギュラリタリアンとは逆の予想をしているのです。実際にNHKの「クローズアップ現代」にて、ホーキンス博士は以下のような発言をしました。

「AIの潜在的な恩恵はとてつもなく大きい。病気や貧困を撲滅できるかもしれない。だがAIは危険も招くだろう」

「遠い将来、AIは自分自身の意志を持ち、私たちと対立するようになるかもしれない。超知能を持つAIの到来は、人類史上、最善の出来事になるか、または最悪の出来事になるだろう」

「AIのような強力なテクノロジーには、最初に計画を立ててうまくいく道筋を整える必要がある。そのチャンスは一度しかないかもしれないのだ。私たちの未来は、増大するテクノロジーの力と、それを利用しようとする知恵の競争だ。人間の知恵が、確実に勝つようにしようではないか。」

つまり、AI(人工知能)が発達して人間を追い越すのは人間にとって良いことにも悪いことにもなりうるのです。例えばAI(人工知能)を使えば生活が便利になったり、仕事の効率化にもつながりますが、その一方でAI(人工知能)が倫理に反することを行ったり、使い方を間違ってしまうと暴走したりする危険性も持っていますよね。

ただただ「AI(人工知能)はみんなをハッピーにする」というわけではなく、ホーキンス博士はAI(人工知能)の開発にはリスクがあるということ、そんな中でAI(人工知能)をうまく使っていくには、私たちも知恵を使って行く必要がある、人間が必ず賢くなる必要がある、と主張しています。

確かに多くの人が、AI(人工知能)に対して「使い方もわからないし、仕事とか奪われちゃうかもしれないから怖い」「暴走したらどうしよう」など不安を抱えていますよね。それだけでなく、どうやったらAI(人工知能)をうまく使いこなせるかが大切になってくるでしょう。

このように、シンギュラリティそのものが未来予測なので、見方が分かれることは自然なこと。大事なことは、「シンギュラリティが来るとハッピーになる!」「シンギュラリティが来ると恐ろしいことになる」という2つの意見があることを知っておきつつ、自分がどうやって生きていくかを考えることですよね!(あれ、もしかしてそれもシンギュラリタリアンなのか・・・)

まとめ

ということで、新しい価値観の持ち主である「シンギュラリタリアン」について徹底的に分析してみました。分析した結果、わかったことを振り返ってみましょう。

  • シンギュラリタリアン:シンギュラリティについて考え抜いて、人生にどんな影響があるかを予測した人のこと
  • シンギュラリタリアンが唱える未来:衣食住に困らない、自由で理想的な社会が来る
  • シンギュラリタリアンが唱える未来:労働から解放されて、ベーシックインカムが配給されるのでお金の心配もなくなる!
  • そんなシンギュラリタリアンに反対する人もいる

なんというか、シンギュラリティが来ることで働かなくて良いし、衣食住には困らないという幸せな未来が想像できますよね。とはいえ、シンギュラリティとはあくまで未来予測なので、当たることもあれば外れることもあります。

まえだまえだ
まえだまえだ

あとは、シンギュラリタリアンが話しているような幸せな未来が実現しても、本当に幸せなのかどうかは自分次第なような気がします!

そんな中でやはり重要になるのは、進化するAI(人工知能)とどうかかわっていくかでしょう。シンギュラリタリアンが考える未来と一緒に、自分たちの生き方も考えてみると将来に役立つに違いありません。

参考元
レイ・カーツワイル「シンギュラリティは近い」NHK出版
斎藤元章「エクサスケールの衝撃 プレ・シンギュラリティ 人工知能とスパコンによる社会的特異点が迫る」PHP研究所
亡くなったホーキング博士が、「人類の未来」について語っていたこと
ホーキング博士が遺したメッセージ:わたしはAIが「人間を超える」可能性を恐れている

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